新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

紀伊半島旅行記(その6:勝浦)

2014-05-19 20:45:27 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その5:熊野 後編)」のつづきは、当日の記事「紀伊半島南部では天候がグングン回復中」でチラリと書いた旅行3日目の朝の散歩のこと。


まだは多いものの、は上がっていました。


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雨上がりの湿った空気が心地良い


勝浦漁港といえばマグロ漁の基地として有名で、街のあちこちにマグロがあしらわれていました。
街灯とか、


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むりやり温泉とコラボさせている感がある、通りの「いらっしゃいませアーチ」(正しくは何と呼ぶのだろう)とか…。


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でも、


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「まぐろうどん」というのは想像するのが難しいし、イラストを見ると食べる気は起こりませんな…
どうやら、イラストのようにマグロの頭どーんと入っているわけではなく、焼いたマグロの切り身が入っているようですけど。


   


駅前に佐藤春夫「秋刀魚の歌」詩碑がありました。


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佐藤春夫の出身地は、那智勝浦町のお隣の新宮市なのに、どうしてここに立っているのでしょうか? 「秋刀魚の歌」ならぬ「鮪の歌」なら理解できなくはありませんけどねぇ…


ところで、「その1」で書いた白浜駅前に比べればマシながら、勝浦の駅前商店街は「シャッター通り」一歩手前で、寂しい…


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また、いかにも「元・金融機関っぽい建物(実際、元は旧・和歌山県信用商工組合勝浦支店)の「町の卓球場」もの寂しいなぁ


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物思いに耽りながらホテルに戻り、紀伊半島旅行3日目の準備を整えたのでありました。


あ、そうだ


勝浦漁港近くで、こんな家電販売店を見かけました。


140519_1_08 その名も「㈱松下電器」というパナソニックのお店


パナソニック(旧社名:松下電器産業株式会社)の社名変更を一番悲しんだのはこのお店かもしれません。


そういえば、パナソニックの創業者、松下幸之助さんは和歌山の生まれでしたっけ…


   


三重県南部大雨警報解除されたばかりのようでしたけれど、予定どおり特急「南紀」に乗り、生まれて初めて三重県に向かいました。


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白浜⇒紀伊勝浦⇒多気在来線特急の旅、できることなら海側の席だといいなぁ と思っていたのですが、白浜⇒紀伊勝浦で乗った特急「くろしお」も、紀伊勝浦⇒多気特急「南紀」山側の席でした
指定席車ガラガラでしたから、勝手に席を移ればよさそうなものですが、それに抵抗を感じる小心者の私でございます


と、ここで気づきました
ホテル忘れてきた


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この後、を使うことはないだろうし、たかがビニール傘ながら、今は無き「John Lennon Museum」の転写シールを貼り付けた「特製傘」だけに、ショックでした


つづき:2014/05/20 紀伊半島旅行記(その7:伊勢編 その1)

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紀伊半島旅行記(その5:熊野 後編)

2014-05-18 13:39:09 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その4:熊野 前編)」のつづきなんですが、昨夜、NHKニュースを見ていると、「その4」に登場した補陀洛山寺の話題が出てきました。


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ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている、和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺で、かつて極楽浄土を目指して海を渡った僧侶たちを供養する恒例の春まつりが17日、行われました
那智勝浦町の補陀洛山寺は、平安時代から江戸時代にかけて僧侶が人々の幸せを願って極楽浄土を目指し、1人で舟に乗って海を渡る「補陀洛渡海」と呼ばれる修行が、20回余りにわたって行われたことで知られ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されています。
17日は、海を渡った僧侶たちを供養する恒例の「春まつり」が行われ、およそ60人の参拝者が「家内安全」や「身体健全」などと書かれた護摩木をたいて祈りをささげました。


だそうです。
2週間以上も前の旅行記を書いた当日にTV補陀洛山寺のお祭りを見られるなんて、ホント、奇遇でした


   


今回の紀伊半島旅行中、ドシャバシャと写真を撮りまくり、ついにはメモリーカードが満杯になってしまう事態に陥ってしまったのですが(いつの間にか「連写モード」になっていたことも原因の一つ)、大門坂の写真はあまり撮っていません。
この日、ひたすら雨が降りしきっていましたので、写真を撮るには、左手で傘を差しながら雨ガッパの懐からカメラを取りだして、レンズキャップを外し、レンズフィルターの曇りをぬぐって、右手でカメラを構えて撮影、、、なんてかなり手間でして、大門坂では参道を登ることに気持ちが集まっていたのだと思います。
結局撮影したのは、多富気王子跡とか、


