新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

愛知(名古屋・犬山)旅行最終日が始まりました

2013-12-23 10:06:36 | 旅行記

ホテルで朝食を摂ったあと、近所を散歩してきました。

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空気がひんやりと心地良い
すれ違う人の多くが挨拶してくれて、これまた心地良い
当然ながら、犬山城開城前

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近くの針綱神社では、氏子の皆さんがお正月の準備に励んでいらっしゃいました。

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あと1週間と1日でお正月ですからねぇ…(あ、まだ年賀状を投函していない)
と、あれは何だ

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「お社(やしろ)」がクレーンに吊されている
これもお正月の準備なのでしょうか?

30分ほどの散歩で、けっこう体が冷えてしまったもので、ホテルに戻ると朝風呂
の~んびりと温泉に漬かって、マッサージチェア2クール(20分)満喫したら、朝から体がホグホグしています。

さて、そろそろ出発するとしますか

旅行記の本編:2014/03/12 犬山で江戸時代にタイムスリップ(その1)

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建物好きにはたまりません!

2013-12-22 21:33:24 | 旅行記

名古屋(愛知)遠征2日目は、かねてから行ってみたかったこちらに行ってきました。

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「博物館 明治村」です。

少なくない私の趣味のひとつに「建物ウオッチングがあるのですが、そんな私にとって忸怩たる思いだったのが、明治村に行ったことがなかったといこと。
昔の建物を移築して展示している施設としては、江戸東京たてもの園北海道開拓の村には行ったことがあるのですが(どちらでも充分に楽しめました)、やはりこうした施設の草分けともいえる明治村に行ったことがないというのは、後ろめたいような気分でした

でも、そもそもめったに名古屋に出かけない上に、明治村自体も、ひょいっと足を伸ばすには交通の便がよいとはいえない場所にありますし(江戸東京たてもの園北海道開拓の村も、交通至便とは言いがたい場所にありますケド)、「立ち寄る」にはあまりにも広い
そんな状況のまま年月が経ち、やって来たのが今回の名古屋遠征と3連休
2泊3日の旅行にして、2日目をまるまる明治村の見物に宛てることにしたのであります。

   

けさ、ホテルを早々にチェックアウトして、名鉄犬山駅まで行き、そこから路線バスに乗り継いで、明治村に到着

が、着いたのが早すぎた

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名古屋駅近くのホテルを出発して1時間ほど明治村に到着したのは良いのですが、明治村冬期(12~2月)「開村時間」10:00~16:00、結局、15分ほど「開村」を待つことになりました。
それにしても、日没の早い時期に「閉村時間」を早めるのは理解できますけれど、どうして「開村時間」が早まるのでしょうか? 3~11月の開村時間は9:30で、いくら冬至界隈(今日が冬至でした)でも、さすがに「9:30」は早くない時刻だと思うのですが…
来場者数が減るからなのでしょうかねぇ…

   

こうして、オープンと同時に「入村」した私、明治村をあとにするときには「蛍の光」が流れていました。
つまり、ほぼ6時間、私は明治村を歩き回っていたのです。
できることなら、もう2時間欲しかった…
やはり1日で明治村を見尽くすのは難しいということなのでしょう。

   

きょうの見聞録は後日、のんびりと書くことにしますが、ひとつだけトピックスを書いておきましょう。

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京都の河原町三条に立っていたという「聖ザビエル天主堂」まで来たとき、なにやら音楽が聞こえます。
オルゴールのような音色で、曲は、、、「恋人がサンタクロース」

ちょうどこのとき、「聖ザビエル天主堂」では「X'MAS EVENT」として、金城学院中学校 ハンドベルクワイアーの皆さんによる「ハンドベルコンサートが行われていたのです。

