心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

師走だけど

2009-12-21 | つれづれ
                           (はがき)

愈々今年も残り11日となりましたね~。
師走はいつにもなくあっという間に時が流れるような。

あ、それは忘年会やらクリスマスやら、大掃除、年賀状・・とイベントが多いせい?
今週は世の中クリスマスウィーク 

数年前までは、家に友人を招いてクリスマスぱーちぃをやったりしていたんだけど
体力不足は、気力減退を招くようで。。。
それでも、この年になってもクリスマスグッズをちょこちょこっと飾ったりしてる。

クリスチャンでもないのに?って、聞かれることあるけど、いいのいいの。
本来の目的は何であれ、あちこちイルミネーションはきれいだし 
なんだか楽しいって気持ちを運んでくれるんだもの 

そうそう、友人がきれいだったよ~と教えてくれたので、ご紹介。
江ノ島展望燈台で27日までクリスマスライトアップ中。
期間中、花火やコンサートもあるみたいなので、お近くの方はいかがかしらん。


写真はHP(↓)より拝借

詳しくは→ 江ノ島電鉄HP

年末の忙しさの中に、ほんのちょっとゆっくりとした時間を過ごせますようにと
今日の1曲は大好きなChris de Burghの  Always On My Mind



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お正月のランチョンマットに~

2009-12-20 | 季節もの
                
前回の絵手紙教室で、お正月のランチョンマットでも~ってことで。
絵手紙教室なのに、そういえば絵がないけど・・ 

半紙で鶴を折って下さったので、赤い千代紙の上にのせて「恭賀新年」(↑)



半紙を適当に折って、着物の裾のように返しの部分に色を乗せて。
瑞気集門は、めでたい気(瑞気)が、門に集まってきますようにという意味。

金色の紙は100円ショップのダ○ソーで、3枚で100円。両面金と豪華。
他に白、赤などもお正月のランチョンマットにと
迎春とか、賀とか、ポスターカラーの金色を使って直接書いてみたり。

 



はがきに「迎春」右に金のラインを入れて。箸をおくとこんな感じ。

色々書いたけど、とりあえず今日はこんな感じで。

昨日は大掃除第1弾をちょこっとして、深夜まで年賀状書き。
とりあえず本文まで200枚完成。
今年はちょっと早いスタートなり~ 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫に似るのか猫が似るのか

2009-12-19 | 
                      膝の上でくつろぐぷくぷく

久々に猫。

昨日Kちゃんに、みーにゃとぷくぷくは誰かさんの分身みたいだね、と。
ま、飼い主に似るっていうからね 

でも、猫それぞれに性格は正反対のような。

最近みーにゃは、カメラを向けるとあさっての方を見て、急に無関心を装う。
れれ? なんか心当たりが・・



とっとっとと足早に走る音が聞こえた方を見ると、
今食べ終わった後だというのに、ぷくぷくがご飯処の定位置で正座してる。
そんなことしてないで、もうちょっと頂けませんかねぇ・・・って感じ?



猫が飼い主に似るのか、飼い主が猫に似るのか、はて、どっちかしらん。

今日も猫に癒されつつ、皆さまもどうぞよい週末を~ 


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道は近きにあり

2009-12-18 | 漢詩
                            (はがき)


「道在邇」 道は近きにあり。


たぶん。
どんな世界で活躍している人も、何もないところからスタートしているわけで。
でもって、何事も上を見たらキリがないし、完成なんてなく。。

そう思うと、一体何から手をつけたらいいのかわからなくなったり 

たとえば書も、あれもこれも勉強したいけど、時間は足りないし
一生かかっても無理だぁ・・ってため息ついたり、
逸る(はやる)ばかりでどれも中途半端になったり。

でもね、あるじゃないですか・・「好きこそものの上手なれ」ってことば。

だからね、迷ったときは、好きなことをただただ、ひたすら繰り返すなり~。

人からみたらくだらないって思うことでも
その道では誰にも負けないってものを掴むのは
「好き」って気持ちをどこまで信じて、やり通せるかってことのような。

すごいなぁ・・ って、自分とは違う人と思って諦めないで
まずは目の前のできることから始めるなり~。

道は遠きにあらず、近きにあり、とな 


・・って人には言いつつ、腰が重い私だけど 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレーとか生成色とか

