新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

祝 埼玉県立近代美術館リニューアルオープン

2015-04-19 08:10:27 | 美術館・博物館・アート

「名古屋旅行記」の途中ですが、きのう出かけてきた埼玉県立近代美術館(MOMAS)のことを書きます。

MOMASは、2013年10月~14年3月、14年10月~15年3月の半年ずつ2にわたって休館して行われてきた修復工事が完了して、先週末にリニューアルオープンしました。

八重桜がちらほら残る一方で、新緑が芽吹き始めた北浦和公園では大勢の子どもたちが写生に勤しんでいました。

強いにあおられて、音楽噴水の水がかなり飛び散っていましたが、公園に遊びに来ていた子どもたちは、水しぶきを浴びてキャーキャー言っているものの、そのまま浴び続けています。
そんな様子に初夏を感じたのでありました。

   

修復工事が始まる前、MOMASの外壁には、あちこちに劣化している様子が見受けられたものです。

そして工事が終わった現状は、

きれいになりました

館内では、「リニューアルオープン記念展:private, private―わたしをひらくコレクション」が開催されていまして、MOMASの収蔵品(寄託品を含む)が大々的に陳列されています。

とりわけ、数度にわたって寄贈を受けたという大熊家コレクションがなかなか見ものでした。
常設展示(MOMASコレクション)と併せて、

横山大観を含む近代日本画の優品51点を一挙公開

という大胆な企画
回顧展でもない限り、大観の作品をこれほどまとめて拝見する機会なんてそうそうないと思います。
私にとっては足立美術館に出かけて以来だったかも…

ちなみに、「大熊家」というのは、

埼玉県川口市元郷地区で江戸時代から代々村役人などを務め、江戸末期には「東一味噌」として味噌の製造・販売を手がけた旧家

だそうで、大観がこの「東一味噌」を好んでいたことから大熊家との付き合いが生まれたのだとか。
味噌が取り持つなんですなぁ。

   

最初の工事休館に入る前に開催された企画展「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」(記事はこちら)の「出品作品は目標1,000点!」には及びませんが、MOMASコレクションの数々を久しぶりに拝見してrefreshできました。

従前通り、展示室内は基本的に撮影禁止なんですが、「リニューアルオープン記念展:private, private―わたしをひらくコレクション」では、椅子のコーナーだけが「撮影可でした。冒頭に載せた写真もここで撮ったものです。

この椅子(トールスタイン・ニールセン「トーテム」)、ステキですぅ~

トールスタイン・ニールセン「トーテム」

ちなみに、MOMAS展示されている椅子には、実際に座れますので(MOMASウリのひとつ)MOMASへお出かけの際にはぜひ、アートな椅子小休止

   

なんとも気持ちの良いひるどきでして、北浦和公園で撮った写真を載せてみましょう。
まずは満開シャクナゲ

新緑って、どうしてこんなに清々しいのでしょ

青もみじを飛ばすまではもうしばらくかかりそうでした。

実をつけた青もみじ

やはり良い場所です、MOMAS北浦和公園 

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名古屋旅行記(その3)

2015-04-18 09:43:07 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「名古屋旅行記(その2)のつづき、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」の見聞録をもうちょっとだけ。

この数多くの名品が並ぶこの展覧会で、もっとも光り輝いていた作品といえば、やはり目玉クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ《着物をまとうカミーユ・モネ》」でした。

世田谷美術館で観たときは、満を持して目の前に登場した感がありましたけれど、名古屋ボストン美術館では、意外なほどあっさりと展示されていた気がします。

それでも、この作品が魅力的であることには変わりなく、再会を喜んだのでありました。

名古屋ボストン美術館にもこちらの記事で写真を載せた「実物大(=カミーユさんの等身大)の顔ハメがありましたけれど、この記事ではこちらの写真を載せておきましょう。

「ラ・ジャポネーズ」カミーユさんが着用されていた打ち掛けと小道具の団扇や扇子、、、の再現品です。

それにしても豪華打ち掛け

図録の解説によれば、

モネがモデルにまとわせた衣装は、金糸で縫われた紅葉、刀を抜こうとする武者のデザインからまさにその「紅葉狩」の)場面を捉えたものといえる。しかし、一方で芝居の主人公の姿そのままにデザインした衣装を舞台で着用するということは考えにくく、これは能や大歌舞伎で用いられた衣装ではなく、地芝居と呼ばれる愛好家たちによる地方での興行に用いられた衣装、あるいは大旦那がひいきの花魁に贈り花魁道中に着せるために作らせたものなのではないかと推測されている。
(中略)モネ自身が、作品を描くきっかけとなったのもこの衣装の豪華さゆえと言っている。

だそうで、確かに、刺繍の針跡までまで見えるかのような描写からは、この衣装に対するモネ執着が感じられます。

それはともかく、この現物の打ち掛けもこの展覧会の見どころのひとつと言えると思いました。

   

ところで、この展覧会では、欧州の画家たちの「驚愕の元になったと思われる日本の作品と、それにinspireされたと思われる欧州の作品とが対比的に展示されていて、非常に興味深かったのではありますが、モネのおなじみの「積みわら(日没)が、

広重「東海道五十三次之内 鞠子 名物茶店」本歌取りだというのは、ちょいと無理があるような…

そんな疑問満足感の中にくるみ込んで、次の目的地へと向かったのでありました。

【追記】この記事を書いたあと、朝食がてら(ついでに昼食も)外出しまして、先週末にリニューアルオープンした埼玉県立近代美術館(MOMAS)に行ってきました。

久しぶりにMOMASで対面した作品の中に、モネ「積みわら」シリーズのひとつ、「ジヴェルニーの積みわら、夕日」がありました。

MOMAS「ジヴェルニーの積みわら、夕日」と、ボストン美術館「積みわら(日没)を見比べると、、、、う~む、、、、「積みわら(日没)の方がより練られた感じがするなぁ…
でも、身近なところでモネホンモノ「積みわら」を観られるというのはうれしい
(2015/04/18 19:30)

つづき:2015/04/20 名古屋旅行記(その4)

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名古屋旅行記(その2)

2015-04-17 23:29:35 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「名古屋旅行記(その1)つづきでもあり、去年7月の記事「なんてステキなジャポニスム (前編)」後編といえるかもしれない、名古屋ボストン美術館での「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」見聞録です。

   

ホテルに荷物を預けた私は、金山駅前にある名古屋ボストン美術館に向かいました。

いやはや、良い天気
しかも、汗ばむような暖かさです。
調整できる服装にして良かった

で、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」を観る前に、ちょっとCO2を補給するべく、駅近くの「昔ながらの喫茶店」で一休み

こんなチェーン店ではない「喫茶店はずいぶん久しぶりの気がします。

オーナーの趣向が前面に出ている喫茶店って、良いものです
数時間ぶりにタバコが吸えたし・・・

こうしてCO2を補給した上で、改めて駅前に戻り、いざ、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」

   

我々日本人にとっては、何の変哲もないことだと思っていた(感じていなかった)ことが、外国人にとっては、「目からウロコ驚愕のことだったりすることは現代でも珍しい話ではありません。

上に載せた渋谷のスクランブル交差点の動画なんて、アップされてから7年間の試聴回数170万回近いというのですから、こちら(日本人)としても、違う意味で驚きです。

そんな驚愕と、inspireされた(と思われる)作品を一緒に並べて、日本のアート欧州のアートとの関わりを観てみようというのが、この「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」だと思います。

さすがは世界屈指日本美術コレクションを誇るボストン美術館だけあって、「驚愕」が質・量とも凄まじいし、日本美術にinspireされた(と思われる)作品もまた質・量とも凄まじい

欧州のアート「泰西名画」ともてはやした視点ひっくり返して日本のアートを観れば、確かに、あり得ないあり得ない色彩あり得ない構図あり得ないモチーフ連発です。

驚愕」になった日本美術コレクション素晴らしい作品ばかりだし、それにinspireされた(と思われる)欧州美術コレクションもまた素晴らしい作品ばかり

時空を超えた交流ってヤツなのだとおもいました。

   

さて、ここからどうやって話を進めていったらよいのか、ちぃと悩みます
こちらで書いたブリヂストン美術館「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展と同様に、「お持ち帰りしたい作品の連発で、気に入った作品をひとつひとつ挙げていったらキリがありません

そこで、当日の私のメモをご紹介することにします。

そうそう、私がいつも持ち歩いているバッグには、メモ帳筆記具3色ボールペン鉛筆鉛筆削り+定規)が入っています。

3色ボールペンはともかく、どうして普段はまず使わない 鉛筆 を持ち歩いているのか?

もちろん、相応の理由があります。

美術館や博物館には、館内で使用する筆記具鉛筆限定しているところが多いのです。
わざわざ「
鉛筆」と限定するだけに、毛筆万年筆はもちろんのこと、ボールペンシャープペンシルダメ
そんなわけで、私はに出かけると、
鉛筆メモってφ(. .) います。

   

話を戻して、私のメモの一つ目は、ルイ・デュムーラン「京都の鯉のぼり、端午の節句」についてのもの。

私にとってはちっとも魅力的ではない作品なんですが・・・、

額縁の四隅に正面を向いた竜

作品本体ではなく、額縁が面白いと思った次第で・・・。
こればかりは、現物を観ないとご理解いただけないのが残念です。

次はジャック・ヴィヨンの(マルセル・デュシャンお兄さん「トランプ遊び」

この線、色… 池田満寿夫だ

の感じがこちらのレコードジャケットを連想させてくれました。

1958マイルス+2
ソニー・ミュージックレコーズ
ソニー・ミュージックレコーズ

次は、ファン・ゴッホ「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」

  いい

一見、子どもが描いたかのようなながら、「これしかないよなぁ~と思うような構図、実際にはあり得ないのだけれど、なんとも惹き付ける色づかい
これはもう理屈ではないのでしょうねぇ。

次は大好きな画家、トゥールーズ=ロートレック「エドメ・レスコ」


格好いい.

これ以外の表現が見つかりません
私、デッサンの力量をもっとも感じる画家は
トゥールーズ=ロートレックエゴン・シーレのお二人であります。

次は、ジョン・エドガー・プラット「ジャイアント・ストライド」についての、

浮遊感

そのまんまであります

からは北斎を、全体のムードから大友克洋を連想してしまいます。

最後にご紹介する私のメモは、日本の作品でして、どこかで見たことがあるかもしれない揚州周延(ようしゅう・ちかのぶ)の「上野不忍共同競馬会社開業式之図」についてのもの。

メリー・ポピンズ
馬と騎手の後ろ姿、ロートレックっぽい

極端過ぎる構図とか、トゥールーズ・ロートレックを彷彿とさせる馬のお尻が印象的ですが、それよりも注目するべきは、開業式を華やかに彩る「浮かびもの(私の造語です)」

「昼花火」を背景にして宙に浮かぶのは、、ハチマキをしたタコ金魚、そして、傘を差した洋装の女性

これは何を描いているのでしょうか?

三代目歌川広重が描いた「東京汐留鉄道御開業祭禮圖」では、旧新橋駅の開業を祝っていくつものが宙を舞っていて、「なんじゃこりゃ?」ですが、それを上回るシュールさデス

う~む… と唸るしかない私でございました。

この記事1本で「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」見聞録をまとめるつもりだったのですが、もう少しだけつづきます。

つづき:2015/04/18 名古屋旅行記(その3)

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名古屋旅行記(その1)

2015-04-15 23:11:14 | 旅行記

先週末の名古屋遠征旅行記を書き始めます。

1泊2日の今回の名古屋遠征、初日の行程「名古屋遠征ダイジェスト(初日・前半)」に書いたとおりでありますが、行きの新幹線安さを選んで「ひかり」にしました。
特に急ぐ理由もありませんでしたから・・・。

なんですが、静岡駅浜松駅では5分間も停車して、「のぞみ」様通過待ち

当日の私のツィート

300円ちょっと安くて、所要時間25余計にかかるというのは、ホントにお得なんだかどうか…

その浜松駅で反対側のホームをぼんやりと見ていると、

いかにも「拡散希望」の広告ですなぁ~。

   

11時ちょい過ぎ名古屋に到着した私、いつもよりも早い時刻に朝食を摂ったせいか、お腹が空いていました。
相場よりも、そして、いつもよりかなり早いのですが、昼食を食べることにしまして、エスカ地下街で、何を食べようかとさ迷うと、味噌カツ矢場とんには凄い行列が…

そもそも行列が嫌いな私、今回はエビフライ(記事はこちら)と共に名古屋を象徴するメニュー「ひつまぶし」を、こちらのお店で食べることにしました。

そして、私の前に出てきた「ひつまぶし」、色合いが濃くて、結構焦げている。
軽めのたれで焼かれて、軽やかに光り輝く蒲焼きに馴染んでいる私にとっては、かなりくどそうに見えます。

それでも、

1杯目 そのまま鰻のおいしさを
2杯目 ネギとワサビの薬味を散らして
3杯目 薬味の上から熱いダシをかけて「茶漬け風」に

という「しきたり」にそって、まずは普通のうな丼のように、山椒をかけていただきました。

う~ん、、、やはり、くどい感じ・・・

ところが、2杯目でネギとワサビの薬味を散らして食べてみますと、あれまワサビが合う

私は食べたことがありませんけれど、鰻の白焼ワサビで食べると聞きますが、そのまま食べるとくどい感じがしたなのに、ワサビの効果でそのくどさ香ばしさ変わるではありませんか

