新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

きょうは「花まつり」なので

2015-04-08 21:27:04 | MISIA/美術館・博物館・アート

きのう書くつもりだった「インドの仏」@東京国立博物館のことを書きたいと思いますが、その前に、

今夜は「MISIA 星空のラジオ」の放送があるんで、延期します

と書いた、「MISIA 星空のラジオ」大事件がありました
私のツィートMISIA読んでくれたのですよ

アップしたあとで、文章を推敲したくなったし、所在地がなぜか「埼玉県白岡町」妙なことになっているのではありますが、もう、、感激

お祝い「返信」をお寄せくださった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。m(_ _)m

   

さて、きょう、4月8日は、この記事のタイトルにもあるとおり、「花まつり(灌仏会)」、つまりお釈迦さまの誕生日です。
まさに「インドの仏」@東京国立博物館(トーハク)について書くにはうってつけではございませんか

ということで、ガンダーラ仏大好きの私としては期待大で繰り出した「インドの仏」

結論から書きますと、コルカタ・インド博物館所蔵の仏像仏典などを展示したこの展覧会を観て感じたのは、トーハクが所蔵している「インドの仏」レベルの高さ でした。

「インドの仏」展の出展作品のレベルが低いとは思わないのですが、トーハクで何度も拝見しているガンダーラ仏(こちらの記事をご参照方)よりもステキな仏さまはいらっしゃらなかったような・・・

例えば、こちらの「菩薩頭部」(ペシャワール周辺出土、クシャーン朝)なんか、

かなり良い線を行っているとは思うのですが、けっこういびつ・・・

トーハク所蔵のこちらの方が好きだなぁ・・・

「仏頭」アフガニスタン、ハッダ 3~5C

まったく、ほれぼれします

日本の仏像とはかなり見かけの異なる仏さまたちでも、弥勒菩薩とか、観音菩薩とか、文殊菩薩とか、おなじみのお名前を説明板に見ると、「おぉ~、同志と思ってしまうのですから不思議です。

かつては仏教エリアだった「西域」から「リアル仏教」が駆逐されて、「イスラム過激派」猛威に曝される昨今、仏像の皆様のご健勝を祈念申し上げております

  

この展覧会では、いくつかのお釈迦様ゆかりの地について詳しく説明されていました。
その中で、私が一番ビビビッ反応したのは、お釈迦様生誕の地ルンビニーです。

こちらで書きましたように、私が通っていた保育園「仏教系」でありまして、その名も「第二ルンビニ園」

園名がお釈迦様生誕の地から採られたことは、保育園児だった私も知っていましたし、「花まつり」誕生仏甘茶をかけた記憶もあります。
さらに、園の玄関に、狩野芳崖の「慈母観音」(もちろん複製)が架けられていたことも記憶に残っています
もう数十年前のことなのに、よく覚えているものですなぁ・・・

   

と、まぁ、はるばるコルカタから来られた仏さまたちにはちょいと申しわけない感想になってしまいましたが、もう一押し

「インドの仏」展一番のお楽しみは、久しぶりに表慶館1~2階を歩き回れることかもしれません

表慶館2に上ったのは何年振りなんだろ・・・
イイ空間ですよ、表慶館

コメント
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