鹿児島市観光の続きです。仙巌園の次は集成館へ。
これが集成館の西洋式機械工場です。1865(慶応元)年竣工で、現存最古の機械工場建築です。もちろん今は工場としては使われていませんが。
館内は撮影禁止でしたので、中の様子はすっ飛ばします。
次に訪ねたのは旧鹿児島紡績所技師館です。イギリスから招聘された紡績工場運営のための技師7名の宿舎です。洋館ですが1867(慶応3)年竣工の江戸時代建築です。
建物の設計はイギリス人で、この時代ではよく見られるコロニアル様式です。建築は現地の大工なので、工法は和建築なのだそうな。
五面ポーチがアクセントになっています。
ポーチの2階からは鹿児島湾越しの桜島を望むことができます。これはいい景色ですね。
会議室ですかね。ちゃんと椅子とティーカップが7組ありますよ。
建物の中央にも廊下があるのが西洋的です。
「大幅機」という織機の模型がありました。
畳間もありますね。日本人向けの部屋なのかなと。
うーんコロニアル。基礎の石材は鹿児島らしい凝灰岩なんだそうな。
仙巌園周辺からはこれにて撤収します。写真の神社は磯天神・菅原神社です。
第32走者:鹿児島市交通局カゴシマシティビュー(いすゞ・エルガ)異人館(磯海水浴場)前13:51→かごしま水族館前14:04
バスに乗って、次は桜島へと向かいますよ。
水族館前から徒歩で鹿児島港へ。桜島へはもちろん、桜島フェリーで!乗ってみたかったんですよ。
第33走者:桜島フェリー桜島行(桜島丸)鹿児島港14:25→桜島港14:40
桜島フェリーは、鹿児島市と桜島はもちろん大隅半島を短絡するので日常利用も多く、日中は高頻度(10~15分間隔)で運航され運航時間も24時間と、日本の短距離フェリーの中では飛び抜けて利便性があります。
桜島フェリーの名物が船内食堂のやぶ金です。乗船時間が短いのに人気が高いんだそうな。うどんだからすぐに済ませられますよね。1回の運航が短いゆえに客の回転率が高いのも秘訣だと思っています。
せっかく乗ったので、おやつ代わりに食べてみましょう。
さつま揚げ乗せのうどんです。うまい!
雄大な桜島!
桜島は今日も元気に営業中です。
鹿児島港行の第十八櫻島丸と反航します。両頭船なのは当たり前みたいな感じで、あとは骨組みの多い印象ですね。
もうすぐ桜島港に着きます。あっという間でした。
停泊中の第十六櫻島丸。
桜島丸を下船して桜島へ上陸!
同じ桜島丸でも、これには番号が振られていないんですね。櫻島の字も違いますし・・・。
というところで今日はここまで。
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