昨日の続き、醜美舎展の作品をいくつかご紹介。
今回は時間がなかったのと目録はないとのことで、お名前がわからず
申し訳ないのですが。。。
最初の作品は、いつか書いてみたいと思っている帛書の臨書。
原本は、二玄社の中国法書選10 木簡・竹簡・帛書の最初のあたりにも。
こちらの作品は、素材も技法もどうなってるのかしらんという感じで。
もう1枚並んで、別の部分の帛書が飾ってありました↓
この題材、今まで書の展覧会の作品としては初めて拝見、質感の意外性、
色合いも心地よく、インテリアとして飾るには、サイズもちょうどいい大きさ
(半紙より少し小さめ位)で、素敵でした。
こちらは原本の風景も再現しつつの、臨書作品。
甲骨文
金文
草津祐介氏「吾知Ⅰ~知天知人見人見天立」
この中に、知天・・の文字を探してみて下さい
このほかにもまだまだたくさんありましたが、まだ会期中なので
続きはまた明日ということで。
来月ある自分の書展の作品は、なんとか数点の作品を残しつつ、
この週末は、ふと心に浮かんだ八木重吉のこの詩のような思いで
また作品制作を楽しめたらと思います。
わたしよ わたしよ 白鳥となり
らんらんと 透きとほつて おほぞらを かけり
おほぞらの うるわしいこころに ながれよう
桜は一気に満開です。
ここ数年この季節には展覧会の準備があり、お花見などほとんど
出かけていないのですが、ご近所のお庭の桜や木蓮を愛でております。
この週末に雨が降ると、早くも花吹雪となるようですね。
皆さまには、素敵なお花見日和となりますように。