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護衛艦いずもに乗船する 前編【2018/8/4】

2023-01-03 21:30:09 | 日常記
2018年8月4日。
毎年8月に静岡市清水区で「清水みなと祭」というお祭りが開催されます。このお祭りは昔から自衛隊の広報展示が行われていて、何年かに一度は目玉となるような展示がされます。
2018(令和元)年はまさにそういう年で、海上自衛隊の新鋭護衛艦「いずも」が清水港の日の出ふ頭で一般公開されるのです。いずもの就役以来、大都市のイベントでのみ一般公開されていた艦ですがようやく地方にも出向ける余裕が出てきたのかもしれません。よくぞ清水港へ呼んでくることができたもんだと。
当時は注目の護衛艦で一般公開には混雑が予想されたことから、朝から日の出埠頭へ行って待機をしました。


春海曳船の曳船「やまと」です。


大手サークル「いずも」の待機列です。思っていたほど並んでいないな?
いや、大きいですね、これ。全高が高いのが印象的です。さすが空母です。いずもは、帝国海軍の蒼龍よりも大きくて赤城よりは小さいくらいの大きさだそうなので、帝国海軍の空母の大きさもだいたい想像できるものです。


ふふふ、しかしアメリカで見てきたクソデカ空母には及ばないのだ。実際に見てきたからな。
飛行甲板はあんなに幅があるのに艦首の喫水線ではきゅっと絞られた形状をしているので、よく浮いていられるものだと思います。


背が高いのう。


あの階段から乗艦するみたいです。地上からいきなり飛行甲板までは登らないか。


アイランドです。意外と小さいんですの。


順番が来て乗艦すると、そこは艦内格納庫でした。なんだかやや狭い感じがしました。これは艦載機をいくつ格納することができるんでしょうか。
奥には飛行甲板へ続くエレベーターがあります。


格納庫の後ろ側です。今は一般人を乗せるために扉が開いていますが、通常は格納庫は密閉されています。


一般公開では格納庫だけでなく飛行甲板も見せてくれます。飛行甲板への移動手段は、艦載機を運ぶエレベーターです。これなら大量の見物客を移動できて効率的ですし、あたかも自分がヘリコプターにでもなった気分です。その代わり居住区や艦橋などは公開されませんでした。


エレベーターの脇には小屋がありました。飛行甲板の航空管制室みたいなもの?たぶん格納庫内の管制室でしょうか?


自分がエレベーターに乗る番が来ました。これはいい気分ですねえ。


エレベーターの床は綱で上げたり下ろしたりするようですね。
以前どこか別の場所での一般公開では、このあたりにいずもの妖精さん(馬のお面を被ったすがた)がいたのをネットで見てバカウケしましたが、今日は非番だったみたいです。残念。


飛行甲板に上がりました。広いのと、人が多い!


艦載機の牽引車が止められていました。


艦首です。眺めは最高です。


日の出埠頭は対岸(三保半島側)から撮影することができないので艦全体の撮影にはやや不満が残る場所です。いわば電車を駅ホームで撮影する時に電車の止まっているホーム側からのみ撮影できて、反対側のホームから床下や台車を含めた全体の編成が撮影できなくてヤキモキする感じ。
だからというわけではないと思いますが、個人所有のモーターボートや漁船がいずもの周りを遊弋しながら見物しているのを複数目撃しました。いろいろな角度から撮影できるので羨ましいのう。


いずものプラモデルを作った時にも感じましたが、広い広い。バーベキュー大会とかしたら楽しいんじゃないですか?


駿河湾フェリーの「富士」が清水港へ到着してきました。いずもが接岸しているので、今日はいつもとは違う場所に接岸していきます。



あれは東海大学の「望星丸」ですね。学生っぽい姿が見えたので今から航海実習かな?いずもの一般公開を見たかった学生もいただろうに。
並走しているモーターボートは静岡県警の「するが」です。


帰りもエレベーターに乗って格納庫へ下がるんですが、帰りは任意のタイミングでいいみたいです。もう少し飛行甲板を歩いてみましょう。それにしても直射日光と飛行甲板の照り返しのダブルパンチでクソ暑い・・・。

というところで今日はここまで。

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