標高25.7mといいますから、「山」というより「丘」なんですが、これでも「天然の山としては東京23区内最高峰」(Wikipediaより) だというのですから、捨てたもんじゃありません
私、就職で上京してからウン十年経ちますが、愛宕山に登ったのはきのうが初めてでした
先週の渋谷区立松濤美術館は、その存在すら知らなかったわけですが、愛宕山と、その頂上に存在する愛宕神社とNHK放送博物館のことは重々承知
しておりまして、これほどまでに後回しになったのは、単に、「その機会がなかったから」でございます
で、雌伏の時を経て(?) 私が愛宕山に登ったのは、NHK放送博物館にある「愛宕山8Kシアター」で、BS 8K 「MISIA LIVE ~One Mic, One Band」の再放送を観て、そのついでに放送博物館も観てこようというしだい…。
で、「MISIA LIVE ~One Mic, One Band」の放映は14:00からだったのですが、私が愛宕山の頂上に着いたのは、放映まで3時間
もある11:00頃
でした。
早すぎるとお思いでしょうけれど、これは私の時間配分の妙でして、まずは、初めての愛宕山を見物
して、愛宕山8Kシアターを下見
して、NHK放送博物館の展示を観て
、ここで昼食
&時間調整
した後「MISIA LIVE ~One Mic, One Band」にの放映に臨む
、という算段
でした。
私は、
自宅⇒徒歩
⇒最寄り駅⇒埼京線
⇒板橋駅⇒徒歩
⇒新板橋駅⇒都営三田線
⇒御成門駅⇒徒歩
⇒エレベーター⇒愛宕山
というルートで愛宕山へ到着
NHK放送博物館に入館する前に、愛宕神社界隈(って狭い範囲だけど)をウロウロ
…。
説明板によれば、
愛宕山は洪積層の丘陵地で、標高は26mである。山頂に愛宕神社がまつられ、江戸時代から信仰と見晴らしの名所としてにぎわった所である。
愛宕神社の祭神は火の神(火産霊命)が中心で、江戸時代には幕府の保護もあり、多くの人々が火伏せの神として信仰されてきた。
今日のように周囲に高層ビルが立つまでは、山頂からの眺望がすばらしく、東京湾や房総半島までも望むことができた。
また、愛宕山には、男坂・女坂・新坂などの坂道があり、男坂は神社正面の86段の急勾配の石段で、寛永年間(1624-1644)に曲垣平九郎がこの石段を馬で上下したと伝えられる。
だそうです。
この男坂、上から見下ろすと、、、、
というとんでもない勾配です
まぁ、距離はそれほどありませんから、馬で登るだけ
なら、なんとかなりそうですが、ここを降りる
ってのは…
無謀すぎると思えるのですが、Wikipediaによると、騎馬による男坂の上り
下り
の、
2例目は参謀本部馬丁の岩木利夫で、1925年11月8日、愛馬平形の引退記念として挑戦し、観衆が見守る中成功させた。上りは1分ほどで駆け上がったが、下り
は45分
を要した。
ですって
上りが1分
で、下り
が45分
そりゃそうなるだろ…と思いつつ、なんて無茶
なことをしたんだろ
と呆れかえるばかり。
岩木さんは、「愛馬平形と生死を共にするぞ」という意気込み
だったかもしれないけれど、付き合わされた平形クン
がかわいそ過ぎます
ちなみに曲垣平九郎さんは、3代将軍・徳川家光の、「誰かこの石段を馬で登って、愛宕神社から梅の花を手折ってきてくれないものか?」という無茶振りに応じて「快挙」を達成したのだそうな…
この男坂の上り下り
は、このあと、自分でも体験したのですが、それらも含めて、また後日…。
早くも眠くて…
つづき:2019/02/07 愛宕山に「登山」した話 (中編)
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