こりゃこりゃ、、、、です(意味不明)。

さらに、3杯目、薬味の上から熱いダシをかけて『茶漬け風』で食べると、、、、おぉワサビその正体を現した香ばしさが、ますます引き立つではありませんか

これが「ひつまぶし」ですかぁ…

正直、私は「名古屋めし」に対する見方を改めました。(食)い改めました
そして、1杯目で、お茶碗に盛った「鰻&ご飯&たれ」を、う~むと思いながら最後まで食べたことを後悔
さっさと「そのまま鰻のおいしさを」をあきらめて、2杯目に進めばよかった・・・

そんな悔恨満足の入り交じった満腹感に満たされてつつ、私は荷物を預けるべく、予約していたホテルに向かったのでありました。

つづき:2015/04/17 名古屋旅行記(その2)

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MISIA星空のライヴVIIIのシンボルマークを考察

2015-04-13 23:12:14 | MISIA/日記・エッセイ・コラム

もう10年近く前のこと。
欧州出張でロンドンの街を「視察(観光ともいう)」をしていると、セントポール寺院の近くで、古色蒼然とした、しかし立派な建物の前を通りかかりました。

玄関の上に刻まれた文字は、

COLLEGE OF ARMS

直訳すれば「武器大学」となりましょうか? でも、それではさっぱり意味が判りません
さっそく調べてみると、「College of Arms」は、「紋章院」というお役所で、Wikiediaの記述を引用すれば、

紋章院は、新たな紋章をデザインし、授与することに加え、紋章保持者(紋章を使用する資格のある者)からの出自を示そうとする人々からの多くの要請を処理する。

のだそうな。

この欧州出張に数年先立って、私は森護さんの「シェイクスピアの紋章学」という本を読んで、欧州の紋章に興味を持っていたはずなのですが、「College of Arms」「紋章院」とを結びつけることはできませんでした。

この話は、既に5年半前のこちらの記事で書いているんですが、なんで蒸し返しているのかといいますと、こちらについて語ってみたいと思ったからなんです。

先週末に開幕した「MISIA星空のライヴVIII -MOON JOUNEY-」のシンボルマークです。

これを欧州の伝統的な「紋章」としてみた場合どうなのか? というのが、この記事のテーマでございます。

まず、左のような様式の紋章は「大紋章(Achievement)」と呼ばれる「飾り付き」のもので、狭義の紋章は、大紋章の中央部に位置する盾型の部分で、「小紋章(Escutcheon)」と呼ばれます。

そうそう、日本の「家紋」が、その名のとおり、「家」を象徴するものであるのに対して、欧州の「紋章」「個人」を表すものだそうな。
そして、「小紋章(Escutcheon)」は、複数の意匠が組み合わされたものが多いのだとか。

例えば、畏れ多くも英国国王の大紋章から小紋章をクローズアップすると、

英国国王の小紋章

「盾」四分割され、左上と右下にはサッカーイングランド代表のユニフォームでも見ることができるイングランドの象徴「3頭のライオン」、右上にはスコットランドの象徴のライオンの立ち姿、そして左下にはアイルランドの象徴「ハープギネスビールを連想が描かれています。

つまり、英国の国旗(こちらの記事をご参照方)と同様に、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」を意味しているんですな。

そうした観点から「MISIA★VIII」のシンボルマークを見ると、「満月「月とウサギ(「THE TOUR OF MISIA 2004 MARS and ROSES」ルーサーを思い出す・・・)」「三日月」「VIII」で構成されています。
ちょっと意外性に欠けるかな・・・

   

Wikipediaから拝借した大紋章の構成図ところで、「大紋章(Achievement)」は、核心「小紋章(Escutcheon)」の他、、ヘルメット(Helmet、兜)クレスト(Crest、兜飾り)マント (Mantling)リース (Wreath)モットー(Motto)、そして、サポーター(Supporter、盾持ち)で構成されます。

「MISIA★VIII」のシンボルマークには、ヘルメット(Helmet、兜)があり、クレスト(Crest、兜飾り)(8つの星が描かれた旗を持つウサギ)があり、ねじりハチマキのようなリース (Wreath)があり、ヨモギの葉っぱのようなマント (Mantling)あり、と、ここまでは紋章のお約束に沿っているわけですが、、、、、あれ、サポーター(Supporter、盾持ち)無い

なぜ????
よりによってサポーターがいないなんて・・・

と、、、、もしかして、ライヴ会場に集まったサポーターがこのシンボルマークを完成させるという意味ですか?

