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岐阜基地航空祭では格納庫のある北会場と庁舎等のある南会場に分かれています。
南会場は滑走路を動く飛行機の様子は遠くて見にくいのですが、飛行中の機体を順光状態で見られるので撮影目当てで来たスポッターなんかには人気です。
逆光側で撮影することの多い航空祭で、開催側が公式で撮影場所を用意してくれるのは嬉しいことです。今度は撮影メインで岐阜基地航空祭に行きたいとか思いますね。
両会場内の往来にはシャトルバスを使います。基地と鉄道駅の間にシャトルバスがいらない分、ここで使えるのかな。
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シャトルバスの委託先は岐阜バスなんですが、神奈中かよってくらいエアロスターばっかでした。
中には新MP35もいました。地方のバスでは今も新車にワンステップ車を入れる場合がありますね。
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乗ったバスはやはりエアロスター。
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新旧エアロスターの並び。
変更が加えられたのってフロントガラスよりも下だけなんだなって。
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南会場に着きました。
退役した飛行機が保存されているんですね、知らなんだ。ちょろっと見ていきますか。
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カーチスC-46コマンドー。第二次世界大戦頃に使われていた輸送機で、自衛隊にはアメリカのお古が供与されていたはず。
円筒形の胴体じゃなくて円筒を上下2つ組み合わせたような太くて短い胴体なので、やけにずんぐりむっくりしています。かっこよくはないなという印象。
大きい機体なのですが、浜松、所沢、河口湖、美保等、意外と各地で保存されている輸送機です。
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主翼は少しだけ上反角が付いているように見えます。
エンジンの外側に主翼の接合部があります。C-46もDC-3と同じように主翼の外翼を桁ごと取り外せるようになっているんですね。
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保存機の代名詞、ロッキードT-33Aシューティングスター。
ジェット練習機のベストセラーで大量生産されまして、退役後は各地の基地や航空博物館で保存されましたので、たいていの基地や航空博物館にはこいつがいます。デゴイチもやたら保存されてますがそれと同じような感じです。もう見飽きたぞっていう。
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ビーチT-34Aメンター。最初にパイロットが操縦する初等練習機です。自衛隊のT-34はオレンジの印象なんですが、銀色の機体もいたんですね。
機体の周りはロープで規制されていたので360度見て眺めることは出来ませんでした。
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ロッキードF-104Jスターファイター。これも日本の保存機の常連。
見た目はイマイチで実際の能力もちょっと疑問だなぁって印象。
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エンジンは抜き取られているんですが、後ろをフタされてるわけじゃなかったので中身が丸見えでした。これはこれであまり見れるもんでもないです。
結構ガランドウで、こうしてみると戦闘機というのは操縦席と翼が生えただけの筒状の物体なのだなと。
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ノースアメリカンF-86Fセイバー。おなじみの朝鮮戦争時のアメリカの傑作ジェット戦闘機です。
自衛隊のF-86F、F-86D、F-104は銀色無塗装だった時期もありましたが、途中から銀色の塗料を塗るようになったそうな。保存機も銀塗装時代を再現しているのでしょうね。それか、無塗装で保存すると維持の手間がかかるから銀の塗装で誤魔化しているのかもしれませんが。
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バスと戦闘機。
保存状態はまあまあという感じでした。2016年に静浜基地の保存機がほとんど解体された事がありましたので、他の基地の保存機も安泰というわけではない状態だといえます。見れる機会があったら見ておきましょう。
この後南会場からは離脱して北会場に戻ったところで今日はここまで。
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