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かたわらの、かなりユルい不動明王が印象的な庚申塚とか、


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歴史と現代が接近するような眺めくらいのもの。


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それにしても、わずか1kmそこそことは言っても、ひたすら上り坂は結構厳しい
視界の先にゴールが見えたときはホッとしました。たった20分間の「登山」なんですけどね…


140518_1_05 紀伊勝浦駅前からの路線バスの終点がある那智山駐車場には何台もの観光バスが止まっていて、那智山観光センターは多くの善男善女で賑わっていました。
私もその中に混じって、黒飴ソフトソフトクリームを食しました。リンク先の記事に登場するのとは違う(紀州備長炭は入っていない)のですが、これがうまかった


那智駅から那智山駐車場で歩くうちに消費したエネルギーが、やさしく補われていくのを感じました。

何気に食べても美味しいソフトクリームだと思いますが、ふもとからバスに乗ってやって来た人たちには味わえない格別のうまさでした


かなり満足した私、「さて、動くか…」と思ったら、ふと流れるBGMに神経が寄せ付けられました


流れているのは、MISIA「LUV PARADE」ではありませんか(Tweet)


ますます満足した私は、「LUV PARADE記念」那智山観光センターの写真を撮った後、いよいよ那智熊野大社を目指しました。


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ちょっと判りづらい、というか、目立たない参道を見つけると、あぁ~、また上りだ…

山間の温泉場のように土産物屋さん那智黒石関係のお店が多し)が軒を連ねる狭い石段を上ると、また上り


140518_1_06 鳥居をくぐると、、、また上り


140518_1_07 そして、ついに、那智熊野大社に到着


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黒い屋根と、金色に輝く金具、そして朱塗りの柱とのコントラストが鮮やかです


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140518_1_10_2 熊野のシンボル「八咫烏」歓迎してくれているようでした。


ただ、このモニュメント(?)、もうちょいと工夫して欲しかったなぁ…


「三本足」を撮ろうとすると「八咫烏」の文字が写らないし「八咫烏」の文字を入れようとすると、右の写真のように、「三本足のカラス」なのか、「普通のカラス」なのか判りません


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どアップにすると、「なんとなく三本足っぽい」感じはしますけれど…


それにしてもよく降る雨です

でも、湿った空気と雨、そして新緑をバックにして、社殿の屋根みずみずしいことといったら


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方や、隣りにある青岸渡寺モノクロームの世界


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「秀吉寄進文を刻み重量450kg直径1.4mです」という鰐口を鳴らし、遠目ながら、ご本尊の如意輪観音さまを拝ませていただきました。


140518_1_14 ますますガスが濃くなって、天気が良ければ那智瀧とのツーショットを拝めるはずの三重塔(こちらは朱塗り)は「ピン」でのご登場


そして、熊野詣での掉尾を飾るのは、もちろん那智熊野大社の別宮・飛瀧神社ご神体那智瀧です


140518_1_16 今度は石段を下っていくと、拝殿というか何というか、鳥居が見えてきました。


大巳貴神大国主命)のお姿はまだ見えませんが、流れ落ちる水音轟いています


そして、那智瀧ご対面


当日の記事に載せたのとは別の写真を載せましょう。


140518_1_15 昨夜遅くからずっと雨が降り続いているせいか、水量が凄まじく多くて、もしも「滝行」をやったら、あっという間下流あの世に行ってしまいそうです。

もっとも、那智瀧の場合は滝の周辺は立入禁止のはずです。なにせご神体なんですから


そういえば、畏れ多くも那智瀧クライミングした大バカがいましたっけねぇ…


それはとこかく、衝撃的といっても良い那智瀧迫力神々しさでした


   


ますます満足した私は、那智山観光センターの前にある「那智山」バス停から13:00発の路線バスに乗って、一気に紀伊勝浦駅まで戻りました。


駅近くの食堂で遅い昼食を摂りながら、この後の行動を検討した結果、この天気だし、ジーンズや靴がグショグショ気持ちが悪いので、もうホテルに引き上げることにしました。


そして向かった(探した)のは、コンビニ
グショグショになってしまった乾かすための新聞紙を買うためです。
読まれるためではなく、吸水材として買われる新聞にかすかな申し訳なさを感じつつ、読売新聞を購入いたしました


