今回は大型キットを作ろうということで、スペシャルホビーのB-18Bボロを選びました。
B-18はダグラス製のアメリカ陸軍の爆撃機です。型番の通りボーイングB-17と同世代です。B-18はダグラスDC-3を原型にして比較的低廉な爆撃機として開発されました。ただし性能もそれなりだったので第二次世界大戦の第一線を張ることはできず、今回のキットのように対潜哨戒機へ転用された物もありました。
ランナー紹介です。大きい胴体が目に入ります。さらに胴体内の内装も部品で再現されています。
左主翼など。
右主翼など。
エンジンカウルやプロペラなど。
風防。機首の爆撃窓もあります。透明度も十分です。
エッチング部品とレジン部品。必要に応じて使いました。
機銃など。
窓ガラス部品はのりしろなどが無く、嵌め合いもよくないのですり合わせが必須です。ちまちまと片付けましょう。
チリ合わせも済ませました。このあとガラス部品はマスクして塗装に備えます。
他に胴体の合わせ目消しなどもありますが、意外と苦戦せずに塗装段階まで持っていくことができました。意外と組み立てやすいかも。
塗装中の写真は撮影しないままここまできてしまいました。
胴体と主翼を接着しますが、ガタが大きいのでマスキングテープで仮固定しながら接着剤が固まるのを待ちます。
デカールのできはいいですね。
主脚は塗装後の後ハメだと位置決めに少し苦労しますが、先に組み立てると塗装中に破損してしまう可能性が高いので、ここは譲れません。
写真は最後にはめ殺しのように組み付けます。脚を折らないように注意します。
そんなこんなで完成しました。実質1/72スケールのDC-3のようなものなので、大きいです。
オイスターホワイトの胴体が特徴的な塗装です。これはタミヤのレーシングホワイトで塗りました。
塗装剥がれや排気汚れなどのウェザリングを多少施してあります。
カバみたいな飛行機です。
対潜哨戒用のMADブーム。
でかいですねぇ。存在感のある作品に仕上がったと思います。
完成品はギャラリーにて。
<使用塗料>
機体:LP39レーシングホワイト
主翼:H52オリーブドラブ
機内:N58機体内部色
シートベルト:N44薄茶色
操縦席:N69 RLM65グレーバイオレット
エンジン:H18黒鉄色
主脚、プロペラ:C8シルバー
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