昨日はちょいとハードスケジュールな一日でした。
午前中の書道教室では、4月の蘭秀会書展の作品締切りだったので
皆さまと作品を拝見し、無事提出頂き、あとは表具を待つだけとなりました。
私のも眺めてみてから数枚残し、また後日気分が変わったところで選ぼうかと。
そして午後からはインテリアの書の教室。
昨日のテーマは「般若心経を書く」でした。詳細は近々。
そこから銀座かねまつホールで24日まで開催中の第十回醜美舎展へ。
この展覧会に出品されていらっしゃる柿田辰巳さん(女性)にご案内を頂き
柿田辰巳さんの作品。
昨秋亡くなられた小木大法氏へのオマージュ作品とのことで、「黒」の文字。
この展覧会へは毎年この時期、蘭秀会展の作品制作に苦戦中で伺えなかったのですが、
今年こそ是非にも伺いたい!と思い、閉館30分前の到着になってしまったけど、
126(128かな・・)点の作品をじっくり拝見してきました。
こちらの主宰でいらっしゃる蔵元訓征氏は以前、奎星会にいらした方で、
作品とお顔だけは存じ上げており、いつかお話を伺いたいなぁと思っていたのでして。
会場で柿田さんにお目にかかり、お話を伺っていると早くも閉館の時刻。
入口でお待ち下さっていた蔵元氏と二見氏、柿田さんに、遅くまですみません・・と、
後ろ髪を引かれつつ会場を後に。
これから軽く食べに行きますが、ご一緒にいかが?とお誘い頂き、
お向かいのお店で3時間程「醜と美」についてに始まり、「芸術とは」「アートとは」、
「粋とダサイ」の違い・・などなど興味深いお話をたくさん伺い
皆さま、気さくで陽気であたたかく、ジョーク満載で笑いが絶えず。
柿田さんとは2回目、蔵元氏、二見氏とは初対面とは思えないほど、楽しい時間でした。
展覧会の作品はブログ掲載OKとのことでしたので、またあとでご紹介します。
思いがけない出会いに刺激と希望を分けて頂いて、気持ち新たに作品制作に向かえそうです
蔵元氏の作品 照明の具合で黄色っぽく見えますが 白と黒の美しい世界でした
抽象作品、臨書作品と幅広く、表具や展示方法もそれぞれに工夫を凝らしていて見ごたえあります。
24日まで開催中ですので、週末お時間ありましたら、是非お立ち寄り下さいませ。