黒鉄重工

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【プラッツ1/72】愛知・流星 イサオ機(荒野のコトブキ飛行隊) 製作

2021-02-06 21:05:38 | 航空機模型製作記
忘れた頃に作り出す「荒野のコトブキ飛行隊」シリーズのプラモデルです。今回は1/72の流星です。これは主人公軍団じゃない機体ですが、名ありキャラが搭乗してしかも見せ場もキッチリとあったので、だいぶ印象に残っています。なので、これはキットを買って作ることにいたしました。
他の空賊連中はモブキャラで感情移入できんので、あれはグッズ展開上ダメだったと思います・・・。


販売元はプラッツですが、中身の成形品はフジミのOEMです。ソードの成形品だと嬉しかったけどそんなことは無かった。


機内はニュートラルグレーで塗りました。普通は緑ですが、ここはキットの塗装指示を信じましょうかね・・・。


イサオが終盤で搭乗した震電の塗装の影響もあって、機体の塗装は劇中とは違うものにしました。
マルーンとレッドブラウンを使うのはキットの塗装指示と同じですが、主翼の塗り分けを逆にしました。それとマルーンにはホワイトパールを混ぜてキラキラにしました。


デカールを貼りクリアコートをかけますが、クリアコートはつやありのものを厚塗しました。液垂れする寸前を狙います。ただし研ぎ出しはしませんでした。


クリア塗装を乾かしているうちに他の部品を塗装します。エンジンは1パーツ構成。


最終組立をして完成です。自動車みたいにテカテカした仕上げにしました。民間に払い下げられたとかエアレース機に転向したとかの元軍用機みたいな雰囲気があって結構これは気に入っています。


フジミの流星は初めて組みましたけども、組み立てはとても簡単なもので詰まるような箇所はありませんでした。
けれども、モールドは浅すぎな気がしました。


大面積で逆ガル翼の主翼がステキですな。

というわけで完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
主翼上面:C100マルーン(4):C151ホワイトパール(1)
主翼下面:H37レッドブラウン
操縦席:N22ニュートラルグレー
エンジン:C28黒鉄色
プロペラ:C131赤褐色
主脚・ホイール:C104ガンクローム
脚庫:H63青竹色
タイヤ:N77タイヤブラック

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! おまけ【2018/2/9~13】

2021-02-04 21:18:40 | 海外旅行記
2018年2月13日(火)10時36分
千葉県成田市 成田国際空港第2ターミナル
シンガポール・チャンギ国際空港から飛んできたスクートTR898便は定刻で成田空港に着陸しました。日本へ帰ってくることが出来ました。
いつもならもう帰国して帰宅して旅行終了!となるんですが、今回は前日舞い込んできた情報をもとに少し寄り道していきますので、おまけ編を追加しました。


日本へ入国して、成田空港からは行きにも乗った京成電鉄のホームへ。すぐに来たのはアクセス特急の羽田空港行でしたが、これには乗らず。スカイアクセス線経由は乗り場が違うのでそもそも乗れないんですけどね。
この3050形の青い塗装もまさか過去帳入りするとは思いもしませんでした。


乗るのはこっちの本線経由の特急上野行。電車は3700形かしら。
地味に京成本線の成田方を乗ったことはなかったので、乗り潰しにもなりました。ただし空港第2ビル~成田空港間は乗らないで帰ってきてしまったんですが・・・。


途中どこかの駅で普通に乗り換えて、千住大橋駅で下車します。


そこからは都営バスの草43系統浅草雷門行に乗車。車両はふそう・エアロスター(KS538)。
浅草公園六区バス停で下車してそこから目的地までは徒歩です。変なルートですがグーグルさん曰くこれが良いのだと。確かに自分の脳内だとこの経路は思いつかない。


目的地はここ、台東区浅草の工事現場です。いまは基礎工事をしている最中です。
ここは大正時代に凌雲閣(浅草十二階)が建っていた場所で、基礎工事中に凌雲閣のレンガの基礎が露出したことでにわかに話題になりました。
1890(明治23)年築の凌雲閣は高さ52m、12階建ての展望塔で当時の浅草のランドマークだったのですが、1923(大正23)年の関東大震災で半壊、後に爆破解体されました。今では関東大震災の被災の象徴のひとつみたいになっています。


基礎の壁から露出している煉瓦壁に注目。イギリス積みですな。いま露出しているのは基礎工事で砕かれたばかりのレンガの断面なんでしょうけど、きれいな色をしているなと。
この話は、2月9日にネット上で話が広がり始めて徐々に話が大きくなっていきました。基礎工事自体はそこから数日中に完了するみたいな話もあったような気がします。で、ここに来る前日の時点ではまだ完了していなかったので、もしかしたらひと目拝めるかもしれないと思って寄りました。どうやら間に合ったようです。
しかし、現場は作業中ですし自分の他にも十数名くらいの見物人の群れが出来ていました。工事の邪魔をしてはならんので数分観察したところで撤収しました。


凌雲閣の記念碑がパチンコ屋の前にあります。このパチンコ屋の建っているところが凌雲閣の敷地の一部だったそうな。


13時過ぎで昼時だったので、凌雲閣のあたりで昼飯をば。ジャパニーズ飯が食べたくなったので、たまたま目についた京都勝牛で牛カツ定食を食べました。うまかったです。


同日14時22分
東京都台東区 つくばエクスプレス浅草駅
ご飯を食べた後は、つくばエクスプレスの浅草駅へ。東武や東京メトロの浅草駅とは完全に離れて独立した駅にあるんですが、同じ浅草駅を名乗っていて、なんだこいつは?と思います。
ちなみにつくばエクスプレスに乗るのは初めてです。つくばの方にも行ってみたいですが、それはまたいつかの機会にしておきます。

これに乗って終点の秋葉原駅まで行きます。降りたら秋葉原の街を少し歩いて買い物しました。


買い物を済ませた後はJR山手線内回りに乗ります。今日の山手線くじは、初めてのE235系でした。これに乗って新宿駅まで。


新南口から改札を出まして、偉大なる最高指導者Suicaペンギン同志の銅像を拝みに行きました。


最後はバスタ新宿から静岡新宿線の高速バスに乗って静岡まで帰りました。車両は京王バス東のふそう・エアロエース(51309)でした。

これでシンガポール旅行は今度こそ終了です。お疲れ様でした。

おしまい

東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! 最終回【2018/2/9~13】

2021-02-02 21:48:09 | 海外旅行記
2018年2月12日(月)20時0分
シンガポール サンズスカイデッキ
すっかり暗くなりましたな。
やっぱり奥の方に行くにつれて明かりは少なくなっていきますね。小さい島でも都心と郊外があるのだね。
地平線の奥の方に山の稜線が見えますけど、あそこはもうマレーシア領なのだと思います。


20時になると、調べていたとおりマリーナベイサンズの目の前に隠れている噴水が動き始めました。


まるで明かりに吸い寄せられる虫のように集まっている観光船が目に付きますな。


音楽とともにどわーっと始まりました。


ビル夜景と噴水。
いや、はっきり言うとビルの屋上から見ると噴水の大きさがしょぼく見えてしまう・・・これは誤算といいますか。
たぶんあの観光船から見ると迫力あるんだろうなー。


シンガポールの夜観光の目玉らしいので、力は入れていそう。


15分くらいで終了。舟は蜘蛛の子を散らすようにどっかに行ってしまいました。


最後に周りの夜景を見て下へ降りますか。
沖止めしている貨物船の灯りが素晴らしい。飛行機でシンガポール入りした時に最初に認識したのが貨物船の灯りでしたからね。
手前に写っている陸地は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイという庭園だそうな。


東側の方を見る。右側の方はなぜかあそこだけ真っ暗ですが、あれはゴルフ場だそうな。こんな一等地にゴルフ場建てるんかい。


もう20時をだいぶ回ると太陽さんは地平線の遥か向こうへ去ってしまわれたようです。
少し名残惜しいですが、下へ降りましょうか。また登りたいかと聞かれると別に・・・というところですが(少なくともワイ一人では絶対に来ないでしょう)、眼下に広がる夜景はなかなかきれいなものでした。


根本が2つに裂けて今にも舟の重みで潰れそうな格好をしているマリーナベイサンズを最後に一瞥。
このホテル、宿泊代が高いといえば高いですが価格帯はピンキリまであるようで、部屋と宿泊時期をうまく狙えれば少し背伸びして頑張れば宿泊も夢ではないらしいです。一度くらいはここに泊まって舟のところでくつろぐのも悪くないですが、それでも次の日からは郊外の安宿に鞍替えするでしょう。ホーカーズで食べる朝食はそれほど良かったです。


川の流れるショッピングモールを歩きながら地下鉄の駅へ向かいます。建物の中を水が流れているのはよほど優雅と言うか高級感と言うかそういうのが感じられるみたいで、日本でもかつては百貨店の中に川が流れているところがありましたな。あれはバブル期の遺産だったみたいで、百貨店が潰れたり改装されたりしてすっかり姿を消してしまいました。まだ現役の場所ある?
シンガポールにしたって、水は貴重だろうによくもこんな使い方ができるなと。しかし建物としては面白くて好きだったり。


同日21時26分
シンガポール MRTユーノス駅
さて、ここからはもう帰路につきます。シンガポール旅行ももう少しで終わりです。
MRTダウンタウン線のベイフロント駅 (Bayfront) からブギス駅 (Bugis) を経由してイーストウェスト線のユーノス駅 (Eunos) で下車。チェックアウトしたホテルに寄っていって、預けていた荷物を引き取りに行きました。捨てられちゃいないか心配でしたが、杞憂でした。