新聞(紙)は、できることなら紀伊勝浦駅の売店で買いたかったのですが、売り切れなのか、そもそも新聞を売っていないのか買うことができず、駅から結構離れた場所にあるコンビニまで行くはめになってしまいました


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この半日の行動で、那智熊野大社へのベースとなる駅は、那智駅ではなく紀伊勝浦駅であることを知ったわけですが、その紀伊勝浦駅周辺にしてこの状況、勉強になりました。


   


ホテルに戻った私は、すぐにジーンズと靴乾燥作業に取りかかりました。


ジーンズは、バスタオルと一緒に筒状に巻いて、その上から何度も踏みしめてザッと水気を抜いたのち、エアコン(除湿)全開の室内に吊し、にはくしゃくしゃにした新聞紙を詰め込みました。


一晩で乾くのか心配でしたが、翌日には充分に使用に耐えるまでに回復しておりました。
さすがに夕食へは、生乾きの状態で出かけざるを得ませんでしたけれど、まずは、めでたし、めでたし


つづき:2014/05/19 紀伊半島旅行記(その6:勝浦)

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紀伊半島旅行記(その4:熊野 前編)

2014-05-17 11:10:07 | 旅行記

ようやく「紀伊半島旅行記(その3:アドベンチャーワールド 後編)」のつづき、2日目のお話です。
当日の記事「紀伊半島旅行2日目は早々にホテルに退却」の内容とダブらないようにしますね。


   


今回の熊野詣実行にあたって、事前に和歌山県那智勝浦町観光協会のホームページで旅程を検討した結果、午前中は那智熊野大社に参詣して、午後は時間と天候に応じてなんとかしようということにしました。天候が良くなさそうなことは数日前から判っていましたので…。


そして、午前中のルート(往路)として選んだのが、こちら(クリックするとフルver.をPDFでダウンロードできます)。


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JR那智駅から、那智川沿いに遡り、熊野古道の面影を最も留める大門坂から熊野三山詣で最終目的地、熊野那智大社へ向かう仕上げのコースです。


と、最初から「仕上げのコース」だというのはビミョーなところですが、それはさておいて、1両編成・ワンマン運行の「105系」電車に乗って紀伊勝浦駅を出発


   


私、那智駅熊野那智大社詣での拠点駅で、駅前は土産物屋さんやら何やらで賑わっているものだと思い込んでいたのですが、着いてみると無人駅だし、そもそも那智駅で降りた乗客は私一人だけ
そして、駅舎自体は無人駅とは思えない立派な造りながら、


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駅前にはなぁ~んにも無い…


「丹敷の湯、地元農産物直売所、熊野那智世界遺産情報センター」からなる「那智駅交流センター」があるのですが、早い時間(8:50頃)だったせいか、開いているんだか準備中なんだか判りませんでした。


さらに、熊野那智大社方面へはどう向かったらよいのか判らない…
それでも、予めプリントアウトしてきたガイドマップを頼りに歩き始めました。


まずは、那智駅からすぐ、ガイドマップには「浜の宮王子」とされている場所にあった「熊野三所大神社」に参拝。


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「浜の宮王子」「熊野三所大神社」とはどういう関係なのでしょうか?

近くの「浜の宮王子社跡」という説明板を読んでもよく判りません


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少なくとも、「かつてここに浜の宮王子があった=今はないことは確かなようです。


よく判らないままに、隣の補陀洛山寺(ふだらくさんじ)へ。


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こちらには、観光客の一団がいました

那智駅界隈のあまりのひとけの無さに寂しさを感じていた私は、ちょいと癒されたのですが、この皆さんは補陀洛山寺の参詣を終えると、観光バスに乗り込んで那智山方面へと走り去ったのでありました。


   


ここから大門坂まで、淡々と、ひたすら淡々アスファルト舗装された道を歩き続けました。
それも、の中を…


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でも、山の斜面で花を咲かせるを眺めたり、


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お杉社の境内で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)三種の神器(八尺瓊勾玉、八咫鏡、草薙剣)を授けるべく「天照大神がお姿を現されたという影向石(ようごういし)をしげしげと拝見したり、