2009-12-17 | つれづれ
                          (半紙1/2)

日本人はものごと黒・白と分けるのが苦手だと言われてきた民族らしいけど。
最近は、所々そうでもないらしい。

でもね、ふと思う 

たとえば・・
自分をごまかす嘘と、言い訳の嘘。
謙虚な遠慮と、思いやりのない無関心。
正義と権利。攻撃と防御。

それらのどちらが正しいのでもなく、どちらが間違っているのでもなく。
目の前に起きていることが全てであるような 

人は、なんだか答えを見つけたがる。
自分はいい人なのか、いやな人なのか、確かめたくなる。
白が好きなのか黒が好きなのか、答えを出さないと仲間に入れてもらえない気がしたり。

でもね、ふと思う 

日本人だから・・に限らず
人は、グレーとか生成色のあたりが、本当は人らしいような気もする 


今日の1曲は、大好きなハナレグミの  明日へゆけ


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長楽無限

2009-12-16 | つれづれ
                        (はがき) 


長樂無限。
楽しいことが無限に続きますように。


昨日のランチは、某お祝いにと、Y先生、Hさんがお誘い下さり。
忙しい中、Hさんは材料や道具を持ち込んで、手作りの餃子や焼きそば、
叉焼まで作って下さり~   ありがとうございました

あ、Yさん、Mさんも餃子包みをされたとか 
私は午前中、絵手紙教室だったので、急いで到着したら既に皆様おそろいで。

この餃子がすご~く美味しかった!
豚ひき肉にキャベツ、韮のみじん切り、オイスターソース、鶏がらスープ、醤油を
混ぜ、餅粉(だっけ?)が入った餃子の皮で包み、ホットプレートで焼く。



焼き目がついた頃、片栗粉入りの水をまわし更に蒸し焼き。
そうするとパリッ焼けるそうで。
最後にごま油をかけて出来上がり!



Y先生、ダブルYさん、ダブルMさんと7人で、わいわいきゃっきゃっと
美味しくて餃子12個は食べたかな。
叉焼のレシピはまだ詳しくは聞いてないけど、豚ロースの上に味噌と?
なんだっけ・・を乗せて、そのままラップをしないでレンジで数分チン!
たったそれだけなのに美味しかったなり~ 

その上、    まで 



楽しいうれしいひとときに感謝をしつつ、
みんな一緒に過ごした和やかで、なんてしあわせな時間 

改めてこの場を借りて・・
Y先生、Hさん、心のこもった時間をありがとうございました 
そしてダブルYさん、ダブルMさんにも ありがとうございました 

次回は・・・


長樂無限。
みなさまにも楽しいことがいっぱい巡ってきますように 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無造作なものが

2009-12-15 | つれづれ
                         (はがき)


ざくっりとした無造作なものが好き。
計算のない言い訳のない、ありのままのものが好き。

不器用でも不完全でも、心のこもったものが好き。
かっこつけないでさりげないものが好き 


だから(?)楷書は苦手って思ってた 
これぞ美しくあるべき姿なり~とされると、参りました~となるしかなく。

あ、でも見るのは好き。
ある意味、言い訳のないまっすぐに迫ってくる楷書には背筋が伸びる。

でも書けない。
そっか・・実はそれって、まだまだ何かにこだわってるってことなのかな・・。

さりげなく美しい楷書というのを、いつかは書けるようになりたいなぁ。。

計算されたものではなく、不器用なほど心のこもった楷書を。
素直で、見た人が肩の力が抜けるような楷書を 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走に思うこと

2009-12-14 | つれづれ
                       「さざんか」 (はがき)                  

師走も早や14日。
忘年会、年賀状、大掃除と毎年、切羽詰ってやることの多いこと 

昔は元旦を迎える間際まで、大掃除やおせち作りに追われていたけど
最近はすっかりいい加減なもので、ま、いっか、ってのが常になり 

母が子供の頃は、元旦の朝、枕元に新しい下着や寝具が置かれていたのよ、と。
祖母のそんな思いは、母の代で終わりにしちゃっていいものか・・と
申し訳ないような、恥かしいような。。

私が子供の頃は、年末年始にはたいていのお店がお休みで、
商店のシャッターには、休みのお知らせと謹賀新年の紙が貼ってあり。
街全体のお正月の静けさに、心地よい緊張感と「新しい」何かを感じたような

