黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

護衛艦いずもに乗船する 後編【2018/8/4】

2023-01-05 21:38:54 | 日常記
護衛艦いずもの一般公開に乗艦した時の話の続きです。
飛行甲板の艦首側まで歩いたので、今度は艦尾側に行ってみます。その時にアイランドの横を通ります。
直射日光による光線の具合の影響もあるんでしょうけど、意外と灰色が明るいですね。あとはすっきりした外形になっているのは現代の軍艦らしいところでしょう。


後ろ端にある艦橋みたいなものは飛行甲板の航空管制室でしょうね。あの中にエアボスという管制官の長がいて、飛行甲板を取り仕切るのです。


遠目にはそんなに大きくないようにも見えるし、近くで人間も入れてみると意外と大きいようにも見えるし(認識が定まらない)
アイランドは上に行くほどすぼまっていくステルスを考慮した形状ですけど、アンテナや柵はそんなことお構いなしの形状なのであんまり意味ないんじゃないかなと思います。


これは右舷にあるエレベーターです。帰りはこれで下ろしてくれると楽しいですけどね。


艦尾まで辿り着きました。暑さで溶けそうです・・・。


艦載機の1機でも無いものかと思ってましたが、ありました。対戦哨戒ヘリコプターのSH-60K (21-8403) ですな。護衛艦の航空機展示ではおなじみです。
艦載機は過酷な海上で運用されるので痛みや汚れが目立ちます。


牽引トラクターでしょうかね。
この後飛行甲板から退散しました。帰りのエレベーターは動画撮影したので省略。


飛行甲板で見た右舷エレベーターの格納庫階はこんなかんじ。今は扉が開いていますけど普段は閉じている・・・はず。


よくみえまっせ。陸自と空自も展示と自衛官の勧誘をしています。


格納庫にもSH-60Kがいました。これもいずれはF-35Bが展示されるような時代が来るんでしょうな。
これにていずもからは下船しました。海自最大でかつ空母型の護衛艦に乗船できて良い機会を得ました。


せっかくなので空自と陸自の装備品も見ましょうね。これは空自のPAC3です。トラクターは三菱ふそう・スーパーグレートです。
飛行機を運び込めない場所での装備品展示ではよく登場します。


これが発射機です。


こっちは陸自の軽装甲機動車と高機動車です。


いずものもうちょい細かいところを外から観察します。右舷エレベーターを下から覗いてます。


内火艇も船体に埋めこまれるように置かれています。


後ろから。コンテナ船にみえなくもない?


客船ターミナルビルの展望台からいずもを眺めます。豪華客船に負けない威容を持ちます。


アイランドはこんなかんじですな。


PAC3を見下ろすなんてのもあんま見ないと思います。


暑くて蒸発してしまうのでこれで退散しました。
おしまい。


 
 
 

護衛艦いずもに乗船する 前編【2018/8/4】

2023-01-03 21:30:09 | 日常記
2018年8月4日。
毎年8月に静岡市清水区で「清水みなと祭」というお祭りが開催されます。このお祭りは昔から自衛隊の広報展示が行われていて、何年かに一度は目玉となるような展示がされます。
2018(令和元)年はまさにそういう年で、海上自衛隊の新鋭護衛艦「いずも」が清水港の日の出ふ頭で一般公開されるのです。いずもの就役以来、大都市のイベントでのみ一般公開されていた艦ですがようやく地方にも出向ける余裕が出てきたのかもしれません。よくぞ清水港へ呼んでくることができたもんだと。
当時は注目の護衛艦で一般公開には混雑が予想されたことから、朝から日の出埠頭へ行って待機をしました。


春海曳船の曳船「やまと」です。


大手サークル「いずも」の待機列です。思っていたほど並んでいないな?
いや、大きいですね、これ。全高が高いのが印象的です。さすが空母です。いずもは、帝国海軍の蒼龍よりも大きくて赤城よりは小さいくらいの大きさだそうなので、帝国海軍の空母の大きさもだいたい想像できるものです。


ふふふ、しかしアメリカで見てきたクソデカ空母には及ばないのだ。実際に見てきたからな。
飛行甲板はあんなに幅があるのに艦首の喫水線ではきゅっと絞られた形状をしているので、よく浮いていられるものだと思います。


背が高いのう。


あの階段から乗艦するみたいです。地上からいきなり飛行甲板までは登らないか。


アイランドです。意外と小さいんですの。


順番が来て乗艦すると、そこは艦内格納庫でした。なんだかやや狭い感じがしました。これは艦載機をいくつ格納することができるんでしょうか。
奥には飛行甲板へ続くエレベーターがあります。


格納庫の後ろ側です。今は一般人を乗せるために扉が開いていますが、通常は格納庫は密閉されています。


一般公開では格納庫だけでなく飛行甲板も見せてくれます。飛行甲板への移動手段は、艦載機を運ぶエレベーターです。これなら大量の見物客を移動できて効率的ですし、あたかも自分がヘリコプターにでもなった気分です。その代わり居住区や艦橋などは公開されませんでした。


エレベーターの脇には小屋がありました。飛行甲板の航空管制室みたいなもの?たぶん格納庫内の管制室でしょうか?


自分がエレベーターに乗る番が来ました。これはいい気分ですねえ。


エレベーターの床は綱で上げたり下ろしたりするようですね。
以前どこか別の場所での一般公開では、このあたりにいずもの妖精さん(馬のお面を被ったすがた)がいたのをネットで見てバカウケしましたが、今日は非番だったみたいです。残念。


飛行甲板に上がりました。広いのと、人が多い!


艦載機の牽引車が止められていました。


艦首です。眺めは最高です。


日の出埠頭は対岸(三保半島側)から撮影することができないので艦全体の撮影にはやや不満が残る場所です。いわば電車を駅ホームで撮影する時に電車の止まっているホーム側からのみ撮影できて、反対側のホームから床下や台車を含めた全体の編成が撮影できなくてヤキモキする感じ。
だからというわけではないと思いますが、個人所有のモーターボートや漁船がいずもの周りを遊弋しながら見物しているのを複数目撃しました。いろいろな角度から撮影できるので羨ましいのう。


いずものプラモデルを作った時にも感じましたが、広い広い。バーベキュー大会とかしたら楽しいんじゃないですか?


駿河湾フェリーの「富士」が清水港へ到着してきました。いずもが接岸しているので、今日はいつもとは違う場所に接岸していきます。



あれは東海大学の「望星丸」ですね。学生っぽい姿が見えたので今から航海実習かな?いずもの一般公開を見たかった学生もいただろうに。
並走しているモーターボートは静岡県警の「するが」です。


帰りもエレベーターに乗って格納庫へ下がるんですが、帰りは任意のタイミングでいいみたいです。もう少し飛行甲板を歩いてみましょう。それにしても直射日光と飛行甲板の照り返しのダブルパンチでクソ暑い・・・。

というところで今日はここまで。

後編へ→


 
 
 

【2023年】年始のご挨拶

2023-01-01 22:57:06 | 日常記
明けましておめでとうございます!
本年も黒鉄重工をよろしくお願いいたします。

昨日は、コミックマーケット101へサークルの売り子として参加してきました。自分の同人誌も委託販売させてもらいました。まずまずの売れ行きでした。
コミケへ参加したのは3年ぶりとなります。やはり創作への熱量を感じられる場所です。次回の102回目ではサークル参加を目論んでいます。もし当選した際にはよろしくお願いいたします。

慢性化の収まらないブログ記事の遅延について、もう何ヶ月遅れてるとかどうでもいいくらいですが、一応毎年書いているので今年も数えてみましょうか。
カナダ編は78ヶ月遅れ(前年比+12ヶ月)、国内編は54ヶ月遅れ(前年比+11ヶ月)でした。もう一生減らないんじゃないか。

以上を鑑みての今年の目標です。

  • カナダ編は3日目(オタワ到着)まで書き上げる
  • 国内編は2018年までのことを書き上げる
  • プラモデルは20作程度製作する
  • 1/32飛行機模型を1作以上製作する
  • 1/48飛行機模型を4作以上製作する
  • 秋田、栃木、奈良、香川、大分のうち2県以上に宿泊する
  • 鳥取県、島根県、宮崎県、和歌山県、高知県のどこか1つを再訪する
  • 中小規模イベントの同人誌即売会に参加する
  • 次回参加するコミケで新刊を出す
こんな具合でいこうと思います。今年は目標を忘れないようにしておきます。
それでは本年もよろしくお願いいたします!

【2022年】今年1年を振り返る 【旅行編】

2022-12-31 18:58:00 | 日常記
2022(令和4)年も今日でおしまいです。
おかげさまで今年もいろいろな場所へ旅行へ行ってきました。いつも通り月ごとに振り返ろうと思います。


1月
電車で千葉県へ旅行に行ってきました。千葉県のJR線を全線乗車することを目的に向かいましたが、初手で久留里線が踏切事故で運休し旅程崩壊しました。
なのでその目的は早々に諦めて、いすみ鉄道、小湊鐵道、銚子電鉄のローカル私鉄を楽しむことに切り替えました。どの鉄道も久々に訪ねたので変わったところもあれば変わらぬところもあって、よく楽しむことができました。

他には、JR鶴見線乗車、山梨県の貸しレイアウト店訪問などをしてきました。





2月
2月は動きが少なく、一度蒲田や川崎の方へ行っただけでした。川崎浮世絵ギャラリーの企画展「近代日本を作った鉄道絵」を見学するためです。今年はなんといっても日本の鉄道が開業してから150周年ですので、それに関する企画展が博物館や美術館で開催されたのです。
川崎までは東名高速バスと東急線を駆使して行ったので、川崎までの行き帰りには東急電車を撮影していました。





3月
3月は島田市や川根本町の方で用事があった関係で、その前後の空き時間で大井川鐵道の撮影をしていました。この時は大井川鐵道と「ゆるキャン△」がコラボした企画を展開していて、電車には特製ヘッドマークが掲出されていました。それを中心に撮影をしていました。
他には、岐阜県の旧谷汲駅に出向いて同人誌即売会に参加しました。その様子はすでに記事化しているので御覧ください。





4月
長年乗ってみたかったJR飯田線の観光列車「飯田線秘境駅号」の切符が取れたので、それに乗って春の南信旅行へ。飯田線秘境駅号は名前通り、飯田線にあるいくつもの秘境駅を効率的に回れる列車です。ただし一駅あたりの滞在時間は短くて特急電車3両編成分の乗客が一度に駅に吐き出されるので賑やかです。本来お秘境駅の楽しみ方とは違う気もしますが、そういうものだと割り切るのが良いでしょう。でも乗っていてたのしい列車でしたよ。
翌日は当時満開を迎えていた伊那市の高遠城址公園へ。ここは桜の名所として知られていますが、本当に最高の見頃の日に訪れることができました。天候も文句なしでしたしね。ここまで見事な物は見たことがありませんでした。




5月
いつもの連れとゴールデンウィークの旅行へ行きました。行き先は北海道と南東北地方です。この2⃣つをつなげるのは鉄道開業150周年です。北海道では小樽市総合博物館のアイアン・ホース号で今年からお披露目となった新型客車への乗車、東北では開業時の最古客車を模した陸羽東線快速湯けむり号への乗車が目的だったのです。他にも枝葉でいくつかの場所を訪れましたがいずれも満足度が高かったです。



 
6月
宿泊費の補助をしてくれる県民割の適用範囲が中部地方全域へ拡大したため、近年ご無沙汰になっている新潟県への3日間の旅行を敢行。初日は新潟県立自然科学館に保存されている二軸客車を見学し、2日目はえちごトキめき鉄道の413系を満喫し、最終日はくびき野レールパークの公開日を堪能しました。
鉄道三昧となりましたが、最終日に立ち寄った高田市街地の雁木造りの町並みは興味深かったです。これの真価が発揮されるのは積雪期なので、冬季に再訪したいと強く胸に刻むのでした。
他には、横浜都市発展記念館の鉄道開業150周年関連の企画展を見に行きました。




7月
この月も県民割を使用して長野県へ旅行に行きました。上田市にあるイタリア料理が食べられる旅館への宿泊が主目的です。珍しく宿泊自体が目的の旅行でしたね。
なのでその前後では、しなの鉄道撮影とか、青木村をドライブとか、上田城を朝散歩したりとか、アルピコ交通撮影とか、各所を回っていました。




8月
ゆるキャン△を題材にした謎解きゲームが企画されまして、それに参加してきました。静岡県と山梨県を舞台にして現地に赴いて課題を解いていきます。範囲が広範な上に課題の数も多いので、1日だけで達成することは不可能、TASでも丸2⃣日と半日は掛かると思われる、行動力の必要なゲームです。しかも真夏。
自家用車持ちなのでそれで回れば何かと楽なんですが、それだとつまらないので敢えて鉄道と路線バスだけを駆使してクリアする縛りプレイを敢行しました。一応やれないことはないんですよ。結果ですが、丸3⃣日と数時間というなかなかな高効率でクリアすることができました。結果は上々と言えます。

他には、大井川鐵道井川線に新登場したトーマス軍団の一味、トビー号の撮影へ出向いていました。




9月
播磨と但馬にまたがる兵庫県中北部にある生野鉱山、明延鉱山などの鉱山施設には以前より関心がありました。昭和時代末期まで運営されていた鉱山も存在していたのです。付近にはJR播但線も走っていますが、現実的にはレンタカー借りないと回れないかな~と考えながら調べていました。ところが、鉱山施設だけを回るという私のために手配したような定期観光バス「たじまわる」の存在に気付き、急ぎ旅行を決定。その観光バスは9月までの運行だったんです。来年度も運行するか分かりませんしね。
バスツアーの内容には大いに満足するもので、しかも代金もありえんほど格安でした。定期観光バスの経路はいくつかあるみたいなので違う経路のツアーにも行ってみたいなあと思ったのです。




10月
またも県民割を駆使した旅行です。車で飛騨地方、上高地、木曽、南信を一周してきました。このところ鉄道要素だけに頼らない旅行を模索するようになっていてこれもその一環です。上高地のハイキングなんてのは新鮮でしたね。そーはいっても鉄道要素は旅行に絡めやすいので鉄道臭の全くしない旅行なんてそう実現できそうもないでやんす。
ちなみに帰り道に経路選択をミスって車の前輪タイヤをパンクさせる今年最大の自爆をやらかしました。タイヤ交換代が重くのしかかったため、以降は県外への旅行は自重することに・・・。




11月
タイヤパンクによる思わぬ出費により旅行は自重。あとこの月はプラモデルの展示会参加が重なったため身動きが取れなかったのもあります。
防災訓練で航空自衛隊のC-2輸送機が静岡空港へ飛来するとの情報を聞きつけて、見に行ってきました。旅客機よりも相当低い高度で滑走路進入してきたので撮影時は焦りました。




12月
最後の月も旅行自重月間です。1⃣ヶ月自重するだけでお出かけしたい気分が結構削がれてしまうもんですね。
伊豆急行の8000系に乗りたい欲が出てきたので、伊豆半島へ出掛けてきたくらいです。伊豆急を往復するだけなのも能がないので、伊豆急下田駅からバスに乗って爪木崎海岸へ行ってきました。今の時期は自生する水仙が花を咲かせる時期できれいな景観が生まれるのです。見ていて落ち着きますですよ。
あとは、ちょうど今日、3年ぶりになるコミックマーケットへの参加を再開しました。売り子としての参加でした。





(画像:経県値アプリ
では今年も経県値で点数化しましょう。

2022年の経県値は59点(前年比-19)でした!

・・・近年稀に見るザコ具合ですな。コロナが猛威を振るった2020年でも84点だぞ。
宿泊を伴う旅行に行った回数は悪くないですが、近隣県に集中したことが点数が伸びない原因でしょう。今年は15泊くらいしましたがそのうち山梨県に2泊、長野県に4泊しました。
あとは、昨日もちらっと書きましたけどプラモデルの購入にお金をつぎ込んだこともあって旅行へ使う方は消極的になったのはあります。特に新幹線や飛行機を使う旅行は億劫になって、費用の抑えられるマイカー旅行が増えた印象です。
自動車の運転はなんら苦と思っていないのでマイカー旅行のハードルはかなり低いのです。ただし中京圏と首都圏を越えた東西移動のマイカー旅行は抵抗があります。高速道路移動距離が長いので退屈なのと高速料金がかさむのがありますので。

とまあ、分析じみたことをしてみました。旅行の傾向がちょっと変わってきたような気もします。


去年の今時分の記事を見返してみて思い出したのですが、今年は目標を書き留めていたのでした!完全に忘れていたぞ!
目標の中身とその結果はこんな感じです。

  • カナダ編は2日目(ナイアガラフォールズ編)まで書き上げる→未達:初日までしか書けませんでした(泣)
  • 国内編は2018年までのことを書き上げる→未達:2018年7月までしか書けませんでした(泣)
  • プラモデルは20作程度製作する→達成:33作できました。
  • 鉄道模型を1作以上製作する(動不動問わない)→達成:鉄道150周年に助けられました。
  • 黄色マス(未宿泊の県)を2つ以上赤マスに塗り替える→未達:考えもしませんでした。
  • 新潟県、鳥取県、島根県、宮崎県のどこか1つを再訪する→達成:たまたま新潟県を再訪していました。
  • 中小規模イベントの同人誌即売会に参加する→達成:たにぐみナナゴーゴへサークル参加しました。
  • 次回参加するコミケで新刊を出す→未達:夏コミは申込みの末落選。冬コミは創作意欲湧かず未申込。
目標を忘れていたので達成していたやつはほぼ偶然クリアしていただけっていうアレです。だめじゃん。来年は紙に書いて壁に貼っておいたほうがいいですね。

あとは、地味に現状維持からの脱却をブログとは別に個人的な目標に据えていたんですが(これは覚えていた)、もがきはしたけど結果がついてこねーというだらしねえ結果でした。継続目標と致します。



最後に、本年も弊ブログをご愛読いただきありがとうございました。
来年も黒鉄重工をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さま良いお年を。

【2022年】今年1年を振り返る 後編【プラモデル編】

2022-12-30 19:10:08 | 日常記
19作目:1/700 日本海軍駆逐艦 陽炎(ピットロード)
ピットロードが数年前に発売した新作の陽炎型です。フライホーク社が開発に協力しているようで、同社製品のような超精密な部品が特徴です。それでいて組み立てにも配慮されています。船体の凹凸はちょっと誇張しているように思いましたが。
フルハルモデルも選択可能です。せっかくなのでそれで作りました。手を加える箇所は無いですね。今年一の良いキットだと思います。

 

20作目:1/700 日本海軍駆逐艦 文月(ヤマシタホビー)
基本的に発売されるキットはすべて購入しているヤマシタホビーのキットです。これまで特型駆逐艦はいくつも作ってきましたが、睦月型駆逐艦を初めて作りました。ヤマシタホビーは彫刻の精度と部品点数の多さと組み立ての容易さがうまくバランスされていていくつでも作れるんですよね。
陽炎と同時に作りました。陽炎は就役時ということで汚しませんでしたが、文月は戦時中ということで汚し塗装をしています。

 

21作目:1/150 鉄道院二軸古典客車4両編成(IORI工房)
今年は日本の鉄道が初めて開業してから150周年!これにちなんで、今年作る鉄道模型は開業時の時代に運用されていた二軸古典客車を作りました。
これはプラモデルじゃなくて厚紙を張り合わせて作るペーパーモデルキットです。しかし思っている印象よりも丈夫に出来上がります。普通に扱う分には何も支障ありませんぞ。
組み立てはもちろんプラモデルの作法と違う部分もありますが、何個もスケールプラモを組み立てていれば恐れるに足らず。塗装に関してはプラモデルと同じ要領でOKでした。まあ初めてだったので全部完璧とは行きませんでしたが、それはまた次回作るキットへの教訓としましょう。
なお客車だけでは自走できないので蒸気機関車も必要になりますが、それは来年へ持ち越しということで・・・。



22作目:1/144 F-15Eストライク・イーグル(コトブキヤ)
これもBRZやモルカーと同時期に作っていたキットです。ただしこれは素組だと物足りなかったので、後で色の不足している箇所への部分塗装とつや消しトップコートを掛けていっぱしに見られるように仕上げました。機体の灰色は成形色です。いわゆる簡単フィニッシュというやつです。これだけでも十分かっこいいんですな~。

 

23作目:1/72 デ・ハビランド・カナダDHC-1チップマンク カナダ空軍(AZモデル)
今年はまだカナダネタの作品を作っていなかったので、これを選択。小さい練習機です。
コクのある黄色塗装の研究ということで、下地にピンクを吹き付けてからタミヤのイエローを吹きました。下地にピンクを使うのをはじめは疑っていましたが、実際やってみると思い描いていた通りのコクのある黄色が姿を表しました。成功でした。
キットの方は、細かい部分の形状が足りないので補ってやる必要あり。”素材”の雰囲気を感じるものでした。

 

24作目:1/48 中島一式戦闘機隼一型 レオナ機(ハセガワ)
コンテンツとしては終わってしまった「荒野のコトブキ飛行隊」。私のプラモデルを作る頻度も下がってしまいましたが、根強いファンはまだ存在します。プラモデルの展示会内での企画でコトブキ飛行隊の作品合わせに参加しました。それに合わせて新作を作ることに決め、レオナ機の隼を作ったわけです。
レオナ機はつぎはぎの外板が特徴です。汚れたパネルと交換されてまだきれい目のパネルが共存しています。それを見事再現できたと思います。

 

25作目:1/72 フェアリー・ガネットAEW.3 イギリス海軍(ソード)
イギリスのエリザベス女王が崩御された時に、イギリス機を・・・と思い作りました。
世界一醜い飛行機とも言われるガネットです。実際そうだろうなあと思います。
なんだかんだほぼ毎年作っているソードのキットです。いつものように士の字にするだけで一苦労です。キットの状態だと前後の重心が著しく偏るので機首に重りを詰め込みますが、最後の完成の時に重りの量が足りないことがわかり焦りました・・・。機首を開削してそこに重りの量を増やすことで事なきを得ました。

 


26作目:1/24 フォード・ロードスター1932年式(モノグラム)
アメ車を作りたくなったのでモノグラムのフォードロードスターを作りました。パーツ構成がちょっとカスタムしたような物だったので、発売当時ではなくてレストアされたビンテージカーのような設定にしました。なのでボディの塗装もややヤンチャなメタリックバイオレットにしました。
大味なキットですがこの年代の自動車も好きなので楽しんで作れました。

 

27作目:ノンスケール 94式不知火 龍浪響中尉機仕様(コトブキヤ)
マブラヴオルタネイティヴのアニメが進行中の時に戦術機のプラモデルを作らないとはどういうことかと思い、作りました。再販されているコトブキヤの戦術機プラモデルを片っ端から買っているので、消化しないといけないしね。
形状等は改造しないでいつも通り素組です。関節の後ハメと複数ある灰色の配色の確認が面倒でした。
下手をコクこと無く完成させることができました。やっぱりかっこいいんですよ、不知火~。

 

28作目:1/72 ステルス戦闘機F-117(タミヤ)
趣向を変えてジオラマ作品です。F-117という戦闘機がありますが、それはステルスなので人間の目からは見えないんだぜ、というジョークです。
元ネタは、アリゾナ州のデイビス・モンサン基地で静態展示されているアメリカ空軍の旧型機の一群の中で、F-117だけこのように車輪とハシゴだけ置かれていたのがとても悔しかったこと。
一応、タミヤ/イタレリのF-117の車輪を使っています。ハシゴはハセガワのF-16ですね。機体関連はこれだけであとは地面の工作です。
F-117という機体とステルスという用語を知らないと一見分からないネタですが、知っている人にはウケてくれる作品となりました。一人でもバカウケすればめっけもんです。

 

29作目:1/72 ロッキードF-117Aナイトホーク アメリカ空軍(タミヤ/イタレリ)
今のF-117ジオラマの”余った部品”を使い切るために作りました。どう見てもこちらが本体です、どうもありがとうございました。
車輪はもう使ってしまったので、飛行姿勢での製作となります。幸い脚庫蓋の嵌合はばっちりだったので、組み立てには苦労しませんでした。
塗装は黒一色なんですが、それだと味気ないので下地の色を変えたりフィルタリングしたり色々試行しました。最終的に「なんだか黒一色でぬりたくっただけではないようにみえるネ」くらいの微妙な雰囲気に落ち着きました。

 

30作目:1/100 VF-1Jバルキリー ガウォーク形態(アリイ)
ツイッターでマクロスのプラモデルを作る企画を見かけ、積んであるマクロスのプラモデルを作る機会はこの企画に乗る時くらいしかないぞ!と参戦した次第。
キットはカナダ人からもらったアリイ(マイクロエース)のアニメ放映当時に開発されたキット(正確には後年発売されたリパッケージ版)です。バルキリーは三段変形することで有名ですが完全変形をプラモデルでやるには相当な技術力が必要で、大抵の場合はこのキットのように形態を固定した状態のキットが販売されます。
組み立てには接着剤を使いますが、関節にはポリキャップが使われていてきちんと動かすことができます。腕や足の合わせ目にはがっつり段差ができるので、これを現代の目でもかなうような仕上がりにしようと思うと大改修が必要になりますが、現代には他社から素晴らしいキットが出ているので、とっとと素組で済ませてしまいます。消化が目的なのでそんなに時間を掛けたくないし。
出来上がってみると、現代の解釈とは違う骨太なバルキリーが姿を現しました。特に拳は大きく力強いですよね。

 

31作目:1/72 マクドネルF-4EJ改ファントムII 航空自衛隊特別塗装機(ハセガワ)
これもツイッターでのF-4のプラモデルを作る企画に便乗して作りました。航空自衛隊のF-4EJ改が退役する際に施された特別塗装の中で一番好きな青い塗装の機体を作りました。
一年間にF-4を2機作るとは思わなんだ。

 

32作目:1/24 ニッサン・S15シルビア(アオシマ)
今年6月に公開された映画「アライブフーン」に登場する主人公メカにS15シルビアが抜擢されました。アライブフーンは陸のトップガン・マーヴェリックと評価されるほどCGを用いない実車での走行シーン撮影が魅力なわけですが、私もそれに魅せられました。そして、シルビアを作りたくなっていたわけです。
劇中のシルビアはドリ車に改造されていて、スポンサーデカールもたくさん貼られている特殊仕様です。市販のキットをそこまで改造するのは大変だと判断しました。市販キットの中からデカールがたくさん貼ってある製品を選んで、ボディをメタリックレッドに塗ってそれっぽく仕上げました。それでも再現度は低いですけど。

 

33作目:1/24 トヨタ・JZX100チェイサー(アオシマ)
これも「アライブフーン」でヒロインが操縦するマシーンとして登場したチェイサーをそれっぽく再現したものです。ボディの塗装だけは合わせてみました。
この一年でカーモデルの品質も安定してそこそこ良いものを作れるようになってきたと思います。

 


以上で、今年完成させたプラモデルは全てです。ここからは分析です。

今年の完成させた数は、33作(前年比-7)でした!
去年から約2割減でしたが、40作はおかしい数なので、やはり30作前後が私の作れる数の平均的な上限かな?

ジャンルとメーカーごとの集計です。
飛行機・・・17作(前年比-3)
自動車・・・6作(同-1)
キャラ・・・5作(同-3)
艦船・・・3作(同-1)
鉄道・・・1作(同±0)
AFV・・・1作(同+1)

アオシマ・・・6作(前年比±0)
ハセガワ・・・5作(前年比±0)
タミヤ・・・3作(前年比+2
AZモデル・・・2作(前年比+1)
コトブキヤ・・・2作(前年比+2)
以下各1作・・・コンドル、ローデン、レベル、キティホーク、ファインモールド、エアフィックス、フジミ、グッドスマイルカンパニー、バンダイ、ピットロード、ヤマシタホビー、IORI工房、ソード、モノグラムアリイ
(下線は初めて製作したメーカー)

ジャンルの構成比は前年と変わらない比率です。飛行機が約半数を占めます。自分の好みに変化はないということでしょうか。

メーカー別でもここ数年と同じ傾向を示していて、アオシマとハセガワが二強となっています。
毎年5本の指には入っていたバンダイが下位に沈んだ年でした。バンダイ製品はここ数年転売ヤーが闊歩している影響で入手するのに何かしら苦労が伴うので、食指が動かないのです。私の場合、他にも興味のあるジャンルが多いですから困らないのですな。

今年はキットの購入に予算を振り向けた向きがあり、今年増えたキットの数はここには書きたくないくらいです。これらの積みを効率的に無くしていく手段を講じていく必要があるんだろうなと思います。

というところで今日はここまでです。
明日は旅行編です。

【2022年】今年1年を振り返る 前編【プラモデル編】

2022-12-29 23:53:18 | 日常記
年末恒例の年間振り返り記事です。今日は今年完成させたプラモデルを数えていきましょう。


1作目:1/72 MiG-21UMモンゴル ポーランド空軍(コンドルモデル)
MiG-21UMは、MiG-21の複座練習機です。ウクライナのコンドルモデルというメーカーのキットです。聞いたことないメーカーでしたしネットにあるレビューを見てみると地雷の予感がしますが、値段の安さと私のツボを付くアイテムを展開しているので、去年の再販時に複数種買いました。その後時間を置かないうちにウクライナが戦争に巻き込まれるとは思わなんだ・・・。
キットは事前調査通り精密とは程遠いです。いまどきだと精密で作りやすいミグのキットが他社から出ているので、こだわりとかそういうのは捨てて素組でバーっと作りました。
塗装でも思い切ったことをしました。今年は寅年なのでトラにまつわるプラモデルを作ることにしたのです。トラに関してはティーガー戦車をはじめ元ネタに困ることはないと思います。
私が調べたところ、ポーランドのMiG-21UMに虎柄の機体が存在したようです。それを元ネタにして、オリジナルの塗装で虎柄にしました。値段の安いキットなので、こういうおふざけをしても罪悪感が薄いです。
見せに行ったり店頭で飾らせてもらうと結構良い評判を聞いたので、一安心というところです。

 


2作目:1/200 ボーイング777-300ER エアカナダ(ハセガワ/V1デカール)
旅客機ネタです。カナダから日本へ強制送還された時に乗ったエアカナダの777-300ERを作りました。旅客機の製作方法については、安定してきたなと思います。

 

3作目:1/700 日本海軍重雷装巡洋艦 大井(アオシマ)
展示会のテーマ(自分で勝手に考えて自己完結内でやっていただけです)に沿って作った作品です。締切が近い中で無心になって作ったやつだったと思います。



4作目:1/48 ビーチクラフトD17Sスタッガーウィング(ローデン)
たくさん作品が並んでいますが、上段にある青い複葉機です。
マイナー機のキットを数多く世に出すローデンのキットを初めて作りました。ウクライナにはプラモデルメーカーが林立するので、今回のウクライナ侵攻戦争においてはプラモデルビルダーにとっても人ごとではないのだ、ということを知ってほしくて作ったという経緯もあります。
東欧キットなので組み立ては一筋縄ではいかないです。良いプラモデルキットはまず風防の嵌合の良さから、ですよ!
キットで再現できる塗装は民間機数種類ですが、今回は青く塗って「機動戦士Zガンダム」で登場したベルトーチカ・イルマが操縦した機体を再現しました。なのでこれはキャラクタープラモです。Zガンダムは実在する航空機が複数出てくるの意外な作品なのです(しかもマニアック!)。

 


5作目:1/48 ハロルド(シコルスキーH-19)(レベル)
今年最大のネタ枠はこれだと思います。「きかんしゃトーマス」に登場するヘリコプター、ハロルドです。ハロルドそのもののキットは無いので、元ネタになったヘリコプター、シコルスキーH-19のフロート付きのキットを改造しました。この作品は長年温めていた考えでしたが、肝心のキットが出回っていないのでずっと探していました。見つけた時は嬉しかったですねえ。
これも展示会で飾りましたけど、子供を中心に割と受けてくれたのでよかったです。トーマスはつよいですね。

 


6作目:1/72 重装輪回収車 陸上自衛隊(アオシマ)
たまにはAFVものでも、作るのが楽そうなやつ・・・と選んだのがこれ。題材としては地味じゃない?
組み立てはらくでしたよ。塗装もボディは1色なので楽なものでした。アウトリガーは塗膜の厚み分差し替え変形できなくなってしまいましたが・・・。

 

7作目:1/72 スーパーマリン・スピットファイアMk IX ザ・ロンゲストフライト(AZモデル)
ツイッター上のプラモ製作企画に参加した時の作品です。スピットファイアを作る企画だったかな?私は動態保存されているシルバースピットファイアで参加しました。このスピットファイアは2019年に世界一周飛行をした機体がモデルです。日本にも立ち寄りました。
その機体を再現できるデカールが入ったキットがAZモデルから発売されたので手に入れて作った次第。ですが成形品は現役当時の戦闘機としての物の流用なので、細かい点が実機と異なります。そこを修正しながらの製作でした。
また、銀ピカの外板がウリの機体なので、アルミテープを使った金属表現に挑戦しました。しわが寄ったり痕が付いたりしましたが、実機の外版も案外べこべこなのでこんなもんだと思います。

 

8作目:1/24 ニッサン・ケンメリスカイラインGT-X(アオシマ)
ハセガワからケンメリGT-Rの新作キットが発売されると聞いて、時期にGT-Xもキット化されると予想し、積んであるアオシマのケンメリGT-Xを先に作ってしまおうという消極的動機で作りました。
寸法が実写と違うらしいですが、そういうことは考えないでいつも通り素組です。キットは何十年も前に作られた金型の成形品ですが、これはフロントグリルとリアガーニッシュとホイールは2010年代に作られた新規パーツです。自動車の顔とも言えるグリル周りが現代基準に更新されるだけでも全体が引き締まります。これは意外な印象でした。

 


9作目:1/72 ノースロップF-20タイガーシャーク 台湾空軍(ハセガワ/ワンド)
なにかのキットとの抱合せで買ってきたF-20。完成度は高かったものの採用国が一つも現れず試作機止まりで終わった悲運の戦闘機です。
台湾への売り込みが活発だったということで、もし台湾空軍がF-20を採用したら?という想定でサードパーティ製のF-16用デカールを使って架空の台湾空軍仕様F-20を作りました。
飛行状態で展示することも決めていました。ジェット戦闘機だと胴体に台座の腕を差す場所がなかったので、エンジン排気口にぶっさしました。

 

10作目:1/48 スホーイSu-22M3 ウクライナ空軍(キティホーク)
ロシアからの侵攻を受けるウクライナへのメッセージを込めて作った作品です。現用機だと生々しいと思ったので、すでに退役した機体から選びました(これは退役しているよねえ?)。
キティホークという中国のメーカーのキットを初めて作りました。成形品単体の形状や彫刻は一見素晴らしいように見えますが、組み立てる時の精度は悪くて難しいです。中国キットはだいたいどこも同じような印象を持ちます。
組み立てが進んでいくにつれて「意外と大きいんだな!」と思ったり割と複雑な迷彩塗装、あとは可変後退翼の構造もあり、作りごたえのあるキットでした。

 

11作目:1/72 三菱・零式艦上戦闘機二一型 日本海軍(ハセガワ/Hモデル)
これもツイッター上の零戦製作企画に参加した時の作品です。Hモデルの零戦のデカールセットを持っていたので、その中からツイッター映えしそうな塗装の零戦を選びました。
明灰白色の塗装の上にチェック模様の濃緑色が塗られているものです。これって迷彩塗装のつもりだったんでしょうか?
キットはハセガワ製を選びました。素直な部品と組み立てで、量産性が高い良いキットだと思いました。

 

12作目:1/72 マクドネルF-4EファントムII アメリカ空軍(ファインモールド)
ファインモールドのキットを作ると決めたので、在庫の中からF-4Eを選択。最近のキットだけあって精度が良く、また組み立てにもストレスが少ないことからこれも量産性の高い良キットだと感じました。
塗装はSEA迷彩で、ベトナムの直射日光にやられてやや退色したような状態を目指しました。
F-4は武装の装備の仕方がいくつもあるので迷ってしまいますが、今回の作品はベトナム戦争に従事した機体ということで爆弾マシマシ装備にしました。

 

13作目:1/72 ノースアメリカンF-100Dスーパーセイバー アメリカ空軍(タミヤ)
センチュリーシリーズの機体を全種類作る!という個人企画を今年から始めました。番号の若い順から順番に作るので、1番目はもちろんハンです。
機体は銀色ですがシルバーラッカー塗装という体です。一方エンジン部は無塗装で金属焼けを起こした状態を再現してメリハリを付けています。エンジン部に関しては、名人の方に技法を聞かれるほどの完成度だったみたいで、自信を持っていいのかもしれないです。

 

14作目:1/72 ノースアメリカンP-51Kマスタング マーヴェリック機(エアフィックス)
今年一番の映画といって過言ではない「トップガン・マーヴェリック」に登場したP-51Kを作りました。キットはエアフィックスから発売された公式の品物です。
エアフィックスの公式キットは、成形品が大昔のものだったりデカールが劇中と異なっていたり(これは版元監修が入った結果かもしれないです)、一番ひどいのは機種が全く違う成形品が入っていたり(劇中の機体はスーパーホーネットなのにキットにはレガシーホーネットが入っているのだ)、地雷が多いです。ただしこのP-51だけはキットは最新物、デカールも正確とあって、買って作るに値するものです。これを買うのです。
苦労したのは、複座への改造です。コックピット部分の邪魔になる部分を除去して、もうひとつの座席はサードパーティ製のレジンパーツを入手して宛てがいました。後部座席は狭いところに押し込むように置いたので風防を閉めた状態だとほとんど見えないのは失敗でした。とほほ。

 

15作目:1/24 スバル・BRZ(アオシマ)
16作目:1/12 ホンダ・スーパーカブ(フジミ)
17作目:モルカー・ポテト(グッドスマイルカンパニー)
18作目:カービィ(バンダイ)(画像無し)
一挙に4作品です。半月ほど自宅を離れる期間がありましたが、離れた先が暇な場所だったので暇つぶし用にプラモデルを持ち込んで作っていたのです。
キットと最低限の工具しか持ち込めないので、塗装作業の不要なキットを集中的に消化しました。アオシマのBRZは、塗装済みのプリペイントモデルです。

 
 
 
 

さて、全部を1記事に書こうとしたら文字数制限を超えてしまったで今日は一度ここで切らせてもらいます。
続きはまた明日。

「たにぐみナナゴーゴ」お疲れさまでした

2022-03-30 22:02:18 | 日常記
2022年3月20日に開催された交通系の同人誌即売会「たにぐみナナゴーゴ」にサークル参加してきました。主催者、サークル参加者、来場者の皆様、当日はありがとうございました!
鉄道の廃駅を会場にした変わった即売会で、楽しんで参加することができました。



当日の動きを簡単に書いていこうと思います。
朝6時に同行してくれた蒼風さんと合流して静岡を出発、自動車で岐阜県揖斐郡方面へ向かいました。移動は順調で、9時過ぎには揖斐郡大野町へ到着しました。早めに着いたので、大野町内にある「黒野駅レールパーク」というところへ寄り道しました。


ここは、2005(平成17)年に廃線になった旧名鉄揖斐線黒野駅の跡地を活用して2013(平成25)年に公園として整備されたものです。駅舎、プラットホーム、線路1線が残されていて、駅舎は喫茶店などに活用されています。
黒野駅には駅の他に車庫の設備も備えていたため敷地面積が広く、遊具、公衆トイレ、駐車場を持つ設備の充実した公園になっています。


島式ホームが残っていますが、線路は片側の2番線だけ残っています。線路は当時物だと思いますが、枕木は取り替えられていると見られます。


線路とホームという地上設備が残されているものの、意外なことに車両がありません。一応、小さいモ510形があります。
旧美濃駅に保存されているモ512号を2015(平成17)年に1年間借りて公園に置いていましたが、最終的に返却して現在に至ります。車両保存する舞台としては優れていると思うのでもったいないという気はします。


ホームの周りには柵が囲んであって、中に立ち入ることはできませんでした。もったいないと見るか設備の保全的には良いと見るか。


旧駅舎が現存しています。改装工事が入っていると思いますが、それにしてもきれいな建物で、本当は建て替えたんじゃないかと疑いました。なのでいつ建築された建物なのか調べずじまいでした。これは宿題です。


駅前はいい感じの街道です。途中で少し折れ曲がっているところが古くから残る道らしくて好きです。
旧駅舎の1階は喫茶店「レールパークカフェくろの」が入っています。1日中モーニングを出しているらしく、よそ者からすれば???となります。ここらへんの喫茶店では普通らしいですけど。



駅舎の間取りは現役時代のままじゃないかと思います。出札窓口が残っていて、当時の時刻表や運賃表もあります。雰囲気は伝わってきますね。出札口の内側、つまり事務室だった部屋が喫茶店になっています。
建物の2階にはNゲージのジオラマが複数展示してあります。


再びホーム。立ち入り制限されているおかげか、ホームの保存状態は良好なんじゃないかと素人目には思えます。


こういう乗客案内用?の行灯もあります。こういう小物が残っていると嬉しいですね。


なぜかトヨタ・クイックデリバリーを改造したクレープ屋がありました。クレープの移動販売でもする機会があるのかしら。


公園の敷地は鉄道用地を転用したこともあって細長いです。駅の旧本揖斐/旧谷汲方面は面影を感じる遊歩道が整備されています。


旧黒野駅は揖斐線本揖斐方面と谷汲線谷汲方面の分岐点でした。駅を出るとすぐ分岐点に差し掛かって線路が分かれます。遊歩道でもそれは歩道が2本に分かれる形であからさまに残されています。
左側の歩道が旧揖斐線、右側のが旧谷汲線の廃線跡です。


旧揖斐線の遊歩道は川を渡る手前ですぐに途切れます。途切れた先にあるのが旧三水川橋梁です。廃線後もそのまま残されています。撤去する理由もないでしょうしね・・・。


塗装記録表が廃線後の2008(平成20)年になっています。廃線後に何かしら活用するつもりだったのでしょうか?遊歩道に転用するつもりだった?


隣の道路橋から。電車の撮影にはいいところだったかも。


一方こちらは旧谷汲線の廃線跡。いかにもな曲線を描く遊歩道です。それにしたって曲線が急だなと思いました。線路を跨いでいた高架道路は国道303号線です。
旧谷汲線の遊歩道はこのさきも続いていますが、後で航空写真で調べてみると一駅隣りの黒野北口駅の手前で途切れていました。妙に中途半端なので、予算が付かずに力尽きたかと推測します。


あまり深追いすることもないので、黒野駅レールパークに戻ります。


戻ると9:30を回っていました。喫茶店が開く時刻を過ぎたので、入って例のモーニングを頼みます。ドリンクに150円課金すると注文できます。私はホットコーヒー350円にしたので、合わせて500円。
たぶんドリンクにトーストとゆで卵が付いてくるくらいだと思って待っていたら、トーストは入っているのは当然として、ゆで卵じゃなくて卵焼きだし(しかも2切れもある!)、サラダ、焼きそば、ゼリーも付いてくる立派な朝定食でした。ドリンク込みのこの内容で500円は安い!中京地区の喫茶店文化はすごいな。

廃線跡を転用したありがちな公園・・・と思って寄ってみたんですが、予想に反するものでした。確かに鉄道公園と決め込んで来るとしょぼいかもしれないです。でも公園としては充実してキレイな施設ですし、地域のコミュニティが形成されているのも好印象でした。地元民で活用されているのは良いことです。
例えば余所者がここに鉄道車両を持ってきて保存しようなんて思ったら、そのハードルは高いかも知れません。変にボロい電車をきれいな公園に持ってこれないでしょうし、地元コミュニティとの関係醸成もうまくやらないといけないでしょうし。
意外にも得ることの多い公園でした。


公園の隣りに郷社八幡神社がありますんで、ついでに参拝していきました。


狛犬1号。




狛犬2号。


10:30過ぎに「たにぐみナナゴーゴ」会場である旧谷汲駅に現着。すぐにスペース設営を始めて11時の開幕が過ぎたあたりで設営完了。間に合ってないじゃん。
会場の立地上、屋外でやったわけですが、気温は暖かかったものの時折吹いてくる風が冷たかったです。伊吹山から吹いてくる伊吹おろしがここまでくるんですね。これが地味に辛かった・・・。


昼ごはんは運営が手配してくれた飛騨牛すきやき弁当です!飛騨牛の味わい深い旨味と甘辛いタレでご飯がすすむ!


旧谷汲駅っていうそもそも公共交通機関では行きづらい場所を会場にしている時点で一般来場者の人数には正直期待していなかったのですが、新刊、既刊ともにそれなりに頒布することはできました。
見本誌だけ残っていた「みすちーあーきてくちゃー」と「VIA鉄道のステンレス客車」は今回で完売しました。ありがとうございました。ZBS先生のみすちー本次回作にご期待ください。知らんけど。


車両の方は去年散々撮影したんで(ブログ未掲載)この日はあんまり興味なかったです。それよりも風が寒いが勝った。
あっという間に閉幕の15時になりました。同人誌即売会のリハビリのつもりで来たのもありますが、屋内の展示場即売会を飛び出してこういう田舎の屋外会場で即売会するのも楽しいね。伊吹おろしが吹かなければより良かったがこれはどうしようもないね・・・。

今度は同年5月(すぐだな)に旧美濃駅で似たような即売会をやるみたいなんで、興味ある人はご検討をば。ツイート貼っておきますね。あっしは参加しないと思います。




撤収後、伊吹おろしで冷やされた体を温め直すために日帰り温泉へ直行。旧谷汲駅のすぐそばにある谷汲温泉はなぜか休館していたので、次に近い「おおの温泉」に行きました。
体を温め直すにはちとぬるかったものの長湯するにはこのくらいの温度がいいよね。
最後に道の駅パレットピアおおのに寄ってお土産購入。


そこからはまっすぐ帰りました。静岡~谷汲に行くときは、東海環状経由より名神高速経由のほうが楽だという知見を得ました。
写真は、遠州森町PAで見つけた現場猫クリアファイル・・・。つい買ってしまったが、現場猫が運転する車には乗りたくないなぁ。今日"こそ"じゃあないんだよ。
で、無事に自宅に帰還することができたところでこの日の話はおしまいです。
蒼風さんも1日付き合ってもらってありがとうございました。

おしまい。





【再参戦】3月20日同人誌即売会「たにぐみナナゴーゴ」にサークル参加いたします

2022-03-18 22:45:44 | 日常記
2022/3/18頒布情報を追記しました!



再度同人誌即売会にサークル参加します! 

2022年3月20日(日)に開催される鉄道オンリー同人誌即売会「たにぐみナナゴーゴ」に黒鉄重工が参加いたします!
このイベントは昨年9月に開催するはずで弊サークルも参加予定だったものの社会情勢により中止となりましたが、来月開催する形で復活いたしました。今度こそ無事開催されることを祈っております。

昨年の告知でも書きましたが、会場は岐阜県にある旧名鉄揖斐線谷汲駅です。
交通アクセスはイベントのホームページを御覧ください。いまのところシャトルバス運行の通知は来ていません。



配置スペースは7番「黒鉄重工」です。
頒布物は、とりあえず既刊は持っていきます。あとは、コピー本ですが新刊を考えています。内容はまとまりつつありますが書くのはこれからです。
頒布内容は開催日が近くなったらまたご連絡いたします。



開催まであと2日になりました。どうやら無事開催されそうです。
ここからは頒布品情報をお伝えします。



新刊:「カナディアンパシフィック鉄道の蒸気機関車分類~初級編~」頒布価格300円
頒布形態は、コピー本、B5判、表紙込16頁、本文白黒印刷です。
今回の新刊となります。2020年1月のこみトレ35以来の新刊執筆です。2年ぶりですので、リハビリがてらにコピー本とさせてもらいました。
内容ですが、カナダの蒸気機関車の機体番号を見ていると3桁か4桁の数字だけ書かれていることが多いですが、実はちゃんとした命名規則による形式が振られています。
今回はカナディアンパシフィック鉄道の蒸気機関車の形式を簡単にまとめました。これであなたも近所のCPR博士です。


既刊「荒野の大陸横断鉄道~アメリカ大陸横断鉄道開通150周年~」頒布価格1,000円
あとは既刊です。
アメリカの大陸横断鉄道に関する内容です。
B5サイズ、本文白黒印刷、52頁(表紙含む)です。
約150年前の1869年5月10日にオマハ~サクラメント間にアメリカで最初の大陸横断鉄道が開通しました。アメリカ史の中でも大きな転換点となっているこの大陸横断鉄道開通の鉄道建設の構想や計画から開通までの流れについて概説しています。



既刊「北アメリカの路線バス車両 2014年~2016年」頒布価格2,000円
北米のバス車両に焦点を当てました。大別して路線バス、高速/観光バス、スクールバスに分けることが出来ますが、今回は路線バスについてまとめました。例によって、カナダ在住時に撮りためたバスの写真を体系的にまとめたものです。
内容は、B5判、68頁(表紙含)、フルカラー印刷です。 


それでは、当日参加される方々、よろしくお願いいたします!

【2022年】年始のご挨拶

2022-01-03 15:37:08 | 日常記
本年もよろしくお願いいたします!!

従前の通り、数日前に開催されたコミックマーケット99にはサークル参加しておりませんので、特に年末のご報告はないでございます。
次回のコミックマーケット100には参加を検討をしておりますが、2年間同人活動をサボっているとエンジンを再始動するのが大変なので何か中小規模イベントでリハビリを兼ねたいと思っています。

慢性化して久しい旅行記の遅れですけども、カナダ編は66ヶ月遅れ(前年比+11ヶ月)、国内編は43ヶ月遅れ(前年比+11ヶ月)でまるで進んでいませんでした。カナダ編はともかく国内編は、サイコロの旅5を挟んだ影響で進行が停まったのがありましたね。あとは去年後半の更新頻度の失速。
その分去年のプラモデルの製作数は過去最高の40作を記録しました。正直作り過ぎで、これだったらブログの方にもうちょい比重を置いてよかったじゃんと思っています。

(画像:経県値
これは年末の記事でも出しましたが、私の生涯経県値です。
黄色マスを埋めて全部赤マス以上にしたいところです。あとは、前回訪問から久しい都道府県を再訪したいところ。


以上を鑑みて今年の目標です。まずブログの方です。
  • カナダ編は2日目(ナイアガラフォールズ編)まで書き上げる
  • 国内編は2018年までのことを書き上げる
  • プラモデルは20作程度製作する
  • 鉄道模型を1作以上製作する(動不動問わない)
  • 黄色マス(未宿泊の県)を2つ以上赤マスに塗り替える
  • 新潟県、鳥取県、島根県、宮崎県のどこか1つを再訪する
  • 中小規模イベントの同人誌即売会に参加する
  • 次回参加するコミケで新刊を出す

それでは皆様、令和4年も黒鉄重工をよろしくお願いいたします!

【2021年】今年一年を振り返る【旅行編】

2021-12-31 23:13:21 | 日常記
2021年も今日でおしまい。


今年も一年の旅行について振り返ります。
去年はCOVID-19の野郎のせいでまともに身動きが取れませんでした。悪いことに今年は今年でデルタ株の野郎のせいでまともに身動きが取れませんでしたね。なんとかならんのかあのウイルス。


1月
県内をうろついていました。浜松の方に行って、なぜか浜名湖湖畔にあるダグラスDC-3を見てきました。機体の状態はそんなに悪くなさそうという感じですが、海沿いにあるも同然なので劣化の心配はありますな。しかし鉄道車両の草の根保存活動は数あれど航空機のそれはノウハウあるんでしょうか?
他にはA3000形の陸送を富士駅で見たり、冬晴れの富士山がきれいだったので鉄道と絡めて撮影しにいったりしていました。


2月
自家用車に乗って2泊3日で三重県をドライブ兼撮り鉄してきました。ドライブ旅行なら感染リスク低いやろっていう。三岐鉄道の貨物列車、近鉄、名松線など普段撮影機会に恵まれない被写体を多く撮影できて満足でした。
他には静鉄1000系ラストランを見に行ったりしていました。


3月
えちぜん鉄道へ譲渡された静鉄1000系の陸送の搬出を見た翌日、陸送車両が昼寝している名古屋まで行って昼寝の姿を見た後、名鉄旧谷汲駅でちょうど開催していたモ755号の夜間撮影会へ参加しました。ライトアップされた755号と桜の木のツーショットが映える写真をいろいろな角度から撮影できました。

4月
ウイルス感染の第4波の時期と重なっていたこともあってどこにもおでかけらしいことはしませんでした。巣ごもりでプラモ作るなどをしていました。


5月
ここんところでは珍しい家族旅行です。JALのマイルが消滅する前にどこかにマイルで消化してしまおうということで、4択の中から選ばれた青森空港へ。そこから青森県をドライブしました。津軽半島を走るつもりで計画していましたが天気とか施設の休業とか都合が悪くなったので奥入瀬渓流へ。雨模様の奥入瀬渓流もまた風流かな。シーズン中は渋滞ができるくらい混むらしいんで、空いている時期に行けて却ってよかったかもしれないです。


6月
今回もドライブ旅行です。今度は愛知県の奥三河地域と南信地域を走ってきました。奥三河では、旧田口鉄道の廃線跡を巡ってきました。ここは車道転用されているので自動車で巡ることのできる廃線跡なのです。
南信では遠山郷へ行ってきました。遠山郷は道路が通行止めで遠回りで時間掛かったりあいにく雨だったりで、やりたいことの半分くらいしかできませんでしたが、日帰りで行くにはもったいないところとも思ったので、遠山郷は再履修です。
他には10年ぶりにトヨタ博物館に行ったり甘々娘を手に入れるついでに天竜浜名湖鉄道を撮影したりなどしていました。


7月
どうやら電車でじっと黙って乗っているくらいでは感染しにくいらしいということなので、サイコロの旅5以来の鉄道利用の旅行へ行きました。しかも18きっぷで。ずいぶん久しぶりに使った気がしますよ。
福井県の鉄道路線全部乗るのとサンダーバードをぼちぼち記録しておくかという思惑のもと、北陸地方へ行ってきました。思惑は概ね達成しましたよ。帰りは富山県を経由して合掌造り集落のある相倉集落にも一泊立ち寄りました。頭の中に思い描く山の田舎がそのまま具現化されたような世界で素敵でした。


8月
群馬県中之条町へ譲渡された静鉄トコ1形の有志による整備活動に参加してきました。静鉄で保管されていた時は塗装が色あせていたので、これを塗り直してまず見た目をよくしようとしたものです。1泊2日の強行軍でしたが所期の目標である荷台の塗り直しができました。素晴らしい。
8月はこれだけでした。


9月
シルバーウィークに何もしないのも癪に障るので、車で山梨県早川町の奥の奥へ。マイカーで行ける一番奥の奈良田地区まで行ってきました。他にも赤沢宿とか雨畑にも寄ったので実質的にゆるキャンの聖地巡礼になりましたな。


10月
2回のワクチン接種が完了して免疫が付いたことからついに移動制限を全面解除しました。ちょうどFDAの航空運賃が安売りされていたので佐賀県と長崎県へ行きました。佐賀県に行ったのは、経県値の佐賀のマスを赤にするため。長崎県では平戸へ行きましたが大雨とコロナ禍でほぼ何もできず。ここはまたじっくり回りたいと思ったので無事再履修コースへ。
他には岳南電車の機関車広場へ行きました。


11月
数年前からずっと東北地方へ行きたいと考えてきましたが中々できずにいました。それを今年ようやく行きました。まあ5月に青森行っているけど。
11年前に訪ねた三陸地方を震災後初めて再訪しました。津波に流されてしまった街はすっかり様変わりしていたこと、沿岸沿いにうず高く建てられた防潮堤により三陸鉄道の車窓から海が見えなくなってしまったこと(全部ではないですが)が印象深かったです。
三陸へ行く前には遠野市にも寄りました。山間の田舎町だと思っていましたが大間違いで、盆地に広がるちゃんとした街でした。半日だけの滞在では満足できず、ここも再履修です。
他には、紅葉を見に静岡県の水窪へ走りに行ったり立飛HDへ寄贈された立川キ54の一般公開へ行ったりしてきました。


12月
コミケの原稿があったわけでもないのに特に大きなお出かけはありませんでした。18きっぷの消化のために小田原・茅ヶ崎方面へ行ってそろそろいなくなりそうな電車を記録してきたくらいです。

以上、毎月のまとめでした。



(画像:経県値

恒例の今年の経県値です。今年は78点(前年比-6)でした。今年も減りましたね。訪ねた都道府県は26県(前年比-2)なのでそうなるか。
関西地方に行かなかった年になったのはなんだか意外でしたね。
東北地方はある程度再訪できたのでひとまずヨシとしますが、山陰地方と新潟県はご無沙汰になっていると思います(去年のサイコロの旅の山陰到達はノーカンとする)。優先目標はこのあたりでしょうかね。



(画像:経県値
しかし今年は今まで黄色マス(宿泊していなかった)だった群馬県と佐賀県に宿泊したことで赤マスに塗り替えることができました。2歩前身です。当面の目標は生涯経県値を全て赤マス以上にすることですが、残り5手となっています。達成自体はわけないのであとはやる気だけです。

ブログの進捗ですが、今年は4ヶ月しか進めませんでした。ひどい。今年後半はかなり筆が遅くなってしまいましたから。プラモをあんなに作るからこうなるんです。反省です。来年は倍の8ヶ月分進めましょう。

余談ですが、今年の後半辺りから記事の最後にアマゾンのリンクを貼っ付けるようにしています。ようはアフィですね。去年からこのブログは有料版に移行しているのでその会費くらいは補填しておきたいなというものです。まあ全然補填できていなんですけども。
もし時間があったらリンクを踏んだり商品をかごに入れてくれると助かりますゆえ。商品選定がネタに走っているのでそんなリンク踏むような商品載っけてないのも問題ですけどね。

今年振り返ってみると、あんまり進歩のない一年だったような気がしました。人間、ストレスや恐怖から逃れるために現状維持に努めがちですがそろそろなにか大変動起こしたほうが良いのかしらね~と思う年末でした。特にフラグ立てるとかなにかの伏線とかでは何もないところがまた困ったものですが。

最後に、本年も弊ブログをご愛読いただきありがとうございました。
それでは来年も黒鉄重工をどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を。