131223_1_05 教会の中に響き渡るハンドベルの音色は、甘く、柔らかく、ステキでした

そして、次の曲が、、、なんと、「White Christmas」
「時節柄」とはいえ、2日続けて「White Christmas」生で鑑賞することになるとは…

131223_1_06 ステンドグラスを通した光、教会の中に響き渡る美しいハンドベルの音色、心が洗われました…。

この「聖ザビエル天主堂」に限らず、明治村の数々の建物に、私は萌え上がりまくりでございました。
もっと早く来るべきだったな、と思いながら…。

つづき:2013/12/23 愛知(名古屋・犬山)旅行最終日が始まりました

旅行記:2014/01/08 愛知(名古屋・犬山)旅行記(その9)

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MISIA 星空のライヴVII 名古屋2日目は「X'msa」スペシャルでした

2013-12-21 23:43:05 | MISIA

「MISIA星空のライヴVII -15th Celebartion-」名古屋2日目に行ってきました

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タイトルにあるとおり、「White Christmas」が披露されるは、恒例「星空のシスターズ」との掛け合いではシスターズがクリスマスソングを歌うはで、まさしく「X'msa」ならぬ「X'mas」スペシャルでした。

いや、それ以上に特筆するべきは、最初から最後までMISIAが完璧だったこと

ホント、素晴らしかった
あれほど非の打ちようのない、見事な「果てなく続くストーリー」を聴いたのは初めてだったかも…
PAも例外的なほど良かったし、最高の今年の「生MISIA納め」になりました

つづきのようなもの:2013/12/22 建物好きにはたまりません!

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名古屋に向かっています

2013-12-21 10:46:20 | MISIA

いま、新幹線名古屋に向かっています。

先週、今週、来週、再来週と、連続して週末には新幹線東奔西走ならぬ「北奔西走中の私でございますが、今回の目的はもちろん、私にとって今年の「生MISIA納め」となる「MISIA星空のライヴVII -15th Celebrarion-」名古屋公演(2日目)です

実は私、あんまり名古屋には出かけていません
仕事で数回、プライベートでは2006年8月以来の2度目になります。

ちなみに前回の名古屋旅行もMISIA絡みでして、「MISIA星空のライヴIII」を聴きに行きました。
名古屋センチュリーホールで行われたこのライヴ、当時は「星空のライヴは野外「常識になっている中、レアホール・ライヴでして、公式サイトでも「PRE LIVE」という扱いでした。
昼過ぎまで仕事をして、ギリギリのタイミングで会場に着いたこと、いつもにも増してPAが酷かったことなんぞが思い出されます。
「MISIA星空のライヴIII」自体はとてつもなくステキな、(今となっては涙なくしてライヴDVDを観られない)ライヴだったんですけどねぇ…

MISIA 星空のライブ3 ~Music is a joy forever~ [DVD] MISIA 星空のライブ3 ~Music is a joy forever~ [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2011-12-19

   

ちょっと心配した天候も、朝からド・ピーカンで、最寄り駅のペデストリアン・デッキからは、真っ白な富士山が見えました

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これなら新幹線の車窓からは、さぞかし見事な富士山を眺められるだろう、、、、と思ったところ、新幹線の座席はあろうことか海側でした

至近の富士市辺りでは、裾野しか見えませんでした…

のっけからちょっと躓いた今年最後の旅行、どんな旅になるのでしょうか

あと30分弱名古屋に到着します。

【追記】静岡県内までは良い天気だったのが、愛知県に入るとが広がって、名古屋に着くと路面が濡れていました

う~む、、、傘を持ってきたのは正解だったか…と思ったものの、その後は天候がグングン回復して、良い天気になりました

予定どおり、名古屋城

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きょうから北斎展が始まった名古屋ボストン美術館に行ってきて、

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いまはホテル一服

ありゃ? あんまりのんびりもしていられないか (2013/12/21 17:08)

つづき:2013/12/21 MISIA 星空のライヴVII 名古屋2日目は「X'msa」スペシャルでした

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祝 新・秋田県立美術館 開館 (後編)

2013-12-17 23:35:31 | 美術館・博物館・アート

「祝 新・秋田県立美術館 開館 (中編)」のつづきは「後編」最終回です。

131217_1_01 「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展は、その図録から引用しますと、

本展では、渡仏前の作品をプロローグとして、模索の時代から1917年のデビュー、そして黄金期と呼ばれる1920年代を頂点としてパリを離れる1931年にいたるまで、藤田が辿った創造の軌跡を辿ります。

