黒鉄重工

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東海project 2 ~with Noritetsu☆Tabi Kippu. その1【2018/6/9~10】

2022-02-20 08:02:44 | 鉄道撮影記
2018年6月9日。
今日は1泊2日でお出かけします。目的はいくつかありますが、主に3つ。
  1. 近江鉄道ガチャコンまつりに行く
  2. 関西本線のDD51形の撮影
  3. 四日市らへんのナローゲージ路線に乗る

第1走者:JR東海道新幹線「ひかり」493号(N700系)静岡6:41→名古屋7:25
ということで名古屋方面へ向かいます。


今回はこの「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ 」という企画乗車券を使います。名前に☆なんてついてますがこれが正式です。JR東海にしてはずいぶんはっちゃけた名前だと思います。
土休日の2日間、JR東海全線と管内で接続する16社の私鉄の普通列車が乗り放題となる切符です。
JRに関しては特急券を買えば特急にも新幹線にも乗れます。ただし新幹線はなぜか4回までの回数制限があります。
私鉄は、ローカル私鉄を中心に東海地方の路線はほぼ乗れるようになっています。競合している名鉄、近鉄には乗れませんけども。あとは大井川鉄道にも乗れないんですね。
これでお値段8,480円(当時)なり。まずこの静岡~名古屋を往復するだけで切符の額面の大半は消化できてしまうので、あとは東海三県を適当にぶらつくだけでも元は取れてしまうんですね。割と元は取りやすいと思うぞ。


名古屋駅に着きました。在来線ホームのきしめんを朝ごはんにします。


第2走者:JR関西本線快速「みえ」51号伊勢市行(キハ75系)名古屋7:43→四日市8:18
まずは2つ目の目的の関西本線DD51形の撮影へ向かうべく四日市へ。


四日市駅に着きました。四日市市は三重県最大都市ですが、御存知の通りJRの駅は乗客は閑散として寂れています。


残念これはDE10形。1581号機です。


JR四日市駅にはレンタサイクルの貸し出し施設があります。徒歩と比べて機動力が抜群に良くなるので列車撮影に際しては非常に助かります。
駅のすぐ横の駐輪場で自転車を借りて亀山方面へ走ります。


阿瀬知川踏切を渡ったところで遮断器が降りたので、カメラを構えて列車を待ちます。313系1300番台(B504+B509)の普通列車でした。



そしたらDD51形825号機+DE10形1562号機が通っていきました。入換作業でしょうかねえ?


今度は211系0番台(K51)の普通亀山行が通っていきました。JR東海最後の国鉄製車両です。一見ただの211系ですがJR東海の0番台は2本しかいない珍しいやつです。



またDD51形825号機が来ました。DE10は捨てていったそうです。


四日市駅から延びる支線を辿っていって、末広橋梁へ。
末広橋梁は、千歳運河に架けられた鉄道架道橋です。1931(昭和6)年に建設されて、現役では最古の鉄道架道橋です。国指定重要文化財です。
歩いて行くには少し遠いのでやはり自転車で来て正解。


末広橋梁は2度目の訪問となります。前回とは違って運河を渡った先からDD51を迎え撃つことにしました。
可動橋の桁が門型の柱へ向かって跳ね上がる跳開式の橋です。釣り合い重りは案外小さいかな。


列車が来るまではまだ時間があったので、少しの間末広橋梁の先の線路をロケハンがてら散歩してみます。
ここは太平洋セメントの四日市臨港線で、線路の奥に生コン工場や出荷センターがあります。
これは機回し線の分岐ですね。この奥に末広橋梁からの線路の合流点があります。


倉庫ですね。線路のすぐ横に積み下ろし場所があります。2階と3階からも直接積み下ろしできるような構造になっていますけど、どうやって上げ下げするんでしょうねこれ。


奥に行くと工場があります。工場までは行きませんでした。


9時35分頃になると可動橋が下がり始めました。可動橋の上げ下げのシーンはメカメカしさの塊なのでわくわくしますねぇ!


橋はものの数分で下がりきりました。
ここから列車が通り過ぎるまで20分くらい待つことになります。


そしてDD51形1156号機が通過しました。よきかなよきかな。


運んでいる貨車はタキ1900形で、中身はセメントです。三岐鉄道の東藤原駅から関西本線を経由して四日市港までやってきているのです。

というところで今日はここまで。


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