来たる4月16日20時開始の、ライブ配信による「王道基礎講座2期講座説明会」のリンクです。皆様のご参加をお待ちしております!
この後、このページにテキストの特徴記事なども追加アップされる予定です。御参考になれば幸いです。
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司法試験に受かるためには、「文字情報を視覚化する」トレーニングがかなり重要になります。
論文試験で民事系の事実関係の把握にてこずる人が多いという話をよく聞きますが,この問題の根っこには「文字情報を迅速かつ正確に視覚化する能力」の不足があります。
テキストも親切になり図解が非常に多くなりました。このこと自体は,初期段階などでは望ましいのですが,いつまでもこれに頼りすぎると,「情報を視覚化する能力」を鍛えられません。文字情報に比べビジュアル情報の方が事実関係を把握しやすいのですが、本番では図解なんてあるわけなく、小さい字でビッチリ書き込まれ非常に多くの情報が盛り込まれています。
ということは普段からも,「文字情報から地道に思考していく」作業が不可欠ということになります(本番でやらされることを普段からしないと駄目だっていう例の話ですね)。
この能力があるかどうかは、民法の短答式問題を「速く」解けるかどうかが一つの目安になります。民法の肢一つ一つ,「一読でどこまで脳内で事案を把握できるか」で解くスピードが全然違ってきます。もちろんケアレスミスを防ぐために余白に図を書いたりもしますが,これも肢を一読して,すぐ図式化できるか、それとも時間がかかるで大きな差がつきます。肢の数が多いので「塵も積もれば効果」は馬鹿にできません。
判例などの事案も,自分でまずは把握してみる,という作業が非常に大切になってきます。どうしても面倒臭いので端折りがちですが(特に民事系でありがち)、それではいつまで経っても合格に必要な能力を伸ばせなくなります。この点は本当に注意しましょう。