前回に続き、公営ジャパリp・・・もとい公営廃ky・・・もとい、カナディアンワールド公園を回ります。
園内の敷地は聞くところによると約44万8千㎡(東京ドーム9.5個分)あります。かなり広めの公園なので歩いて回ろうとすると、すり鉢状の高低差のある地形も手伝ってちょっとキツイです。
しかしここは、園内を周回する一方通行の道路を自動車で走り回ることの出来る公園なのです。自動車社会のカナダのことを反映している・・・なんてことまで考えているとは思いませんが、だいぶ楽です。
というわけで道路沿いにある建物を片っ端から見ていきましょう。
まずは謎のピラミッド状の建物。中身は全く想像がつきません。
その手前にあるガラス張りの建物「サン・ハウス」は植物園なんでしょうかね?
その向かいにあるのは「カーリートレイン」というライブハウス。
正面にそこで催されただろうイベントのポスターが貼ってあるんですが、みんな日付の古くて日に焼けたやつでした。お察しください。
〽かけがえない
〽僕と似た君へ
ぼくのフレンドごっこが捗る。
ブライトリバー駅。さっき見た廃鉄道の駅です。完全に死んでますね。
手前にある車はうちらが借りたレンタカーです。
道路は起伏と曲線の激しいコース取りで、まるでラリーレースのよう。タイムアタックとかしたらいいんじゃないかな。
で、高いところに来たので俯瞰してみます。すり鉢状の地形というのが分かるかと。で、敷地の割に町の中心部はあれだけです。カナダの広大な敷地を再現と言ったところでしょうね。
カナダと一言で言っても広いので、地域によって景色はだいぶ変わります。カナディアンワールドのカナダは、後に出てきますが赤毛のアンの舞台になった東海岸にあるプリンスエドワード島の再現になっています。行ったこと無いけど確かにだいたいこんな感じだったかも。
なお私が前に住んでた西海岸にあるバンクーバー島のビクトリアは森の広がる森林地帯なので景色は全く異なります。俺の知ってるカナダじゃないな、というのが正直な感想。地域が違うんでしょうがないんですが。
道路はこんな感じで、まだ登ります。
俯瞰ポイントにはちゃんと駐車場が誂えられています。
テラノーバ。オルゴールの展示をしているそうですが、なんかの居抜きでしょう。
見晴らしがいいのでレストランだったのかも。なお開いている気配はありませんでした。
続きましては白い建物。
庵野協会・・・もといアンの教会。名前はテキトーですが、プリンスエドワード島にある教会をモデルにしてんだそうな。
ここも閉まっている建物かと思ったら中に入れるのでした。ようやく立ち入れる建物に遭遇しました。
まだこの教会が機能していた頃はここで結婚式を挙げることができて、その時に付けた新婚夫婦の手形が道の脇に並べられていました。真ん中に写っている手形は破損してしまってますが、まあ不吉だこと・・・。
1990年代初めの日付が刻まれていて、まだ有料テーマパークとして運営されていた時代です。軽く25年前のものですから、この頃手形を押した夫婦は今はもういい年ですよね。
で、室内に。「なんか開いてる」って感じで無人でした。
中はちゃんとした教会ですね。生きてる感じはないですが、手入れが行き届いている感じはしました。
外のホワイトボードには2004年8月6日の文字が・・・。この日がここで挙げられた最後の挙式なのかもしれませぬ。
公営化後も結婚式ができたってことなんですね。
室内にあったポスター。1990年開園時の当時物のポスターっぽいですね、これ。
今日はここまで。
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