心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

水のいろの湧いてくる

2012-06-07 | 山頭火・放哉・良寛
                  (半紙/筆はいつもの蠅頭小楷)


今日午前中は書道教室。
母も含め、皆さま一緒にお年を重ね来られて(あ、もちろん私も
人数も少なくなってきたので、以前よりゆったりやっとります

それぞれ勉強している臨書の添削のあとは、いつも2つの課題をば。
今日は「松樹千年翠」と山頭火のこの句「水のいろの湧いてくる」

山頭火は「水のいろ」という表現でもって、
透明で美しい水の感激を詠んだのかな、と

Nさんが書いてこられた作品を参考に、半紙と半紙1/2横やらに書いてみたなり。
この句の一番の感激部分の「水」を大きく、続くことばは小さめにまとめて。
で、ちょっと水しぶき(塩コショウって呼んでるんだけど)をば。

余白余韻を意識しつつ左右対称になりがちな「水」には動きを持たせて、
それ以外はある程度規則性をば。
そうすると、全体として見た時に、すっきりメリハリがでるような。

で、これは半紙1/2の横バージョン。




山頭火はかな文字が多いので、バランスがむずかしいけど、
まずは、句を感じ風景を心に描くと、イメージも湧いてきたり。

ちょっとづつ、書きたいって気持ち、復活の兆し
やっぱり日々、臨書は大事って痛感。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする