新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

実家に到着

2013-12-13 16:14:44 | 旅行記

2時間半ほど前、無事に実家に到着しました。

昨夜21:52、ケータイにこんなメールが届いていました。

131213_1_01 秋田県の沿岸に暴風雪警報なだれ注意報が発令されたというもの。
警報」、それも「暴風雪警報」と穏やかではありませんが、まぁ、秋田の冬では珍しいことではありません。

そして一夜明けたきょうの早朝、こんどはこんなメールが届きました。

131213_1_02 暴風雪警報の次は大雪警報ですって

もう、「秋田の冬全開です

   

こんな季節に秋田へ行くには、飛行機より新幹線の方が確実なわけでして、TVで秋田新幹線を含むJR東日本の新幹線各線が平常運転であることを確認して、自宅を出発しました。

今回、私はVIEWカードのポイントを使って、スーパーこまちグリーン席にアップグレード(無料)して秋田に向かいました。
秋田新幹線のグリーン車は、在来線も走る狭い車両に4列シートですから、3列シートもある在来線のグリーン車にも見劣りするシート幅なんですが、その代わり、飲み物スリッパのサービスがあったりします。

それに加えて、今回はこんなサービスもありました。

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「秋田新幹線タブレット貸し出しサービス」ということで、

当列車のグリーン車にご乗車のお客様を対象に、電子書籍・映画・旅行ガイドなどのコンテンツを搭載したタブレット端末を無料でお貸出しするサービスを試行しています。

とのこと。
さっそく借りてみました

やって来たタブレット端末はiPad
コンテンツは、「るるぶ情報版」「トランヴェール」といった電子書籍JR東京駅の復原事業を紹介するビデオ秋田ディスティネーションキャンペーン関連の電子書籍やビデオ、そして映画数本と、最長4時間の乗車時間には十分な種類と量が入っていました。

私は、まず「映像で見る東京駅の保存復原」を見たのですが、約16分のこの作品、非常に良くできていて、手元に残しておきたいほどでした

そして、いくつかのコンテンツをつまみ食いしたあと、映画「天地明察」を見始めました。

この作品、公開当時に気になっていながら(に関心をもっている私ですから)、見逃してしまっていましたので、こりゃラッキー
そして見始めると、面白い
iPadの画面もきれいで(ただ陽の光ぎらつくので、ずっとブラインドを閉じていました)、このサービスは飛行機で観る映画よりずっとイイと思いましたです。

そんな中、ちょっと外の明るさ(まぶしさ)が和らいだと思ってブラインドを上げると、、、

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わおっ、雪

関東地方は寒いながらも良い天気で、筑波山もよく見えていたというのに、さすがは東北です

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それはともかく、「天地明察」を観ている途中、ふと不安が胸をよぎりました。
それは、秋田に近づいてiPadを返却するまでに(「降車駅到着10分前を目安に回収」です)「天地明察」を見終えることができるのか、ということ。

見始めてから気がついたのですが、この作品は約140分の長尺です。
見始めた時刻が遅かったもので、秋田への到着予定時刻からすればかなりビミョー

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12:06の時点で、残り時間は45分45秒ですから、映画が終わるのは12:52頃になります。そして、この列車の秋田到着予定時刻もまた12:52
「降車駅到着10分前を目安に回収」ですから、このまま見続けると、映画の最終盤に、後ろ髪を引かれる思いiPadを返すことになってしまいます。

そんな中途半端な終わり方は残念ですし、かといって途中を飛ばすのもあり得ません(初見ですから)。

結局、切りの良いところで「天地明察」を観るのをやめることにしました
いつか通して観るぞと心に決めて…。

   

こんなわけで、今回のプチ帰省の往路は、まったく退屈することなく過ごすことができました。

ただ、ふと思ったのは、景色がほとんど変わらない飛行機での旅と違って、日中の新幹線の中でずっと映画を観ているというのは、旅の行程としてはちょいともったいないかも…ということです(しょっちゅう新幹線で出張している人は別)。
特に秋田新幹線在来線区間は、車窓からの眺めが格別ですしねぇ…

131213_1_07

さて、秋田に着くと、結構が積もっています。
それも結構新しい雪です。
そして時折、2階の自室が揺れるほどの強風
吹雪いてはいませんけれど、空は鈍色で、これぞ「秋田の冬です

遠征組の皆さん、しっかりと身支度して来ているのでしょうか?
ちょいと心配です

コメント
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