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堰堤『えんてい』って書いたら意味不明だよな(普通、「えんてい」から思い浮かぶのは「園庭」だろな)と思ったり、「ここを襲撃するテロリストなんているのだろうかと考え込んだり、、、


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こちら側の熊野古道は災害による落橋のため通り抜けできません


という看板に出会って、「じゃぁ、どちら側の熊野古道を通ればいいんだと一人突っ込んでみたり、


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おぉ、熊楠ぅ~ときめいたり(随分前、南方熊楠にハマっていた私です


縛られた巨人―南方熊楠の生涯 (新潮文庫) <nobr>縛られた巨人―南方熊楠の生涯 (新潮文庫)</nobr><nobr>
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発売日:1991-12-24</nobr>


なんぞしながら、那智駅から1時間半かけて約5kmの道のりを歩き振ヶ瀬橋を渡って聖域突入


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そして、ついにやって来ました大門坂の入口「夫婦杉」


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ようやく、ここから、「熊野古道らしい熊野古道」が始まりました。


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というところで、つづきは「その5」


ちなみに、夫婦杉から那智山観光センターまでの約1kmの区間(すべて上り坂)で見かけた人は、写真に写っているおじさん一人でした。


つづき:2014/05/18 紀伊半島旅行記(その5:熊野 後編)

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「Handmade Soul」は手作り感いっぱい

2014-05-15 21:55:10 | MISIA

Hanahちゃん「Handmade Soul」を、昨夜、iTunes Storeからダウンロードして、それをCD-Rに落とし、今朝の通勤時にクルマHDDにダビングし、きょうの帰宅時に聴きました。


Handmade Soul Handmade Soul
価格:¥ 2,400(税込)
<nobr>発売日:2014-05-13</nobr>


去年夏の「Miisa Cendle Night Fes.」で入手したフライヤーでは、


130716_1_02


去年夏に、


デジタル配信リリース決定!!


だったはずなのに、結局、半年以上(1年近い)も遅くなってしまいましたけれど、いやぁ~、イイじゃないですか


「Handmade Soul」のタイトルどおり、手作り感たっぷり、というか、アコースティックセッション感が実に心地良い

これだけ綿密「音作り」が施された「1st Album」ってのは、ただ事ではないような気がします。これはHanahちゃん人徳のなすところなのでしょうかねぇ…


「Miisa Cendle Night Fes.」で貰った「Diggin' Handmade Soul Mixed by MURO」は何度も聴きましたが、この「会場限定 MIX CD」は、一番の聴きどころバッサリとcutされていた感じ…


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「Miisa Cendle Night Fes.」でのHanahちゃんのパフォーマンスについては、こちらの(結構negativeな)記事で、


Hanahちゃんは、ホールよりもJazz Clubのような閉鎖空間で、カクテルやウイスキーのオンザロックなんぞの入ったグラス をカラカラさせながら聴くのが合っているんじゃなかろうかと思いました。


なんて書きましたが、実際に「Handmade Soul」のようなパフォーマンスを目の当たりにしたら、飲んでいるどころではないかもしれません。

とりわけ、iTunes Store限定のボーナストラック「Bridge Over Troubled Water」、、、、イイ


【追記】OTOTOY からハイレゾ版も購入(ダウンロード)してしまいました。より良い音で聴きたい と思う一枚デス (2014/05/17 07:44)

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酒は…

2014-05-12 22:10:43 | エキナカ

このブログの「秘蔵写真集」に、こちらの写真を載せています。


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5年以上前に赤羽駅1番ホームから携帯で撮った写真です。
もうちょいとクリアな写真(これも携帯で撮ったもの)を載せましょうか。


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こちらの記事で書いたように、


「酒は黄桜」「明治安田生命」の看板が、うまい具合に重なって見えているだけのことです。


だったのですが、去年のとある時期からこの風景見られなくなっていました


「いつか現在の様子を写真に撮ろうと思いつつも、なかなかチャンスがなくてウググ… な状態が続いていました。
上の写真を撮った頃は、平日のほぼ毎日、赤羽駅京浜東北線に乗り換えていたものでしたが、今はクルマ通勤ですし、休日に赤羽駅で乗り換える電車もほとんどが宇都宮線・高崎線でしたもので…


