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第69回清水みなと祭りの展示艦船を見学 中編【2016/08/07】

2017-02-12 21:37:40 | 日常記

海上自衛隊の護衛艦「やまぎり」を下船した次は陸上自衛隊の装備を見ていきます。
最初は1/2tトラック。三菱パジェロがベースになっているのでなんとなくそっくり。



後ろ。屋根は幌になっていて、取っ払えるようになっています。
荷台は荷物とか人間とか色々運べるようになっとるんですな。



軍用車ですがパジェロの流用なので、エアコンやAM/FMラジオが付いているのが特徴だそうで。



軽装甲機動車。
器用貧乏って感じの車ですがじゃんじゃか造られたようで、意外と重宝がられているのかも。
ちなみに上で見切れている女の子は装甲車の屋根に乗って記念撮影していました。子供の特権やね。



高機動車。ハンヴィーじゃないよ。
装甲はないけど、移動力と積載能力に富んでいて使いやすいとのこと。



中にも入れますがまあ子供ばかりだったので・・・。
荷台の定員は10名です。



ペトリオットミサイル。一時期はトリオットと言われていましたが、最近は「ペ」派が優勢か。
陸上自衛隊・・・と思わせて航空自衛隊の装備でした。今まで緑色をしたタイヤの付いた車両はみんな陸自の装備と思ってました。塗装をよく見ると陸自のオリーブドラブ色よりも明るい緑色ですね。
PAC-3ミサイルを積んだトレーラーとそのトラクター、それと待機車を展示していました。トラクターはふそうのスーパーグレートのようです。



PAC-3地対空ミサイル。1つの発射筒に4発のミサイルを格納できるので、ここでは8発分、最大で16発分装備できます。
ミサイルを載せたトレーラーは確か東急車輌が造っていたはず。
日本では北朝鮮の弾道ミサイル対策で配備されていますね。弾道ミサイル迎撃は海上自衛隊のイージス艦からの艦対空ミサイルとこのペトリオットミサイルの2段構えで、ペトリオットはイージス艦が撃ち漏らした時のための最後の手段です。
ただ、大気圏外から隕石並みの速度(音速の十数倍以上)で自由落下してくるミサイルを迎撃するなんてまあムチャで、よく当てられるなぁと思います。ちなみにイージス艦の艦対空ミサイルは自由落下前に撃墜するつもりの運用なのでまだ当てやすいはずです。



待機車。
現場に展開した高射隊の隊員が休憩したり寝たりする時に使う車両です。



寝れると言ってもそこは軍隊なので寝心地はお察し。ベッドは24床まで展開できます。



これもふそうっぽいトラックですな。
これで地上展示はおしまいです。



次は再び船の展示へ。
やまぎりの他にも今回は東海大学海洋学部の実習船「望星丸」が展示されていました。1993年にここの近所にある三保造船所で竣工。海洋実習などに使用されています。



前から。遠洋航海もするでしょうから、それなりの大きさ。ちなみにこの望星丸は3代目。



艦橋をすっ飛ばして航海室。海洋実習の他に航海実習も行われていて、航海士の学生も乗船するんだそうです。



講義室かな?学生が実験の体験をさせていました。もうオープンキャンパスじゃんね。



ディーゼルエンジン。船のエンジンを見たのってもしかしたらこれが初めてかもしれない・・・。
博物館船って意外と機関部を見せてくれないんですよね。これだけでも収穫がありました。



水圧の実験では超ド定番のカップヌードルの容器を水圧で縮こませる実験。こんなに小さくなる。
そんなことより同じ味のカップ麺を21個も食べるほうがよっぽどアレだと思うんですけど。



他にも展示していましたがほーんへぇーって感じで(手抜き



後部甲板では今のカップ麺容器を水圧で圧縮する実験をしていました。この容器で人工的に高い水圧を生み出すのです。

望星丸もこれでおしまい。今日はここまで。


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