新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

暑いぞ、熱いぞ だった大阪旅行記 #2-4

2017-09-23 09:20:25 | 旅行記/タウンウオッチング

「暑いぞ、熱いぞ だった大阪旅行記 #2-3」のつづきです。

浄瑠璃寺参拝&観光を終えた私は、路線バスに乗って奈良の市街地に戻りました。

バスが、浄瑠璃寺のある京都府木津川市から奈良県との県境にさしかかる手前から、私はカメラのスイッチをONにして、レンズキャップを外して、とある被写体を待ち構えていました

というのも、浄瑠璃寺に向かう途中のバスの車窓から、わが目を疑うような建物が見えたから…。あまりにも思いがけなかったものだから写真を撮ることができず、帰りにはしっかりと撮影するゾ と準備していたのです。

で、見えました
これです

まるでブリューゲルが描いたバベルの塔みたい

もう1(走行中のバス窓越しの撮影ですので、構図や色合いが変なのはご勘弁)

ちょうど、この2日後から、大阪の国立国際美術館「ブリューゲル『バベルの塔』展」が始まるタイミングでしたから、この時点で「バベルの塔」(絵画)の現物は既に中之島にあったはずで、なんともを感じました
私は、東京での「バベルの塔」展には行きませんでしたので、現物未見ですけど…

それはともかく、この「木津川のバベルの塔」は、「タツタタワー 木津川市(木津南配水池)」という公共施設で、「地元特産のタケノコ」をイメージした給水塔らしいのですが、タケノコというよりは、やはり「バベルの塔」ですよねぇ~

給水塔といえば、私が東京・板橋で営業活動をしていた頃、公園の中にひっそりと立つ大谷口の給水塔(大谷口配水塔)に、江戸川乱歩(少年探偵団)のイメージ(怪人がアジトにしていそう…)を感じたことを思い出します。

大谷口配水塔1972年で役目を終え、廃屋だったのですが、以降、老朽化2005年に取り壊されるまで、地元のランドマークとして親しまれていました。

30年以上も、廃屋が存在し続けたこともさることながら、跡地には、大谷口配水塔のイメージを残したポンプ塔新築されて、大谷口配水所として整備されたことは、かなりなことだと感じています。
今、通勤の際、首都高速5号線渋滞がキツい時には、前野町⇒東新町⇒R245⇒板橋中央陸橋⇒環七⇒小茂根⇒大谷口⇒中野通り⇒要町通り⇒山手通り⇒首都高速C2(西池袋)という迂回ルートを使うことがありまして(きのうもこのルートを走りました)、この大谷口配水所の前を通るたびに、和んでいます。
中野通り拡幅されて、木々に囲まれた薄暗い中に大谷口配水塔ひっそりと立っていた当時とは雰囲気がずいぶんと(明るく)変わりましたけれど…

ちなみに、大谷口配水塔とそっくりの野方配水塔(1~2度、通りすがりに眺めたことがあります)は、現在も残っているようです。

またまた話が逸れました

私は、バス近鉄奈良駅前で降り、近鉄電車に乗って次の目的地、秋篠寺へ向かったのですが、そのお話は「#2-5」で…。

コメント
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