ユーノス駅に戻って再びイーストウェスト線に乗車、チャンギ空港へ向かいます。空港へは、途中のタナ・メラ駅 (Tanah Merah) でイーストウェスト線の支線(空港線)に乗り換えます。支線は線内運転だけで、ダウンタウン方面への直通電車は一切無いみたい。京急の空港線を走る電車が全て蒲田~羽田空港折返しの普通だけみたいなものなので、割り切ってるなぁと思う。
どうでもいいですがタナは中国語だと丹那なんだ、とこんなところで地元感を感じるとは。


チャンギ・エアポート行の電車が到着。最後の乗車電です。


チャンギ・エアポート駅に着きました。これで3日間乗り放題パスも役目を終えました。後で計算してみましたが、元は取れていたみたいです。


同日22時56分
シンガポール チャンギ国際空港
空港に着きました。やれやれ。
なお、日本を飛び立つ前に両替したシンガポールドルの現金はほぼほぼ全て使い切ることが出来ました。やったぜ。


!!
チャンギ空港ってまだパタパタが現役なのか!すげ~、くそでかいなこれ。記憶にある限りでは今まで見てきた中で最大だ。


クソデカパタパタで自分の乗る飛行機を確認。0:55発TR898便東京/成田行です。まだ出発まで2時間ありますな。
チャンギは24時間運用空港ですが、深夜帯はスクートばかりでした。この時間だと空港使用料が安いとかあるんですかね?
しかしまあ、大手FSCも新興LCCもいろいろな国へドバドバ飛行機を飛ばしていた時代であり、ここ数年が史上最も民間航空路が発達していた時代"だった"でしょう。


チェックインと出国審査を済まして搭乗ゲートの方へ歩きます。しかしなんだか変だ・・・あれ、なにか忘れている?

・・・・・・!!
保安検査場を通っていないぞ!?

え、いいのそれ、本当?確かにアメリカでも(入国審査はクソ長いこと待たせるくせに)出国審査は無いけど、保安検査も無しですか?ザルでしょ、それ。
なんかモヤモヤしたまま搭乗ゲートまで普通に歩いていけてしまいました。マジか。
ついでに、土産屋でマーライオン閣下の焼き物を買いました。


搭乗ゲートでボケっと待っていると(この時まだラウンジを使おうというアレはなかった)、スクートTR898便の搭乗機材ボーイング787-9 (9V-OJF) がスポットに入りました。 
写真を見て気が付きましたが、風防の横になにやら"Bo-eng"という文字が書かれていました。これ、どうやら機体ごとに付けられている愛称のようです。これは福建語で「チョー忙しい」って意味だそうな。"Boeing"の韻も踏んでいるんだと思います。

定刻通りに搭乗となるわけですが、搭乗ゲートの前に警備員数名とX線検査装置が登場する。で、なんとそこで保安検査を始めたじゃないですか。あー、搭乗直前にするんだ。それは知らなかった。
しかしその方式は全ての航空便に対して分刻みの時間で遂行する必要があり、とてつもなく手間と費用が掛かることは想像するまでもないんですが、そこまでしてそれを選ぶ理由とはなんぞや?


無事搭乗。行きは座席のおぞいビジネスクラスでしたが帰りはエコノミークラスです。行きのビジネスはエコノミーとの差額が6,000円くらいだったので格上げしましたが、帰りの差額は10,000円以上あったのでエコノミーに。帰りは真夜中だし、寝ているだけだから別にいいかということに。


飛行機は定刻に出発してチャンギ空港を離陸。ついにシンガポールを去りました。さて寝るかと思ったらお夜食が出てきました。そうえいばチケット購入時にどれにするか選んでいたような・・・(食事は料金に入っている)。
据え膳食わぬはなんとやらですから(そういう意味ではない)、食べました。なんとなくマレー系の料理のような気がしました。今回の機内食も美味しかったです。

腹も膨れたところで眠くなってきたので就寝しました。横の席にも人がいたので横にはなれませんでしたが・・・。
しかし、行きの飛行機と同じでこの便も途中台湾/桃園を経由していくので途中で強制的に起床、一旦降ろされて再度乗機、今度こそ成田へと帰っていったのでした・・・。



以上でシンガポール旅行はおしまいです。東南アジア諸国旅行の初級編ともいえるシンガポールでしたが、実際特段困るような事態は起きませんでした。
割と中華系の文化ありそうだなと思って行きましたが、洋の東西を問わず色々ごちゃまぜになった国なのかしらという印象でした。それでも中華系が一番影響力持ってましたけどね。

今回、行った理由がエアショーで飛行機を見る、という変な動機でした。それは全面的に達成し、今後十数年は展示される飛行機に大きな変化は起きないでしょうから、またシンガポールに行きたいという大きな動機づけは今のところ無いのです。
ただ、ホーカーズの料理に関してはまだ食べ足りないという気持ちが今でも強いです。見たことのない料理や食材が山程ありました。私の知る東南アジア料理はまだまだ表層なのだ。
でもホーカーズ食い倒れ旅だけというのも動機としては弱いので(←面倒くさい奴だな)、他にも色々理由をこじつけてまた行ってみたい国ではあります。

そんなところでこの旅行もこれでおしまいですが、実はおまけがあります。これは次回ということで。


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