というわけで、あまり上手とは言えない文章ですが、展覧会のタイトルどおり、1931年までの藤田の作品と、パリで藤田と交流があったり、藤田に影響を与えた作家たちの作品が並んでいました。
中編」で、平野コレクションの展示が1点しかないことを書きましたが、平野コレクションの藤田作品1930年代以降が主ですから、納得ではあります。

さて、いわゆる「偉大なる乳白色の下地」と賛美された1920年代初めからの一連の裸婦像も素敵だったのですけれど、それよりも、新鮮だったのが1910年代後半の作品でした。
たとえば、1917年の「3人の踊り子」なんてどうでしょうか

131217_1_02 金箔の背景がいかにもJaponesque
他にも、「扇面のための図案」なんてのもあって、藤田のベースには「日本」があったことを目の当たりにできたのは大きな収穫でした
また、なんともおしゃれなのが、この時期の特徴だと思いました。

ジャン・コクトーを描いたこちらの作品、、、良かったぁ~

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また、お友だち有名画家の画風をまねした作品群(1927年頃)は、茶目っ気たっぷりでおもしろかった…
こちらの作品は誰をもじったものでしょうか?

131217_1_04作品のタイトルは、

アンリ・マティス風に 窓辺で書き物をする女」

です。
う~む、、、いかにも…

このように、いろいろな「藤田嗣治」を楽しめたのですが、それに彩りを添えていたのが、パリで藤田がつきあっていたピカソローランサンパスキンキスリングといった方々や、生前は接点がなかったものの藤田が慕っていたというルソー(あの税関吏ルソー)の作品でした。

しかも、絵画だけでなく彫刻も展示されていまして、その彫刻3点がどれも素晴らしかった
とりわけ良かったのが、こちら
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誰の作品かお判りでしょうか?
縦長に引き伸ばされた顔、アーモンド型の眼…、

そう、モディリアーニの作品です。

図録を引用します。

哀愁漂う長い首の人物画で知られるモディリアーニだが、1910年前後の一時期、彫刻に傾倒した。1909年頃、彫刻家のブランクーシに出会ったことが契機であった。1912年の第10回サロン・トートンヌには7点もの石彫を出品するが、健康上や経済上の理由から1913年頃より再び絵画へと回帰した。モディリアーニが彫刻でみせたユニークな造形は、1917年頃のデビュー当時の藤田に示唆を与えている。

だとか。

他の彫刻2作品、飛鳥仏を連想するようなオルロフ「聖母、ジャンヌ・エビュテルヌ」、なんとなくロダンのバルザック像(記事はこちら)を思い出してしまったザツキン「布をまとった人物」と併せて「お持ち帰り」したかった…

秋田県立美術館での「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展は、来年2月2日まで開催していますので、正月休みに帰省したときにもう一度出かけてみようかと思っています。

   

新居に引っ越した「秋田の行事」をしげしげと拝見しました。

下の動画は今年8月に行われた引っ越しの様子。
旧・秋田県立美術館(平野政吉美術館)壁を壊して運び出したんですなぁ。

こりゃ、お持ち帰りなんてできっこありません

冗談はさておき、今回「秋田の行事」を観て、改めてその大きさダイナミックさ感嘆いたしました。

加えて、3~4回目にして、額縁(というのか?)が金箔貼りで、枠の右側に3枚のプレートが釘止めされていることに気づきました。
思わずφ(..)メモ

一番上のプレートにはこのように書かれていました。

金箔置大額完成 昭和42年5月5日
願主 平野政吉
大工棟梁 秋田 小玉才太郎
表具師 曳尾堂 鈴木儀太郎・実 父子
       其他5名

そして2枚目が、

秋田の行事 藤田画伯作
絵画保存修理作業
昭和62年12月15日完成

そして、そして3枚目が、

「秋田の行事」移設工事 平成25年9月4日完工
搬送 日本通運  施工 男鹿谷家具工商

(17名のお名前は省略

一部略させていただきましたが、このサイズになると、「額縁」は大工さんが作るんだなぁと妙なところに感心したりして

「秋田の行事」のことは、別仕立てで書きたいと思っていますので、「祝 新・秋田県立美術館 開館」はここで全巻のお終いであります。

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祝 新・秋田県立美術館 開館 (中編)

