RunRunTako

takoのラン日記

橘湾岸スーパーマラニック173キロ完走記その4

2013年05月07日 18時42分04秒 | 大会記

日見を出てからは、またいつか痛み止めが切れて
痛みが出てくるはずだからと、
次のロキソニン投入のタイミングを考えていました。
ほんとは6時間あけないといけないらしいですが、
最短4時間ととある医療従事者に聞いていたので、
じゃあ最短より1時間長く我慢して5時間後に飲むことにしました。

結の浜を過ぎて、飯盛峠の急坂をのぼって
飯盛峠エイド到着。
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この先のきついのぼりでとっきゅうさんが
軽快に追い抜いて行きました。
かっこいい!
わたしはすっかり痛みがぶり返していて
ひょこひょこ歩いていました。

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ぼちぼちの行進でようやく157.1キロ地点の
唐比エイド到着。12:24。
そうめんと角煮飯のおにぎりをいただきました。

このあとは、今度はいやになるほどの平坦路です。
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163.7キロ地点千々石エイド。
13:51。
30時間51分です。
ここは32時間40分の関門があります。
余裕で無事通過できました。
冷たくておいしいぜんざいをいただいて、
最後の約10キロに向かいます。

雲仙軽便鉄道跡の道を進み、
富津に出ます。
富津小学校まえの無人設定のエイドでも
ボラの方が待機してくださってました。
あと5キロ!

残り4キロのところで縞猫さんがやってきました。
萩250キロを走ったあとに80キロを元気に走ってるんですから
・・・・変態ですね。
元気づけてくれて軽快に走って行きました。

そして、残り3キロちょっとのところで
ひびきちゃんが追いついてきました。
千々石で15分差だったのをがんばって追いかけて来たらしいです。
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ゴールゲートのすぐ横でランボーさんが
おめでとう!と言ってくれました。
ランボーさんにたのんで写真をとってもらいました。
15:39。
32時間39分。
173.3キロの旅が終わりました。

ひびきちゃんは、わたしのゴールに立ち会いたいがために
必死にわたしを追いかけてくれたのだそうです。
ゴールでひびきちゃんをみつけてハグしました。
じーんとしました。
スタッフをはじめ、doiさんやいろんな人たちから
たくさんのいろんなエールをもらって
わたしはゴールにたどりつけました。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。


橘湾岸スーパーマラニック173キロ完走記その3

2013年05月07日 17時35分08秒 | 大会記

日付が変わり、川原を出てからは、
睡魔との戦いになりました。
路面に映るヘッドライトをぼ〜っと見ながら進んでると
だんだん意識が薄れて行きます。
いかん!なんかしなきゃ!
とりあえず「ねむたい」とおじさんに言います。
おじさん(doiさんといいます)も
ときどき眠くなってふらふらしています。
この区間がいちばん時間がかかりました。
1キロに14分近くかかってました。
それでも、なんとか休まず進み続け、我慢し続けました。
痛みはマックスで、次のエイドについたら
ロキソニンを飲むことにしました。

この区間では、レイトスタート(12:00)のランナーにも
どんどん抜かれだしました。
その中にogawaちゃんもいました。
しばらく並走してくれました。
眠い眠いと言ってました。

この区間は永遠に続きそうなアップダウンの連続・・・
こんなコースを造ったぎんさんに本気で
腹が立って来ました。いいかげんにしなさいよっ!

しかし、空には満天の星です。
海は、赤く光る三日月に照らされて
ぼうっと赤く染まっています。
その波間に漁船の陰が浮かんでいます。
いま、こうして、真夜中にここにいればこそ
見ることのできる幻想的な景色に感動していました。
写真は携帯ではうまく撮れないのでありません。

きつくてきつくて、そして美しくて、薄気味悪くて・・・
何とも言えない時間を越えて
やっと茂木漁港につきました。
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130キロ地点、日見エイド。
7:02。
ここからは80キロ部門も55キロ部門も一緒のコースになります。
でも、まだその2部門が来れる時間じゃありません。
この先で、みんなから抜かれるはずです。
さあ、楽しみが増えました。


橘湾岸スーパーマラニック173キロ完走記その2

2013年05月07日 16時42分27秒 | 大会記

65キロあたりの水仙の里への入口で
kogaさんが移動エイドをしてくださってました。
コーラをいただき、元気回復して、さ、権現山が待っている!

