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北米project 4 ~Is the order a warbird? その106【2016/03/04~10】

2019-10-20 20:09:06 | 海外旅行記
2016年3月9日(水)14時29分
カリフォルニア州サンディエゴ USSミッドウェイ博物館
飛行甲板上にある航空機を全て見ましたので、次はアイランドを見に行きます。本当はスルーすることも考えていましたが、ラッキーなことにちょうどいい具合に艦内ツアーをやることを聞きつけたので、それに付いていきます。


超大型の正規空母だからと言って艦内通路が広いわけではなく、普通に駆逐艦と同じような狭さです。飛行甲板上に何の断りもなく生えているアイランドは本当は無いほうがいいのですが、そういうわけにもいかないのできるだけ小さくして生やしてます。なので、煙突というでかい構造物が必要ない原子力空母というのは飛行甲板の省スペース化にも一役買っているのだ。
USSミッドウェイにも、艦内住所とも言えるブルズアイがあります。「0613 L FR. 119-121 V-2 DIV」ですが、どれがどういう意味なのかひとつも分からない。戦艦とは違う規則でしょうね。


まず案内されたのは、航空管制室。空母も陸の飛行場同様に飛行機の離着艦は管制官により航空管制されます。いわゆる艦橋とは別の系統です。この管制室の中でもトップの人間はエアボスと呼ばれとります。


退役軍人のおじいちゃんが色々説明してくれてますがめっちゃ早口・・・。


透明のアクリル板にマジックで書かれた離着艦リスト。


エアボス席の背後から。飛行甲板に対して垂直に眺めることになります。めっちゃ眺めが良い。空母艦載機を掌握したような気分になります。


管制室の住所は「B-0705-1C FR.116-121 V-5」だそうな。


着艦する飛行機がよく見える~。


艦内見学すると絶対出てくる海図の乗ったデスク。管制室にもあります。


一旦外に出る。


おじいちゃんが早口で説明してくれてますけど、これなんだったかな・・・忘れた。羅針盤ではない。


航空機ではなく空母そのものをを指揮する、いわゆる艦橋。先程の航空管制室とは階が異なっていて、船の指揮と航空機の指揮は別物ということです。


機器類はよく見るものが多いですが、まあ狭い狭い。現代の下手なイージス駆逐艦よりもよっぽど狭い。


艦橋からの眺め。当たり前ですがこっちは真正面を向いています。
しかしこれ、接岸時はタグボートの支援が欠かせませんな。


なんか書いてありますがよく分からん。0200時にデフコン1発令と書いてあるんで、緊張度かなり高いですね。


操艦は奥の部屋でやります。操舵士が操舵機ごと攻撃を受けておっ死んでしまうと船は操舵不能になってしまいますので、装甲された奥の部屋にあるのです。ここらへん、戦艦時代と変わらんね。
指示されたとおりに操艦するからなのか、計器は少ないです。


USSアイオワの操舵部屋はむちゃくちゃ厚い装甲に僅かな広さの覗き窓だけで、どうやって外を見るねん!本当に指示されたとおりに舵を動かすだけか!という具合の視界の悪さでしたが、USSミッドウェイはそれに比べるとだいぶ良好な視界です。


アイランドにある艦長部屋。下の船体の方にもちゃんとした部屋がありますが、アイランドにも予備的にあります。警戒時はここで寝泊まりするんだろうね。でもそんな時は部下が絶え間なくやってきて満足に寝れないだろうなー。


アイランドの見学は終わり。
もう一度外から見てみましょう。アイランドの左側にあるのが艦橋ですね。


こっちが航空管制室。

というところで今日はここまで。次回でUSSミッドウェイ編完結です。




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