名月記!
宝塚・・・雲雀丘花屋敷の駅から、ず~~~っと、ずり落ちそうな
坂を上ります。なおかつ、対向車が来ないことを祈り乍らの細道を
登り切った所に「京風料亭 名月記」があります。
いいネーミングですよねえ!
ネーミングにこだわる私です。
「小倉百人一首」の編者として有名な「藤原定家」の日記が「名月記」
藤原定家がそれを書き始めたのは1180年19歳の時であったとか。
いらい56年間書き続け、至る所に天文現象が書きとめられているとか。
現在の「天文学・科学」に「文化」が貢献する・・・素晴らしいなあ!
そうです、科学者は文学者でもあってほしい!
定家の書き残した「名月記」は2000年に国宝に指定。
定家以前、紀元64年(天武13年)日本書紀には、水星を目撃した
記録が残されているとか・・・遠大な話です。
「料亭 名月記」は
定家が名月記を記したという、京都嵯峨野の雰囲気を取り入れたお店。
夜景が特に素晴らしく、「地上の星」を遙かにのぞみ乍ら・・・
お味も良し。また、行きたくなりました。
秋霖の夜・・・思ったことでした。