観閲行進の前に記念式典があります。
自衛隊員が前へ。
非常にきびきびとしたものです。この後将校や政治家の有り難いお話が1時間位続きます。
ちなみに撮影陣地はグラウンド中央よりやや左に築きました。
式典が終わると、音楽隊の行進です。
音楽隊の行進中に後に控えている隊員達は観閲行進の準備にかかります。
ライト点灯!胸が熱くなるな!
せっかく演奏してくれているんですけれどもですね、総勢160両のエンジン音は音楽隊の演奏をかき消すには充分でしてね・・・。
曲目の紹介もかき消されて何言ってるんだか・・・。
さて、観閲行進の始まりです。
先陣を切るのは82式指揮通信車。観閲部隊指揮官である富士教導団長山中洋二陸将補が乗車している・・・と思われ。
部隊名とか装備品の詳しいこととか分からないんでそこはあしからず。
こんな感じで次に何が来るのかよく見えます。
96式多目的誘導弾システムを構成する車両群。先頭の車高の低いのが誘導弾の発射車両で、その後ろにいるのが観測機材、射撃指揮装置なんかを積んでいます。
光ファイバー有線による誘導弾で、装備しているのは日本だけ。他の国は開発しようとして失敗したらしいです。
96式多目的誘導弾システムの構成車両。それがどれかまではわからないです。なお6両で1ユニットです。
偵察バイク。静岡ホビーショーでよく展示されているので意外と馴染み深い装備です。
87式偵察警戒車。
名前通り威力偵察を主眼に置いた装備です。装甲と25mm機関銃などの火力を持っています。
82式指揮通信車。
軽装甲機動車。制式採用されていないので、○○式という型式を与えられていません。
89式装甲戦闘車。
陸上自衛隊唯一の歩兵戦闘車。歩兵戦闘車は、兵員輸送だけでなく、火砲を搭載した積極的な戦闘を前提とした車両のこと。なおお高い模様。
御嶽山の噴火で遭難者捜索のために投入されたのが記憶に新しいですね。
96式装輪装甲車。
自衛隊の装甲兵員輸送車では初の装輪車。タイヤ車なのでアスファルト上でも運用が容易で、イラク復興支援や東日本大震災でも投入されました。
1/2tトラック。79式対舟艇対戦車誘導弾を搭載しています。
高機動車。兵員輸送用車両で乗員は10名。
同じく高機動車ですが、こちらは陸自迷彩に加え荷台に中距離多目的誘導弾が搭載されています。
本来79式対舟艇対戦車誘導弾を置き換えるはずだった96式多目的誘導弾が、高すぎるわ6両1ユニットで複雑だわで使い勝手が悪かったので開発された、最新鋭の対戦車ミサイル・・・とのこと。
観閲行進、やっぱり1回じゃ終われませんでしたね。続きます。
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