でも今は、元旦から開いているお店もあったり、
あの頃みたいな「お正月」の区切りをほとんど感じないような。

みんな、なんだか忙しいからね・・

でもたぶん、子供の頃体験した、「心静かに新しい何かを感じる時間」というのは
結構大事な時間だったのかもって思う。

だから、完璧でなくても、足りないものがあっても、
この年末年始は、そんな「時間」を大事にできたらなって、ふと 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書展と永青文庫へ

2009-12-13 | 書展・展覧会情報
                        石川芳雲先生 

昨日は母と展覧会へ。
まずは上野の東京都美術館での日本書道学院展。

去年の展覧会 から、もう1年経ったんだぁ・・とちょっとため息 


今年も会場にいらした石川先生、数えで80歳とは思えぬ程、凛々しく若々しく。
今回は2×8尺2枚の大きさの作品。
アップで拝見すると、巧妙にして壮健、清明、超然としつつ情味のある作品に敬服。
ううう~ん。。と唸るばかりなり。

次の個展のご予定は?と伺うと、「米寿まであと8年は長いねぇ」と。
米寿を待たずに是非♪とお願いをしてみたなり。

そして宮山一琴先生の作品。寛大で悠然としたものを感じ 

 
真ん中が宮山先生

去年は刻字千字文の作品を出品されていた清水路石先生、今年は李白の有名な詩を。



書の世界もそれなりに広く、色々な書風あり、求める世界もそれぞれ。
その中で普遍的なものはあるのかないのか・・
以前はないような気がしていたけど、最近はあるような気がしてる 

都美術館を後にし、ギャラリートークがあったので急いで目白の永青文庫へ。

詳しくはこちらも→永青文庫

あの細川護熙氏(元総理大臣・細川家18代)が理事長をされているらしく。

静かな住宅街の中にあって、時代と歴史を感じる建物はなかなかいい雰囲気。



門から建物までの小径。

 
建物内の一室。

ここでどんな方々がどんなお話をされていたのかなぁ・・と、思いを馳せてみたり 

今回は細川コレクションとして黄庭堅の伏波神祠詩巻(ふくはしんししかん)等の展示。
原本ではなくレプリカだったけど、う~ん、いいなぁ~と再確認 

 ">


この伸びやかな左払いが特徴でもあり、線の太さの中に運筆が見て取れ、
一字一字を追うと、黄庭堅のリズム、呼吸を感じる。

この「會」という文字を見て、石川先生の「金」の字の呼吸を思い出し。


↑石川先生作品アップ

古典を臨書する意味は、文字の姿形の模倣だけではなく、
呼吸、リズム、沸き上がる感情・・をも学ぶことなのだなふぁと改めて 



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身心一如

2009-12-12 | 禅語・般若心経
                          (半紙)

身心一如(しんじんいちにょ) 禅語。

 *参考:こころ休まる 禅の言葉 河出文庫


仏教では、生と死、身体と心も分けることなく一つのものとして考える、と。
つまり、身体が健やかであれば、自然と心も元気になってくるものだ、と。
たぶんその逆もまたしかり、かな。

禅寺で、掃除、食事の支度などよく身体を動かしているのは、その修行でもある、と。
なるほど~と改めて  病は気からとも申しますしね。

ここのとこ相変わらずの夜更かし癖と、仕事で少ない脳みそを使うことが続いて、
ちょっとお疲れぎみ 
身体が疲れた時は、ちょっとの休養と心地よい音楽と、好きなことさえあれば
自然と元気も回復するってもんさね。

ってことで、週末はのんびりと・・と思ったけど、今日は久々に母と書展巡りへ。
身心一如とばかりに、刺激をもらいに行ってくるのだ。



↑石川芳雲先生が学院長の日本書道学院展(東京都美術館で14日まで)と
永青文庫 で12月27日(日)まで開催中の「黄庭堅・伏波神祠詩巻」展へ。            

 永青文庫では、今日12日14:00~ギャラリートークもあるようです。

黄庭堅(1045~1105)は中国・宋時代の書家。
重要文化財「伏波神祠詩巻」は、晩年の代表作でもあり中国書の傑作として知られている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする