心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

師走に思うこと

2009-12-14 | つれづれ
                       「さざんか」 (はがき)                  

師走も早や14日。
忘年会、年賀状、大掃除と毎年、切羽詰ってやることの多いこと 

昔は元旦を迎える間際まで、大掃除やおせち作りに追われていたけど
最近はすっかりいい加減なもので、ま、いっか、ってのが常になり 

母が子供の頃は、元旦の朝、枕元に新しい下着や寝具が置かれていたのよ、と。
祖母のそんな思いは、母の代で終わりにしちゃっていいものか・・と
申し訳ないような、恥かしいような。。

私が子供の頃は、年末年始にはたいていのお店がお休みで、
商店のシャッターには、休みのお知らせと謹賀新年の紙が貼ってあり。
街全体のお正月の静けさに、心地よい緊張感と「新しい」何かを感じたような

でも今は、元旦から開いているお店もあったり、
あの頃みたいな「お正月」の区切りをほとんど感じないような。

みんな、なんだか忙しいからね・・

でもたぶん、子供の頃体験した、「心静かに新しい何かを感じる時間」というのは
結構大事な時間だったのかもって思う。

だから、完璧でなくても、足りないものがあっても、
この年末年始は、そんな「時間」を大事にできたらなって、ふと 

コメント (6)
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