法科大学院ルートで在学中受験資格をえるためには、
○ 当該法科大学院において所定科目単位を修得していること
○ 司法試験が行われる日の属する年の4月1日から1年以内に当該法科大学院の課程を修了する見込みがあることです。
具体的には、司法試験が行われる日の属する年の3月31日までに、以下の区分に応じ、それぞれ以下に定める単位を修得していることが必要となります。
○ 法律基本科目(憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法及び刑事訴訟法)の基礎科目 30単位以上
○ 法律基本科目の応用科目 18単位以上
○ 選択科目(倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法(公法系)又は国際関係法(私法系)) 4単位以上
法律基本科目の30単位については、未修1年次からの通算ですので、既修2年次から入学する場合、「認定単位」込みで30単位となります(各法科大学院における開講科目と上記法律基本科目の基礎科目及び応用科目並びに選択科目との対応関係については、各法科大学院に要問い合わせ)
例えば、慶應義塾の場合、「法務研究科法曹養成専攻第 2学年修了時点で、法律基本科目 53単位(30単位の認定単位を含む)と選択科目 4 単位の履修を修了して第 3学年に進級し、1 年以内に課程を修了することが決まっていること」になります。