のぼってのぼって・・・・
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kimiさんがいて、アドバイスをしてくれました。
おいしいミネストローネをいただきました。
ここまらまた海岸線に向かってくだります。

海岸線を東に向かって樺島へ。
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きれいな夕焼けです。
19:19。
残り100キロを切っています。

樺島の漁港を通り、樺島灯台に向かいます。
分岐の案内を元気にまめくまちゃんがしてくれてました。
灯台へののぼりから、9時30分正規スタートのみなさんに
ぞろぞろ抜かれだしました。
抜かれたり、すれちがったりする都度に
「お疲れで〜す」と挨拶しますが、
お互いヘッドライトをしてるので、
だれがだれだかわかりません。
灯台の光が頭上を静かに回っています。
チェックをすませ、無人エイドで給水して
またくだります。
まめくまちゃんの誘導で樺島公民館エイドに向かいます。

80.7キロ地点、樺島公民館エイド。
21:04。
ここではおいしいカレーとおつけもの各種、
ミニトマトなどがありました。
カレーがおいしいけど辛くて
なかなか食べ終われませんでした。
みんなから、これくらい辛くないよ!と
言われまくってしまいましたヾ(;´Д`A
とにかくここからの夜間走は激しいアップダウンの続く
厳しい区間だから、ここでしっかり食べておかなくては!
と必死に食べるも、小食のわたしはちょびっと残してしまいました。

さあ、後半戦です。
夜の樺島漁港を出発です。
あと89.5キロです。

漁港を出て樺島大橋の少し手前で
おじさん2人組に追いつかれました。
はじめての173キロ参加でしかも女一人では
ここから先は行かせられない、と言って
一緒に行ってくれることになりました。
わたしはすでにこのときアキレス腱の痛みが
かなりきつくて、歩きが中心になりつつありました。

町を出てからは、街頭もない真っ暗闇の
延々続くのぼりを進みました。
その間におじさんのウルトラに関する装備や考え方など
いろんな話を聞かせてもらいました。

92.1キロ地点の自転車道入口エイドには
てくさんがひとりで待っていてくれました。
夜になって冷え込んで来ていたので
いろんな飲み物を湯煎であたためてくれてました。
あたたかいアクエリアスをいただきました。

98.3キロ地点の川原憩いの家センターエイドは
中間拠点エイドで荷物預けができていたので
装備の補充をしました。
もうすぐ100キロです。
ここまでがんばれたら、なんかいけそうな気がしてきました。


橘湾岸スーパーマラニック173キロ完走記その1

2013年05月07日 15時42分27秒 | 大会記

きのうは足首から先の痛みが尋常じゃなくて
う〜〜〜っと声をあげたくなるくらいで参りました。
どうも筋肉痛じゃなくて、炎症おこしてるせいみたいです。
でも、今朝からは、耐えられるくらいまでよくなってきました。
筋肉痛の方は、その痛みにかき消されてるのか、
ほとんど感じてないので、たいしたことなく済んでるみたいです。
それにしても、ほかの参加者のみなさんは、
こんな状態で、いま、お仕事されてるんでしょうね。
わたしは幸か不幸か、先日の面接にも落ちたようで
無職状態なので、家でのんびりしています。
無職で良かった(o^-^o)
と、喜んでる場合じゃないんですが・・・

そういうわけなので、完走記をさくっと書いちゃいましょう。
今回は距離が長いので、手短かになるよう心がけたいと思います。

5月3日は、鈍行列車で長崎入りし、
夕方までスタッフのお手伝いで参加賞の仕分けや
エイド用品の仕分けの作業をしました。
そして、夜はスタッフのライオンママさん、さぁみん、トミーちゃん(
2日めからは選手)と4人で
近くのお店で前夜祭をしました。
「これで、絶対完走やね!」とハッパをかけられました。

そして翌4日、7:00スタート。
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7.0キロ地点、稲佐山チェックポイント。
ご丁寧に、山頂のさらに展望台のいっちばん上に設置してくれてます。
8:00。

稲佐山をおりたら、延々のくだりです。
で、くだりきったら、だらだらと延々ののぼり。
そしてどんどんのぼりであぐりの丘をめざします。
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女神大橋にたどりつきました。
近くにいたランナーさんに撮っていただきました。
橋を渡れば、エイドです。
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hirataさんご夫婦がボラをしてくださってる
60.8キロ地点、以下宿エイド到着。
16:14。