博物館を後にする頃には雨も小雨になっており、行動しやすくなっていました。計画どおりです。
さて、芸大前駅に戻って来まして再びリニモで今度は愛・地球博記念公園駅で下車します。
ちなみに、愛・地球博記念公園に来たのはこれが初めて。つまり、愛・地球博に入ったこと無いわけですな。
名古屋って静岡とは文化が違うものですから、物理的な距離以上に遠いんですよね。中部地方だと名古屋と東京の中間あたりだと思うのですが、昔住んでいた関東地方の方が私は近くに感じます。
やってきた場所は、サツキとメイの家。かのジブリアニメ「となりのトトロ」に登場したあの家です。万博では一番人気がったのだとか。
建物は昭和30年代当時の建築技法で造られており、建築的にも面白い建物です。
サツキとメイのお父さんの部屋。学者なので、本とか資料とかが雑然と置かれています。
撮影可能なのは外観のみで室内は撮影禁止なのですが、外から室内を撮影する分には大丈夫だそうです。
室内に貼られていた日本地図。鉄オタとしては当時の路線図が気になるところですが、ちゃんと当時のものでした。
家の前にあるバス停。
表札と絡めて、
劇中、ちびトトロが出てきた穴。
外からスネークして撮影。
私の中でやけに印象に残っている井戸。井戸水をこすための布がかけられているのがリアル。
台所。劇中に出てきたまんまですね。ちなみにこの奥にあるお風呂は本当に沸かして使うことが出来るようですよ。
玄関の様子。雨除けのためにお張られたタープが無粋ですが・・・。
見学を終えた後は、リニモに乗って終点の八草駅まで。
八草からは愛知環状鉄道と中央本線に乗り換えて大曽根駅まで。
名古屋の変わり種交通その2、ゆとりーとラインに乗ることにします。
ガイドウェイバスというやつでして、要はバス車両を用いた新交通システムです。バスなので一般道にも直通でき、バスの機動力と専用軌道による定時性を併せ持った交通機関です。
ガイドウェイ区間の終点、小幡緑地駅まで。そこから伸びるガイドウェイ区間と一般道の接点を見ます。
高架を降りてきて、
ゲートで一時停止した後、
発進します。
高架を登っていくバスも見ていきました。
小幡緑地から大曽根駅へ戻っていきます。このようにガイドウェイ区間は結構アップダウンが激しいのです。
バスなのに制限解除の標識があるというのも面白いですね。運転手もハンドルを握らずにアクセルとブレーキだけでバスを操っているのがシュールです。
ちなみにこのバス、専用軌道内では気動車という扱いになるようです。
戻ってきました~。
この後は名古屋駅に戻り、所長さん達に夕食を御馳走してもらい、食べた後は解散ということになりました。
オフ会でご一緒した皆様、どうもお疲れ様でした~。