2013-12-16 23:25:05 | タウンウオッチング

「祝 新・秋田県立美術館 開館 (前編)」のつづきを書く前に、今朝の通勤時のことを書いておきます。このブログ、一応、「日記」を謳っているわけですし…。

日の出がだんだん遅くなってきて暗いうちに自宅を出発して、高島平付近で日の出を迎える昨今ですが、今朝、笹目橋を渡った時の朝焼けのなんと見事だったこと
ラジオでも中西哲生さん「半蔵門は素晴らしい朝日です」とおっしゃっていたのですけど(こちらをご参照)、半蔵門に限らず、ホントに見事な朝焼けでした。
写真を撮れなかったのが残念です(なにせクルマを運転中ですから…)。
でも、首都高速高島平ランプ渋滞に嵌まったところで、ケータイで撮ってしまいました

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この写真を撮った数分前笹目橋を渡るときはもっと凄かったんですけどねぇ…。

   

さて、秋田県立美術館での、「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展のことを書きましょう。

JR東日本の「大人の休日倶楽部」TV CMでは、

と、吉永小百合さん秋田県立美術館藤田嗣治巨大絵画「秋田の行事」を観に行く設定になっているわけですが、このCMが撮影された頃、「秋田の行事」は、お堀の反対側にある旧・秋田県立美術館(平野政吉美術館)にあって、新・秋田県立美術館の展示室は、こんな風だったはず

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上の写真は去年の夏、新・秋田県立美術館プレ・オープンした時に撮ったもので(記事はこちら)、CMは合成したものなんですな。
この事実を念頭にCMを観ると、やはりなんとなく不自然

ちなみに、CMの最後で吉永さんがくつろいでいる新・秋田県立美術館ラウンジからの眺めがこちら

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画面やや右に旧・秋田県立美術館(平野政吉美術館)、左端に秋田県民会館が写っています。
それにしても、寒々ぅ~

131216_1_03 それはともかく、私、「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展のことを誤解していました
てっきり、新・秋田県立美術館公式オープンを記念して、平野コレクションの藤田作品を中心に、他の美術館や個人が所蔵する藤田作品がちょびちょびと展示されているものと思い込んでいました。

ところが、現実は、出展目録から平野コレクションを探すと、門外不出というか動かせない「秋田の行事」を除くと(実は「秋田の行事」は出品目録には載っていません)、「眠れる女」の1点のみ

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確かに、展覧会のタイトルは「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」で、サブ・タイトルには「藤田嗣治 渡仏100周年記念」とありますし、静岡⇒熊本⇒北九州⇒京都⇒秋田⇒岡山と巡回(なぜ西日本が多いのだろうか)してる展覧会です(秋田展には「秋田県立美術館開館記念」「秋田魁新報創刊140周年記念」というサブタイトルもついていますけど)。

でも、予期していた以上にバラエティに富んだ、そして魅力に溢れるFoujitaの作品を観られて、私は超満足

「後編」に引き継ぐ前に、チケットに使われているこの作品を紹介しておきましょう。

131216_1_05 1918年の作品「2人の少女と人形」(個人蔵)です。

前夜の「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration-」秋田公演の余韻を引きずる私、左のカーリーヘアの女の子からHanah Springさんを連想してしまって…

この作品を含めて、「お持ち帰り」したかった作品のなんと多かったことか
実は、一番「お持ち帰り」したかったのは藤田作品でなかったりして…

その辺も含めて「後編」につづく…。

つづき:2013/12/17
    祝 新・秋田県立美術館 開館 (後編)

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祝 新・秋田県立美術館 開館 (前編)

2013-12-15 21:03:50 | 旅行記

きょうの昼下がり、盛岡で途中下車することなく、実家からUターンしてきました。

自宅最寄り駅で降り立つと、なんと暖かいことかぁ
実家の辺りでは、時折青空が広がることもあったものの、基本的に雪模様で、時折、吹雪いたりしていました。
途中の大曲駅ではかなりの積雪

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それなのに、関東ではピーカン
そして、暖かい…。

日本の冬の常とはいえ、ホンの数百km移動するだけで、こんなにも気候が違うというのは、改めて凄いと思いました…

   

さて、きのう、今年9月28日公式オープン後、初めて秋田県立美術館に出かけてきました。
新しい秋田県立美術館には、すでに去年の夏休み(記事はこちら)と今年の夏休み(ホンの数行ながら記事はこちら)に出かけていますが、やはり公式オープン後初めての帰省ですから、行ってみないことには ねぇ
しかも、秋田県立美術館といえば、平野コレクション藤田嗣治の作品群が目玉なんですが、折良く、12月7日から「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展を開催中です。

という次第で、厳しい天候にもかかわらず、バスに乗って秋田県立美術館へと出撃しました。
ちなみに下の写真は、秋田名物の「三平バス」です。

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秋田県立美術館に着くと、あれ、閑散

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大丈夫かぁ? (「何が?」ですが…)

「フジタ展」会場の2階に向かう階段閑散

131215_1_05あっ、壁に掛けられたタペストリー、なかなかイイ

131215_1_06 図録を繰ると、ありました元ネタ

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キャプションによれば、

モンパルナスの画家たちとの仮装パーティ、1925年頃(2列目中央が藤田嗣治)

だそうな。

閑散としていることを別にすれば、「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」展への期待が高まります

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ということで、つづきはまた後日

つづき:2013/12/16 祝 新・秋田県立美術館 開館 (中編)

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MISIA 星空のライヴVII 秋田公演は実質的に「アレックス追悼公演」でした

2013-12-14 20:13:02 | MISIA

昨夜の「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration-」秋田公演@秋田県民会館は、北陸の2公演をキャンセル(3月末に延期)したMISIAの体調と、アレックスこと青山純さんが亡くなったことからMISIAがどれだけ立ち直っているのか気がかりなライヴでした(下の写真は一夜明けた今日の秋田県民会館)。

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開演前、ステージ上に一人の男性が上がり、ピンスポットが当てられました。

この方、プロモーターのキョードー東北の方だそうですが、曰く

開演に先立ちまして、お知らせとお願いを申し上げます。

とな。

開演前の「お知らせとお願い」とくれば、

携帯電話、アラーム付き腕時計(今でも使っている人がいるのか?)の電源をお切りください。

とか、

公演の写真撮影、録画、録音は固くお断りいたします。

といったものと相場が決まっているものですが、この夜の「お知らせとお願い」は違っていました。

12月3日に、ツアー・メンバーだった青山純さんが亡くなったという「お知らせ」(記事はこちら)と、青山さんに黙祷を捧げたいという「お願い」でした。

   

こうして、幕が開いた「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration-」秋田公演、大きな拍手と歓声に迎えられたMISIAですが、表情が硬いし、歌もなんとなく平板
大丈夫かぁ と心配したのですが(MISIAも観衆と一緒にバックステージで黙祷したのでしょう…)、さすがはMISIA、2曲目からは「いつものMISIA」に戻っていました。

それでも、いつもと違って、MC地元ネタが少ない…
せいぜい、

お礼を言うと、秋田の観衆の皆さんは、律儀に(お辞儀を)返してくれる。

くらいのもの。
その代わり、青山さんへの思いを涙混じりで語ってくれました。(以下は大意です)

MISIAのコンサート・ツアーは、ダンサーを交えて、デジタルな音を主体にした「THE TOUR OF MISIA」と、アコースティックな音作りをした「星空のライヴ」が二本柱になっていること。

「THE TOUR OF MISIA」に比べて「星空のライヴ」は、そのスタイルを確立するの時間がかかったこと。
その理由は、MISIAと気心を通じて音を作れるバンドメンバーが必要だったこと。
そんな中で、青山純さんは、MISIAにとって大事な人だったこと。

そして、

この場で青山さんのことに触れないという方法もあるでしょうが、それは私にとってになります。

とコメント

このMCの直後に歌ったのが「忘れない日々」でした。
MISIAだけでなく、コーラス、バンドを含めたキャスト全員青山さんに対する思いにあふれて、もう、こちらも涙するしかないパフォーマンス…

「忘れない日々」は、別れた恋人を思い出して歌った曲ですが、最後のフレーズ、

写真立ての中で笑う あの頃が 二度と もどらなくても

辛すぎる…

この曲が終わって、MISIAがコーラスの「星空のシスターズ」を紹介したとき、Hanahちゃんが、自分が紹介されたことに気づかなかったことが印象的でした。
Hanahちゃんは、歌い終わって「頭が真っ白」な状態だったんでしょう、きっと…

この「忘れない日々」と共に「響いたのが、「逢いたくていま」

こちらの曲は、亡くなった人への思いを歌っていますので、もともと直接的なのですが、私をアッと思わせたのは、Fuyuくんのドラミング

「逢いたくていま」のオリジナルはFuyuくんのドラムで、CDだけでなく「星空のライヴV」以降のライヴでもFuyuくんのドラミングが当然のように思っていました。
ところが、今年の2月22日、横須賀で始まった「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration-」(記事はこちら)では、青山さんとFuyuくんのツイン・ドラムながら、「逢いたくていま」青山さんがメインで、Fuyuくんとは違うドラミングが新鮮に思えたものでした。
そして、昨夜の「MISIA星空のライヴVII -15th Celebration-」秋田公演「逢いたくていま」Fuyuくんは、なんと「アレックス Ver.」のドラミングを披露

泣けました…

そしてそして、極め付きは、バンドメンバー紹介の最後(出演者の紹介が終わってから)のMISIA

ドラムス、青山純 こと アレックスぅ~

と来ました。

もう、、、、、

一見(いちげん)の観衆の方々にとっては、「どうしたの?」という感じでしょうが、長いことMISIAのライヴを見続けてきた人間にとっては、ドワー でした…。

こんな風に、一生忘れることができないであろう「地元・秋田での生MISIA vol.2」になったのでありました。

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実家に到着

2013-12-13 16:14:44 | 旅行記

2時間半ほど前、無事に実家に到着しました。

昨夜21:52、ケータイにこんなメールが届いていました。

131213_1_01 秋田県の沿岸に暴風雪警報なだれ注意報が発令されたというもの。
警報」、それも「暴風雪警報」と穏やかではありませんが、まぁ、秋田の冬では珍しいことではありません。

そして一夜明けたきょうの早朝、こんどはこんなメールが届きました。

131213_1_02 暴風雪警報の次は大雪警報ですって

もう、「秋田の冬全開です

   

こんな季節に秋田へ行くには、飛行機より新幹線の方が確実なわけでして、TVで秋田新幹線を含むJR東日本の新幹線各線が平常運転であることを確認して、自宅を出発しました。

今回、私はVIEWカードのポイントを使って、スーパーこまちグリーン席にアップグレード(無料)して秋田に向かいました。
秋田新幹線のグリーン車は、在来線も走る狭い車両に4列シートですから、3列シートもある在来線のグリーン車にも見劣りするシート幅なんですが、その代わり、飲み物スリッパのサービスがあったりします。

それに加えて、今回はこんなサービスもありました。

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「秋田新幹線タブレット貸し出しサービス」ということで、

当列車のグリーン車にご乗車のお客様を対象に、電子書籍・映画・旅行ガイドなどのコンテンツを搭載したタブレット端末を無料でお貸出しするサービスを試行しています。

とのこと。
さっそく借りてみました

やって来たタブレット端末はiPad
コンテンツは、「るるぶ情報版」「トランヴェール」といった電子書籍JR東京駅の復原事業を紹介するビデオ秋田ディスティネーションキャンペーン関連の電子書籍やビデオ、そして映画数本と、最長4時間の乗車時間には十分な種類と量が入っていました。

私は、まず「映像で見る東京駅の保存復原」を見たのですが、約16分のこの作品、非常に良くできていて、手元に残しておきたいほどでした

そして、いくつかのコンテンツをつまみ食いしたあと、映画「天地明察」を見始めました。

この作品、公開当時に気になっていながら(に関心をもっている私ですから)、見逃してしまっていましたので、こりゃラッキー
そして見始めると、面白い
iPadの画面もきれいで(ただ陽の光ぎらつくので、ずっとブラインドを閉じていました)、このサービスは飛行機で観る映画よりずっとイイと思いましたです。

そんな中、ちょっと外の明るさ(まぶしさ)が和らいだと思ってブラインドを上げると、、、

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わおっ、雪

関東地方は寒いながらも良い天気で、筑波山もよく見えていたというのに、さすがは東北です

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それはともかく、「天地明察」を観ている途中、ふと不安が胸をよぎりました。
それは、秋田に近づいてiPadを返却するまでに(「降車駅到着10分前を目安に回収」です)「天地明察」を見終えることができるのか、ということ。

見始めてから気がついたのですが、この作品は約140分の長尺です。
見始めた時刻が遅かったもので、秋田への到着予定時刻からすればかなりビミョー

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12:06の時点で、残り時間は45分45秒ですから、映画が終わるのは12:52頃になります。そして、この列車の秋田到着予定時刻もまた12:52
「降車駅到着10分前を目安に回収」ですから、このまま見続けると、映画の最終盤に、後ろ髪を引かれる思いiPadを返すことになってしまいます。

そんな中途半端な終わり方は残念ですし、かといって途中を飛ばすのもあり得ません(初見ですから)。

結局、切りの良いところで「天地明察」を観るのをやめることにしました
いつか通して観るぞと心に決めて…。

   

こんなわけで、今回のプチ帰省の往路は、まったく退屈することなく過ごすことができました。

ただ、ふと思ったのは、景色がほとんど変わらない飛行機での旅と違って、日中の新幹線の中でずっと映画を観ているというのは、旅の行程としてはちょいともったいないかも…ということです(しょっちゅう新幹線で出張している人は別)。
特に秋田新幹線在来線区間は、車窓からの眺めが格別ですしねぇ…

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さて、秋田に着くと、結構が積もっています。
それも結構新しい雪です。
そして時折、2階の自室が揺れるほどの強風
吹雪いてはいませんけれど、空は鈍色で、これぞ「秋田の冬です

遠征組の皆さん、しっかりと身支度して来ているのでしょうか?
ちょいと心配です

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記念館・美術館・博物館をハシゴ(その6)

2013-12-12 23:04:38 | 美術館・博物館・アート

11月24日(日)に敢行した「記念館・美術館・博物館をハシゴ」「その5」のつづきは、ようやく最後の目的地、東京国立博物館(東博)です、、、、が、その前に、上野公園「公園案内所」前にあるイチョウを撮影しました。

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まだ若干「緑の葉」が残っているようで、見頃はこの数日後だったかもしれません。
それにしてもこの日の上野公園、すんごい人出でした。

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みんな、何しに来ているんでしょ…
かくいう私の目的は、東博で①秋の庭園開放(12月8日が最終日でした)を楽しむこと、②ミュージアムシアターよみがえる江戸城─本丸御殿・松の廊下から天守閣へ─」を鑑賞すること、そして、③のんびりと総合文化展を鑑賞すること、この3つでした。

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東博名物のユリノキもしっかと紅葉していました。
そして、もちろん、庭園も…。

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そしてそして、またまたカラスが登場

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やはり「東京都の鳥」ユリカモメよりカラスだよなぁ~

と、扉のガラスに写った紅葉がきれい

131212_1_06 まるで「はめ込み合成」に見えますけれど、ホントにこうだったんです
そうそう、こんなに鮮やかな実が成っていました。

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ナンテンとは葉っぱが違うし、何だろう、これ

と、調べてみると、どうやら「センリョウ」という植物のようです。
赤い実だけではなく、黄色い実も鮮やか

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何度来ても、東博には新しい発見があります。
さすがですなぁ~。たまりませんなぁ~

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コメント
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