きのう、江戸東京博物館に出かける際、赤羽駅から京浜東北線<快速>に乗りましたので、上の写真とほぼ同じ場所からデジカメで写真を撮りました。


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「明治安田生命」が広告の掲出をやめちゃったんですよねぇ…。
残念だなぁ…


でも、どうして明治安田生命はこの看板をやめてしまったのでしょうか?
もしかして「酒は明治安田生命」と見えることを嫌った


真相は不明です

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キトラ古墳壁画展を観てきました

2014-05-11 20:29:05 | 美術館・博物館・アート

ついに特別展「キトラ古墳壁画」を観てきました

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GWが終わって混雑が緩和するかと思いきや、公式ツイッターによれば、平日でも平気で入場待ちが2時間前後と、逆にますます混雑しているようだったのですが、会期末1週間後に迫ってきたもので、えいやぁっ と気合いを込めて出撃してきました。

きょうも開館間もない10:00の時点で、入場待ち140分
こりゃ、今日もダメかな… と思って、きょうが最終日だった「大江戸と洛中」展を観に、江戸東京博物館に出かけたのですが、時折、特別展「キトラ古墳壁画」公式ツイッターを見ると、1時間毎に待ち時間は10分づつ短くなっているようで、よっしゃぁ、行ってみよう という次第。

私が東京国立博物館に到着した15:00頃の入場までの待ち時間の表示は90分
同じく「90分待ち」だった先週(記事はこちら。行列の様子はこちら)と同じくらいの行列ができているかと思いきや、、、、ありゃ、短い

列の長さを図解すると、こんな具合です。

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赤い線先週の列で、緑の線今日の列です。

これならば90分待ちということはなかろう と思ったところ、案の上、入場までは60分、入場から壁画とのご対面(「30分待ち」との触れ込み)に17分と、意外にすんなりと壁画の現物とお目にかかることができました。

東博は、連休中と連休後とで、「待ち時間推定方法(発表方法)を変えたのかもしれません。
待ち時間が予測よりも長ければムカっとするし、短ければLuckyと思いますものねぇ。

特別展「キトラ古墳壁画」の感想は後日に廻して待ち時間見込み実際の待ち時間の体験記としてお読みいただければ幸いです

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紀伊半島旅行記(その3:アドベンチャーワールド 後編)

2014-05-11 09:43:11 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その2:アドベンチャーワールド 前編)」のつづきです。


アドベンチャーワールド(以下、AW)は南紀白浜空港すぐ隣にあります。



こんなに近いのに、私は「その1」で書いたように、「白浜温泉ミステリーバスツアー」なんぞを“楽しむ”ことになってしまったもので、空港到着からAWまで1時間10分を要してしまいました

所要時間とコストを考えたら、さっさと空港からタクシーを使えば良かったかも…
ちなみに、もし空港で20分近く時間をつぶして、12:27発路線バスに乗ったとすれば、AWに到着するのは12:35と、30分ほど実際の到着よりも早かったはずでした


   


さて、AW園内マップを載せておきましょう(AW公式PDFにリンクしています)。


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広大な園内をくまなく巡ることは、白浜駅15:19発の「特急くろしお13号に乗る予定の私にとって到底無理な話でして、イルカペンギンなどの海洋系を大胆に省略 っつうか、パンダを観て、サファリワールドを歩いてきただけという短縮版でした。
恐らく、AWは、丸一日かけても楽しみ尽くせるか怪しいでしょう。少なくとも、大阪方面から日帰りでは難しいだろうな…


   


ということで、サファリワールド探訪のお話・第3話第1話こちら)。


マレーバクは、パンダシャチと同じく白黒がくっきり鮮やかでした。


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特徴的な鼻を見て、當麻寺(西南院本堂)「獏の木鼻」(記事はこちら)を思い出しました。


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奥の方で、マレーバクの子どもがウロチョロしていたのですが、体に点々と白い部分があって、そういう模様なのか、木もれ日が当たっているのかよく判りません。
よくよく観ると、ウリ坊なんですな、マレーバクの子ども


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へぇ~と思いながら先に進むと、岩の壁にお客さん達が群れていました。
何があるのだろうか?と、岩の隙間から覗き込むと、、、


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うわっ


何、これ まったく予期していなかったので、後ずさりするほどビックリ (写真のサイズは私の驚きの大きさを表しています)


実は、サイの腰でした。


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近すぎる… (サイには耳毛が生えているんだ…)


「あばらが浮き出るほどやせこけて…」なんて表現がありますが、AWサイの場合は、それには当てはまらないようで…


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長い毛をたなびかせて岩場にたたずむヒマラヤタール、何だか気高そうです。


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でも、子どもかわいい


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ヒマラヤタールの住む「岩山」の向かいにある「オーストラリア・エリア」では、おなじみカンガルーと一緒にエミューが暮らしていました。


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周りのお客さんから、「なんか性格悪そう…なんて声が聞こえましたが、確かにあまりフレンドリーな感じはしませんナ 実際どうなのか判りませんけれど


同居のアカカンガルーは、エミューには目もくれず、ひたすらお食事


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昔、「カンガルー(Kangaroo)」の名前の由来について、「オーストラリア大陸にやって来た西洋人が、それまで見たこともないこの動物の名前を現地人に聞いたところ、『カンガルー』と答えた。実は、カンガルーは、現地語で『判らない』という意味だったなんてことを見聞きした記憶があるのですが、実のところはどうなんでしょ

さっそく調べてみますと、こちらのサイトによれば、


J=クック(キャプテン=クック)の率いる探検隊が、オーストラリアでこの動物の名前を先住民に聞いたところ「カンガルー」と答えたため、以降、その名前で呼ばれるようになった。
「カンガルー」は現地語で「私は知らない」を意味し、J=クック達がそれを動物の名前と誤解したことから命名されたという説が以前まで定説のように扱われていたが、誤解というのは俗説で、現地の言葉で「カンガルー類」を指す「gangurru」が語源。
元は「跳ぶもの」を意味する。


だとか。アハハ…、私は俗説を信じていましたか…


   


最後は「アクシスジカ」


1979年 バングラデシュのラーマン大統領より白浜町へ寄贈されました。シカの仲間の中で、最も美しい模様のシカです。


という説明板がありましたが、パッと見奈良公園のシカと変わらないような…


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でも、やはり白の斑点がくっきり鮮やかです。
足早に廻ったサファリワールドはここが終点
遅い昼食(下の写真はゾウの形をした付け合わせのパイ)を摂った後、


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後ろ髪を引かれる思いで、AWを後にした私でありました。


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マリンワールドを観なかったからというだけでなく、AWは、二度三度と訪れる価値ありだと思います。
入園料に加えて、そのつもりになれば、アトラクション乗り物に相応のお金がかかりますけれど…


   


ちなみに、勝浦のホテル近くのお店で摂ったこの夜のお食事はこちら


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これに、ミニまぐろ丼味噌汁がついて2,500円

くじら(大和煮)まぐろ(刺身&ハラミの塩焼き)熊野牛(陶板焼き)と、郷土色豊かなセットで大満足でした。


紀伊半島旅行2日目の熊野詣でのお話は「その4」で。


つづき:2014/05/17 紀伊半島旅行記(その4:熊野 前編)

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紀伊半島旅行記(その2:アドベンチャーワールド 前編)

2014-05-10 14:23:16 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その1:白浜のバス)」のつづきは、白浜アドベンチャーワールド(以下、「AW」と略します)のことを書きます。
ジャイアントパンダのことは、当日(4月28日)の記事「牡パンダは食べ牝パンダは寝ていた」でたっぷり書きましたので、基本的にスルーします


私が動物園に出かけるのはウン十年ぶりくらいのことで、ドキドキワクワク


140510_1_01 紆余曲折を経て(「その1」をご参照方)AWに着くと、ジャイアントパンダ(つくりもの)がお迎えしてくれました。


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そして、公営の動物園以外に行ったことのなかった私にとっては驚きの入園料4,100円を支払って、入園すると、、


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おぉ、これは動物園というよりもテーマパーク
さらにこの思いを強くしたのが、アーケードの下にあった


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本物のペンギン(ケープペンギン)が泳いでいるではありませんか
やろうと思えば「ペンギンすくい」だってできそうなLIVE感です


こうして一気にハートがほぐれた私をさらにほっくりさせてくれたのはレッサーパンダでした。


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顔立ちもかわいいけれど、歩き方がそれに輪をかけてかわいい
「歩き方がかわいい」といえば、ミニチュアホースも良かったなぁ


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おっと、大きなリボンをつけてもらったお顔もかわいいぞ


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ミニチュアホースは名前のとおり小さいけれど、ヒグマデカい


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AWのヒグマは、ヨーロッパヒグマという種類で、


分布:ヨーロッパのピレネー山脈の森林地帯
体長:170~250cm
体重:160~280kg
特徴:ヒグマの仲間では中型で、メスよりもオスの方が大きくなります。
   食性は雑食で、魚・昆虫・小型哺乳類の他、果実や草花などを食べます。


だそうですが、「ヒグマの仲間では中型」にしてはデカい
森の中で出くわしたらアセるだろうなぁ…


   


ところで、今回は望遠レンズに大活躍してもらいました。
近すぎて困ったケースもありましたが、


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マントヒヒの親子はうまく撮れました


140510_1_10_2 やはりお猿さん表情が豊かだよなぁ~。


140510_1_11 ぼんやりと物思いに耽っているようですな。
それにしても毛並みがキレイです。


   


Bush Walkに入ると、私が初めて生で観る動物、チーターがいました。


140510_1_12


馬の歩き方・走り方でいうところのギャロップ(襲歩:全速力)は無理ながらも、トロット(速歩)できるだけのスペースが設けられていました。
いつも寝ころんだところ見事なシンクロナイズド・スリーピング)しか観られないのは寂しいですからねぇ。


140510_1_13


でも、チーターの場合は顔がかわいらしいので許します


140510_1_14


チーターの写真が3枚続いたところで、最後にパンダの写真を1枚載せて、「その3」に続きます。


140510_1_15


やはり優浜の寝姿がいいなぁ


つづき:2014/05/11 紀伊半島旅行記(その3:アドベンチャーワールド 後編)

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きちんと納めましょう。

2014-05-08 22:25:06 | 日記・エッセイ・コラム

私がGWに突入した初日の4月26日、最寄り駅でこんなポスターを見かけました。


「自動車税」という文字の140508_1_02_2マス目からはみ出したところを指摘したポスターで、


  きちんと納めましょう。


とあります。

毎年、この時期には、自動車税納付書が送られてきます。


この気の利いたポスターを見て、「そうだよなぁ~、納付書が届いたら早く納めなくてはと思いました。


というのも、私のクルマ今年6月車検の期限を迎えるもので、早々に自動車税を納付して納税証明書を準備しておかなければならないからです(走行距離10万kmを超えてなお乗り続けるつもり100%デス)。


2年前、自動車税を初めてペイジーで納付したところ、なかなか納税証明書が送られてこなくて、車検期限は近づくのに納税証明書がない状況にヤキモキしたものでした。


埼玉県のHPによれば、


なお、納税証明書(継続検査用)については、納期限内にペイジー納税された方のみ、埼玉県から自動車税納税証明書(継続検査等用)を送付します。
5月1日から5月12日の間に納税された方は5月23日ごろ、5月13日から5月18日の間に納税された方は5月29日ごろ、5月19日から6月2日の間に納税された方は6月19日ごろ発送します。


だそうで、早く納付して車検を迎えたいものだと思っていたのですが、納付書が届かない

私の記憶では、GW期間中の平日休みに銀行の窓口で納付したこともありましたから、5月に入って早々に納付書が送られてきたはずなのですが…


そんな中、GWが終わって2日目のきょう、帰宅すると、ようやく納付書が配達されていました。


140508_1_01 もちろん、さっそくペイジーで納付しました。

これで車検期限前に納税証明書を手に入れることができそうです。


もっとも、銀行の窓口で納税するのは、私の生活パターンからしてかなり難しいとしても、コンビニで納税することもできるわけで、そうすれば納付と同時に納税証明書をgetできるのですが、ATMで現金を下ろして、コンビニに持っていくのは、どうも鬱陶しいもので…


それにしても、やはり今年は納付書の届くのが遅いよなぁ~

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紀伊半島旅行記(その1:白浜のバス)

2014-05-06 09:42:43 | 旅行記

南紀⇒伊勢・志摩⇒奈良と巡った旅行のことを書き始めます。


なんか気の利いたタイトルをつけようとしたのですが、あまり脈絡のない「観光」だったもので、結局こんな大ざっぱなタイトルにしました。


   


