「MISIA SOUL JAZZ 2024 (MSJ2024)」@河口湖ステラシアター の2日目に行ってきましたので、その備忘録。
ほんとは 2 daysに行きたかったのですが、初日 9月28日(土)のチケット
は、CLUB MSAの先行でハズレたあと、ローチケの先行でも3回連続してハズレで、一般発売はいつのまにやら終わっており、結局、2日目のみの参加となりました。
28日のホテルの予約はそのままにして、28日はホテルまでの移動だけ、29日はほぼ「MISIAのライヴだけ」というシンプルな遠征にしました。
前日の夜になって、2 daysとも当日券の販売が告知されましたが、この段階で予定を変更して、渋滞
が予想される土曜日朝の高速道路に突入
する気にはなれませんでした
この前週の9月21日(土)、MISIAは「BlueNote JAZZ FESTIVAL IN JAPAN (BNJF)」に出演したのですが、私、このタイミングには「秋のお彼岸帰省
」を予定していたことから早々に不参加を決めていました。もともとフェスというものがあまり好きではありませんでしたし…
そして、BNJFでのMISIAは気になるものの、セットリストはMSJ2024と相当カブることが必至でしたので、わざわざ報道や書き込みを探すことは避けていました。それでも、MJの「Thriller」をカバーしたことは知ってしまいました
もちろん、MSJ2024初日のセットリストは完全に遮断して、2日目に臨みました
河口湖ステラシアターは無料駐車場完備をうたっていますが、「主力」の町営グラウンドは、ぬかるむような雨
が降ると開放されず、近くなくかつ有料の富士急ハイランドの駐車場を使わざるを得なくなります。(体験記)
この日の天気予報では傘マークがついていましたので、私は「13:00着
」を目標に、10:00のチェックアウトタイム
ギリギリに御殿場のホテル
を出発し、ゆっくりのんびりと旧R138を走り、富士山世界遺産センター
を見物して時間調整しながら、12:30ちょい前に河口湖ステラシアターに到着し、町民グラウンドから交差点
を渡った先にある駐車場
に誘導されました。
ここなら、終演後、駐車場から簡単に公道に出られるし、渋滞
のもとになる交差点
より東富士五湖道路 富士吉田IC側にあるしで、帰りは楽そう
です
河口湖ステラシアターの前庭が開放される13:00までちょいと時間があったので、周辺をブラブラ散歩したあと、河口湖ステラシアターに戻って来て、まずは一服
とたばこを吹かしていると、この会場名物(?)のリハーサルの音漏れが盛大
に始まりました。
と、クロタクバンドの演奏に混じって聞こえてきたのは、
男性ボーカルが入っている
いったい誰? まさかサウンドチェック用のダミーシャじゃないよね?
この私のポストに「昨日はボーカルMISIAのみでした」というリプをいただいて、謎は深まるばかり…
この後、「会場受け取り」で申し込んでいたグッズを受け取る列に並んでいるときには、「オルフェンズの涙」が
場外とはいえ、高音質かつGrooveに溢れた、豪華な「生カラオケ」です。
心の中で「カラオケ」を楽しんだ人も多かったんじゃなかろうか
そのうちにMISIAも加わり、「フルール・ドゥ・ラ・パシオン」と「オルフェンズの涙」を歌いだしました
MISIAって、リハでもお金を取れそう…
場内からの音漏れが終わったところで、一旦、会場から出て、散歩第二弾を決行したあと、クルマの中で開場時刻を待ちました。
15:30頃に、いつもと違って、ステラシアターの入口に設けられていたモギリを通って入場しました。
この日の会場周辺は、過去最悪レベルにドコモの電波状況が酷くて(Xにポストするのにも時間がかかった)、駐車場では、
通信エラー (コード:501)
通信が正しく行えません。電波が良好な環境で再度お試しください。
として、電子チケットが表示できず、「MISIA PEACEFUL PARK」@東大寺の記憶(記事)がよみがえりました
そこで、駐車場から会場まで歩く道すがら、何度か試し、表示できたところで、画面をそのままに保つことで、無事に入場できました
入場して驚いたのは、ステージがスカスカで、客席がギッシリだということ。
過去の河口湖ステラシアターでのライヴでは、客席の両端が「見切れ席」として開放されていないことがほとんどでしたが、このときは、両端も下から上までチケットを売りさばいていました
一方、キャストはMISIAとクロタクバンド6名だけですから、ステージがスカスカなのも当然のことですな
ここで、BNJFとMSJ2024のセットリスト。
まさに予想どおりの展開ですな
あのリハで聞こえてきた「男性ボーカル」は、まさかのTb担当のCorey King氏 でした
そっかぁ、肩書きは「シンガー・ソングライター/トロンボーン奏者」だもんね
さて、久しぶりに聴く「MISIA SOUL JAZZ」だったのですが、小編成バンドとMISIAのボーカルなのに、なんと音に深みと厚みがあることよ
そして、2017年7月に集中的に開催された「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2017」のときに感じた、「イントロを聴いただけでは何の曲が始まったのか判らない」というスリリングさを思い出したし、基本的にはアルバム
で聴き慣れたアレンジの曲でも、ドキッ
とするフレーズが飛び出したりと、「いやぁ~、MISIA SOUL JAZZ
」という醍醐味を堪能できました。
ジャズ・ミュージシャンってのは、「一度使ったフレーズを使い廻すのは恥」と思っているんじゃなかろうか。そして、思いもよらないアドリブを繰り出して、聴衆だけではなく、他のメンバーをも驚かすことに喜びを覚えているんじゃないかな?
すると、他のメンバーも「俺も負けていられない」とばかりに新しいフレーズを繰り出して、曲がますます更新され進化していく…
ただ残念だったのは、全体的に聴衆の拍手のタイミングが早すぎたこと。
(それと、大嫌いなウェーブが始まったこと)
この日のライヴは、冒頭から大盛り上がりで、めちゃくちゃ楽しかったのだけれど、もっと最後まで「音」を楽しんで欲しかったな…
とくに、「Everything」の最後は、MISIAの歌声が消えるその瞬間まで聴き入っていたかったのに、拍手に邪魔された感がありました
ソロを回したときの拍手のタイミングが、やはりJAZZのそれとは違っていたのだけれど、これは仕方のないことなんだろな
このライヴでもっとも印象深かったのは、ラストの「明日へ」でした。
MCの少ないライヴではあったのだけれど、何も言わずに始まった「明日へ」は、地震につづいて大雨被害に遭った能登の人たちに届け という思いがこもったMISIAのボーカルでした。
ピアノとベースとドラムスというピアノトリオをバックにしたMISIAの歌声はダイレクトに心に響いたなぁ
最後に、恒例にしてしまった「本日のMISIAのおことば」です。
空は今にも降り出しそうに曇っていて、しかも、星を見るには明るすぎたのだけれど、確かに、ステージ上には「スーパースター
」がいらっしゃるのは見えたな
次にMISIAにライヴで会えるのは来年なのかな? と「MISIAロス」の私でございます。
つづきのようなもの:2024/10/04 河口湖遠征の往路のこと
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます