最近絵手紙教室では、絵よりも、たとえばこんな、山頭火の句を書く。
おとといの教室で、この句を宿題に。
それぞれに書いてきた作品の品評会をする。(と言っても、和気あいあいにね )
そこで、どなたかがこんな質問を。
「これは過去の道なのか、それとも未来への道なのか?」と。
すると皆さんもどちらなのか、随分悩んだと。
それによって、絵も字の流れも変わってくるから・・と。
「えっ?」
おおおお~なるほどぉ
今自分が見ている道は、過去を振り返り、既にまっすぐになった上にいるのか、
それとも、今自分が立っているのは、わかれてきた道がこれから先まっすぐに
伸びている時点なのか。。
私は迷いもせず、後者でした。
今までわかれてきた道が、これから先はまっすぐに伸びているイメージ。
道といえば、縦に書くのか、横に書くのか、あるいは左から?右から?・・と
川は左から?右から? 風はどこから?上から?下から?
へ~。ふ~ん・・・と改めてみんなで確認。
みなさんの作品。
その感覚って、どこで培われるものなんでしょうね。
生まれ持ったもの? 育った環境? ・・・?
新しい発見と、感動がありました。
さっきの話、道の時点はどっち?の答えは、教室の皆さんはほとんどが前者。
子育ても終わり、お孫さんもいらっしゃる頃の人生の先輩方の解説によると・・
「それは年齢からくるものじゃない?」と、一同大いに笑う。
でも・・確かに生きてきた道のりもあるけれど、自分がいつの時点なのかを
決めるのは、自分次第ってこともあるし。
それに、どの地点であっても、ぽつぽつとまっすぐでありたいなぁ・・。
でも途中の出会いで、色んな色に変化したり元に戻ったり。
でも最近、DNAっていうか、やっぱり良くも悪くも血は争えないなあって感じること多々・・です