さて、初日の旅程は当日の記事「牡パンダは食べ、牝パンダは寝ていた」に書いたとおり、アドベンチャーワールドを楽しんで、その後、最初の宿泊地・勝浦に移動するという、結構シンプルなものでした。
ところが、最初から躓いた…


当初のもくろみでは、南紀白浜空港から路線バスに乗ってアドベンチャーワールドに向かい(10分もかからない)、動物たちを楽しんだ後、路線バスで白浜駅に向かうつもりでした。
ところが、南紀白浜空港に到着して、到着口に示されているバスの案内を見ると、アドベンチャーワールド通らずに白浜駅経由で田辺駅に向かうバスしか表示されていません
バス停の時刻表を見ると、


140507_1_01


30分近く待てば、アドベンチャーワールドに行けるバスが来そうですが、この小さな空港ターミナルで30分も時間をつぶすのも何だし…と、とりあえず白浜駅まで行ってみることにしました。


ところが、乗った「田辺駅行き」のバスは、白浜駅とは反対側に向かうではありませんか
本当に白浜駅を経由するのかさえ不安になってきます
でも、途中下車したところでタクシーを拾える可能性はほとんどなさそうですので、腹をくくってバスに乗り続けました。


結局、約30分かけて白浜駅前に到着。しかも、最短ルートなら390円の運賃が590円 だし…。電車なら出発地と到着地の最短距離で運賃計算するのにネ
あとで調べたところ、白浜駅に早く着くためには私が乗った空港発12:09のこのバスアドベンチャーワールドに早く着くためには、空港12:27発の「循環バス」が良かったようです。
それにしても不便だし判りづらい


140507_1_02


ピンクの線が空港⇔(アドベンチャーワールド)⇔白浜駅の最短ルートで、の線が私が乗ったバスのルートです。
なんというムダな動き 白浜駅⇒アドベンチャーワールドのバス運賃300円が余計にかかりましたし…


でも、マグロの養殖で有名な近畿大学水産研究所の場所が判ったり、ちょいとした路線バスのミステリーツアーができたりと、ネガティブなことばかりではなかったのもまた事実です。


   


当日、「白浜のバス、印象悪し」つぶやいたのですが、印象が悪い理由は上記のできごとがあったからだけではありません。そもそも「その1」は、私の準備不足も影響していますし…


「その2」は、運賃


白浜駅からアドベンチャーワールドに向けて出発したバスの運賃表示ずっと170円。ケータイで現在位置を見ていると、アドベンチャーワールドにかなり近づいても170円。白浜駅前の案内所で買った往復バスチケットは300円券が2枚なんですが、ホントに300円なのか?
と不思議に思っていると、アドベンチャーワールドの一つ手前のバス停を過ぎると、運賃は一気に300円になりました
路線バスの運賃まで観光地価格ですか


   


「その3」は、バスの運転


アドベンチャーワールドから白浜駅に戻るバスは結構混んでいまして、私は立っての乗車でした。バスが揺れるのは当たり前なのですが、このバスかなり飛ばします。カーブを曲がる時なんぞは、必死につり革につかまっていないと遠心力体が飛んでいきそうなくらい
やはり立って乗っていた他の乗客からも「すごい運転だね」という会話が漏れるくらいの「快速運転」でした。
あんな酷い運転路線バスに乗ったのは10年振りくらいでしょうかねぇ…


   


「その4」は、降りるときのバスの運転手さんの態度。


時々乗る路線バスでは、どの運転手さんも丁寧きわまりなく、「バスが止まるまで席を立たないでください」とアナウンスするのは当たり前だし、「右よし、左よし」発声して左右確認する運転手さんもいらっしゃいます。そして、降りる際には「ありがとうございました」と言ってくれるのが当たり前だと思っていました。
ところが、このバスの運転手さんは、バスを降りるお客さんが運賃箱に投入するお金チラ見するだけでムスッとして無言
あんな運転して、しかもこの見送りかよぉ~、と、ホント印象が悪い白浜のバスでありました。


しかも、バスを降りた白浜駅前はかなり寂れていてアドベンチャーワールド楽しさから一変、心がすさむような気分でした。


140507_1_03


ということで、気を取り直して、楽しかったドベンチャーワールドの話は次回で


つづき:2014/05/10 紀伊半島旅行記(その2:アドベンチャーワールド 前編)

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