ベートーヴェン
交響曲第6番「田園」
指揮…エルムレル
演奏…ロイヤルフィル
好み度…4(5点満点)
ゆっくりたっぷり謳う田園である。
世間で「名盤」とか取りざたされるタイプの演奏ではないのだろうけど、こういう田園があってもいいと思う。
タイム的には反復があるとはいえ第1楽章が14分を超え、終楽章も11分を超えているからかなりゆっくりといえると思う。
ただ、間延びした感覚はなく、シャープさや軽快さや活気を感じるといったタイプではないが、ロイヤルフィルの厚く明るい響きもよいほうに作用しつつ各パートが素朴に慌てず騒がず奏されていて、懐の深さのようなものを感じる田園である。
終楽章の終盤の強奏の部分では、ゆっくりしたテンポが活かされ、弦のたっぷり高らかな響きは、他の田園にはない力強い域にまで達して輝くような賛歌を奏でていて印象的である。
交響曲第6番「田園」
指揮…エルムレル
演奏…ロイヤルフィル
好み度…4(5点満点)
ゆっくりたっぷり謳う田園である。
世間で「名盤」とか取りざたされるタイプの演奏ではないのだろうけど、こういう田園があってもいいと思う。
タイム的には反復があるとはいえ第1楽章が14分を超え、終楽章も11分を超えているからかなりゆっくりといえると思う。
ただ、間延びした感覚はなく、シャープさや軽快さや活気を感じるといったタイプではないが、ロイヤルフィルの厚く明るい響きもよいほうに作用しつつ各パートが素朴に慌てず騒がず奏されていて、懐の深さのようなものを感じる田園である。
終楽章の終盤の強奏の部分では、ゆっくりしたテンポが活かされ、弦のたっぷり高らかな響きは、他の田園にはない力強い域にまで達して輝くような賛歌を奏でていて印象的である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます