黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

MG シナンジュ その7

2010-07-31 21:08:07 | ガンプラ(宇宙世紀)製作記
一日中プラモいじっていたダメ人間です。こんばんは。




今回のシナンジュ製作での密かな楽しみが、ウォッシングです。ウォッシング自体は別に楽しみじゃありませんが(笑)、それに使う塗料が写真のパクトラタミヤなるもの。
前にも書きましたが、タミヤがアメリカのパクトラ社と提携していた頃に売っていたエナメル塗料です。
外観の一番の特徴は蓋が金属であることでしょうか。すごく開けにくそうですwあと、初期の瓶には涙のモールドが彫ってあります。

で、このエナメル。調べてみましたが、古いものだと1971年、軽く40年も前の代物。今回使用するものは涙モールドが無いあたり後期ロットなのでしょうが、新しいものでも1984年製造。25年前もです、はい。どうみても賞味期限切れてます。
店のおっちゃん曰く未開封だから問題無いらしいですが・・・。顔料と溶剤が完全分離してるんですが・・・。


前置き長くなりましたが、では使ってみましょうか。




まず、やっぱ開きませんです。堅いです。
そして、やっぱ顔料が分離してこびりついてるし、何この黄色いの。気持ち悪いよー。



こっちはなんだかゼリー状の何かがっ!これ大丈夫なのかいな。

ちなみに匂いですが、現在のタミヤエナメルよりもきつくなく、絵具にも似たスーッとするようなもので、いい匂いですw


で、塗ってみた感想なんですが、やっぱ分離が激しい。顔料がすぐ下にこずんでしまいます><
別の塗料なんて、顔料が固形化していくら混ぜてもだまのままで使い物にならなかったです><


結論:使えないことも無いけどスペック低い上にあたりはずれもある。骨董品として保存しておいたほうがよいでしょう。


ちなみに今はデカール貼りやってます。何とか間に合うかも?