心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

野草天ぷらの会

2008-04-27 | つれづれ
   


昨日は、4/6のブログ でご紹介した常福寺ライブの打ち上げとのことで
野草天ぷらの会に参加。

お寺の竹薮にはにょきにょきっと竹の子がたくさん。
玄関には、既に掘った竹の子が。


 


小雨が降る中、ご住職さまと男性2名、私の4人で、お寺の前に広がる田んぼのあたりに
まずは野草採りに。
ご住職さまは実によく野草をご存じなので、伺ったら、生まれたときからこの地に住まわれ
小さい頃からこの辺りで遊ばれていたそう。

子供の頃やったんですよとおっしゃって、小さな豆の鞘を摘んで中身を出すと、
口にくわえて、鳥の声のような音を出しながら歩き出された。


      
  ↑さてどちらがご住職?         ↑今や人気の芝桜の道を見てUターン


豆の笛を吹きながら歩かれる後姿を見ていたら、ご住職さまの子供の頃の姿が
浮かんできて、背中が少年のように見えてきた。

 ←戻るとすぐ、種類別に仕分けをして、洗って。


雪ノ下、のかんぞう、山椒、こごみ、どくだみ、ヨモギ、藤の花、あけびの芽の先っぽ、
山吹の花、つつじの花、レンゲ、ハルジオン、バラの葉、芹、柿の葉、タラの芽、
ウドの葉、蕗。
少ないかなと思ったけど、かなりな量。

ぼちぼち人も集まってきて、今回もS氏が腕をふるって、かつおのたたきと刺身を調理。

 ←S氏による初がつおのたたき


↓そしていつも手際よく食材を無駄なく調理されるNさんの、かつおの頭をだしにした
おすまし。しょうがとねぎもいれて臭みをとる。

 

 ←各自小麦粉と水でころもを作って揚げる


ちょうど前日に、神奈川県内で野草を食べた御夫婦が、毒のあるものを食べて
亡くなったというニュースが流れたばかりだったので、なんとなく知らない草は
食指が伸びない方もいた様だれど、結構、食べました・・私 
父からも何度もメールで、野草食べて死ぬなよ。生きてるか?って連絡があったのに 
   
奥様曰く、「住職はよくその辺の草を採ってきては、食べてるから免疫があるけど、
皆さんは危ないかもよ~」

するとどなたかが、まずはご住職に毒見をして頂いてからにしようとか 
これからを生き残るには、草も食べられないと生きていけないかもしれないから
今日はその練習だね  な~んて呑気に。

いやはや、ほんと。
え?これも食べられるの?っていう草花ばかりで、驚いた。

もしかして?人家の庭先にある白い藤の花を、ちょっと頂き。。
とってもいい香りだけど、ん~これを食べるの?とちょっと半信半疑だったけど、
天ぷらにしたら、香りよくほのかに甘くて、なかなか美味しかった。

いいなぁ 
私もこんな風に、その土地に根づき、自然や季節を感じながら、
人の輪の中で生活がしたいなぁ。

日常流れている時間とは、早さも質も違うひと時に、今日も癒されて帰宅しましたとさ。

しあわせな気持ちになれる時間を、ありがとうございます 

コメント (4)
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