心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

受動でなく能動で生こう

2008-04-17 | つれづれ
                        「野鶯啼破春」 (半紙1/2)
         
         
価値観を持っているか・・。

たとえば、日々の生活に、社会の出来事に。
たとえば、好きな色に、音楽に、好きな本でもいい。

今の時代、価値観は多様化している。
それに、ネットで検索すれば、世界のどんな小さなことでも見つけられる。

けれど情報が蔓延していない時代に比べて、
果たしてその濃度や満足度はどうなんだろうって、ふと思った。

テレビは24時間、情報を流してくれて、
自分で考えなくても、コメンテーターが一般的な答えも用意してくれる。
けれど、それは自分の答えではなく。

表現とは探求でなければならない。
というより、探求がなければ表現はできないってことかな 

学びたいという欲求は、いつも与えられている中にいると退化しちゃう。

なるべくなら受動でなくて、能動で生こう 

きっとその方が、感激も喜びも大きいから。
価値観は与えられるものではなくて、自分で作っていくものだから。


「野鶯啼破春」 野鶯啼いて、春を破る。
鶯の啼く声が、野に響いて春を知らせているといった感じの意味。






コメント (4)
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