カナディアンワールド編の最終回。前回に続き園内の建物を見ていきます。
こちらはオーウェルスクールという建物。普通の家だし、何やってるかも分かりませんでした。
家が3軒くらい密集している集落みたいなところ。
ここはひと気がありました。工芸品の製造販売をしているような感じでした。
一周して入り口に戻ってきました。これがケンジントン駅というメインゲートですね。今はみんな自家用車かレンタカーで来るでしょうから、ここを潜る人いないんじゃないかなぁ。
なんというか、解体するお金も無いのかもしれませぬ。
石岡剛の美術館。写真をよく見てみると営業中でした。数少ない生きている建物だった・・・。
石岡剛は芦別市出身の洋画家です。ホームページもありますが、昔ながらの作りになっていて感動しました。
さて園内の道路を1周し終えたんですが、まだ目玉である赤毛のアンのお家を見ていません。
適当なところに車を置いて、歩いて探します。それっぽいところはすぐに見つかりました。
ひと気はないのに確かに管理されている土地。芝生だってきれいに刈り揃えられています。
昔はここから絵葉書とかを投函できたんだろうな~と思う郵便局(閉局済み)。
赤毛のアンの作者が通っていた郵便局を再現したものです。
リンド夫人の家。
リンド夫人は作中に出てくる登場人物なんでこれは架空の建物ですね。最盛期にはリンド夫人の作る手作り料理が食べれたとかなんとか。
ダイアナのお家。アンの親友です。
中は人形の館になっています。赤毛のアンの人形劇をやっているのだ。
カナディアンワールドの主題にもなってる赤毛のアンですけども、日本でだけやけに人気になった作品です。赤毛のアンの聖地巡礼に来るのは日本人ばっかりだという噂も有りにけり。
世界名作劇場の影響が大きいのかな?と思います。1979年放映なのでさすがに現代では下火になってますが。
一方本国のカナダでは言うほど知名度がないなというのが私の印象です。物理的に最果てのビクトリアでの印象ですが...。
そいでたどり着きました、アンの家ことグリーンゲイブルス。グリーンゲイブルスというのは赤毛のアンの原題 (Green Gables; 緑の切妻屋根) です。
これもプリンスエドワード島にある家を再現したものです。これも中には入れるので行ってみましょう。
中は空調が効いていて快適~。
ゴーストタウンと化したカナディアンワールドにも意地があるのか、ここの室内はとてもきれいに手入れされていました。現役を張っています。
原作未読勢なのでふ~ん以上の感想が出ないのがアレなんですが、向こうの様式の建物としてはいい線いってるんじゃないでしょうか。
調度品もいい味出してますね。
閉園後も解体されずにどこか移築されてくれれば・・・と思ってしまいます。
作者のモンゴメリの写真。
マシューの部屋。FGOにそんな名前のがいたよね。
東横インのシングルくらいの広さです。
アンの部屋です。ベッドが小さいのが気になるけどやはり東横インサイズ。
この部屋はかなり再現度が高いそうですよ。
一通りカナディアンワールドを堪能しましたのでこれにて撤収。
これはジャパリバスベルトレイン。園内を周回する乗り物だったというところでしょう。
最初にも書きましたがカナディアンワールドは2019年度をもって閉園する予定でいるので、行くなら今年が最後のチャンスです。開園時期は例年は4月~10月です。もっとも今シーズン開園してくれればいいんですけど・・・。
そいでは、再び移動を始めます。
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