もしそうならば、「小紋章(Escutcheon)」はちぃと安易ながら、練りに練った「大紋章(Achievement)」と言えるかもしれません。

最後にネタバレギリギリなんですけど、「MISIA★VIII」ではマント (Mantling)が視覚的活躍しておりました

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名古屋遠征ダイジェスト(初日・後半)

2015-04-12 07:15:03 | MISIA/旅行記

「名古屋遠征ダイジェスト(初日・前半)」のつづきです。

咲く愛知県芸術劇場から「MISIA星空のライブVIII MOON JOUNEY」が始まりました

いやぁ~良かった楽しかった
しっかりと "dancing in the moonlight" して、ジャンプして、しっかりとをかいて参りました

ネタバレなしなんで抑えて書きますが、「星空のライヴ」新しいスタイルが始まった気がしました。

新しいスタイルのキモは、やはり、新しくバンドメンバーに加わったギターの吉田サトシさんなんだろうなと思います。
始めて彼の演奏を聴いたおととしの「Misia Candle Night Fes.」の感想として(記事はこちら)、

そうそう、初めて聴いた吉田サトシさんのギター、面白かった
見た目は「チャラ男」 なんだけど、「見た目」以上に存在感が際立っていたのが、そのギター・テクニックでした。
メイングラウンドはJazzなのだろうけれど、なんと多彩な音を創り出すのだろうかと 目を見張りました
今後、注目していきたいです。

と書いたのですが、「うまい」のはプロですから当然としても、彼のギターには、多彩な音と共に予測不能の遊びと、(奥様がHanahちゃんだけに)があって、「おぉ~、そう来たかぁ~と、なんだか超一流サッカー選手のプレイを観る感じ・・・
彼はファンタジスタと呼んでいいんじゃないかな・・・

これから「MISIA星空のライブVIII MOON JOUNEY」に参戦される皆様、新しいMISIAバンド&コーラス隊乞うご期待 です

   

ところで、きのう、こんなツィートをしました。

 

その名鉄の車両の内部がこちら

ね、「異様に広告が少ない」でしょ。
なんだか寒々しい気分になってしまいました

   

さて、私は、今夜の「MISIA星空のライブVIII MOON JOUNEY」名古屋2日目には参戦せず、夕方ちょい前の新幹線帰宅する予定です。(ちなみに、きょうの「統一地方選挙」は、期日前投票を済ませています

それまでは、レンタカーでちょっとドライブ
どこに行くつもりなんでしょうねぇ・・・

旅行記本編:2015/04/16 「名古屋旅行記(その1)」

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名古屋遠征ダイジェスト(初日・前半)

2015-04-11 17:39:39 | MISIA/旅行記

名古屋に来ております。

初日前半の予定を滞りなく執行して、現在はホテルの部屋でまったりとコーヒーを飲みながらこの記事を書いております。

例によって、ここまでの旅程を書いておきましょう。

自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅上野・東京ライン東京駅東海道新幹線名古屋駅昼食地下鉄東山線栄駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩栄駅地下鉄名城線金山駅名古屋ボストン美術館金山駅名鉄・名古屋本線栄生(さこう)駅⇒徒歩トヨタ産業技術記念館臨時バス名古屋駅地下鉄東山線栄駅⇒徒歩ホテル

天気予報では、首都圏名古屋午前中は雨とのことで、荷物を持って傘をさして最寄り駅まで歩くのが鬱陶しいだろうなと思っていました。
横殴りの雨に降られた日には、大きな傘をもってしてもバッグがびしょ濡れになってしまうでしょうから・・・

ところが、予想に反して、今朝の首都圏は、いざとなったら傘を差さなくてもイイかも と思うような小雨で、折りたたみ傘を差して自宅を出発しました。
そして、ほとんど濡れることなく、最寄り駅に到着
そしてそして、新幹線浜松を過ぎたあたりからの切れ間から青空が見えるようになり、名古屋に到着すると良い天気

早めの昼食として、生まれて始めて食べた「ひつまぶし」味・値段とも満足できましたし、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」はやはり素晴らしい作品の数々だったし、久しぶりのトヨタ産業技術記念館楽しかったしで、これまでのところ満足度の高い旅行になっています。

おぉっと、気がつくとも「MISIA 星空のライヴVIII MOON JOUNEY」初日公演の開場時刻を過ぎているではありませんか

いくら会場が近くだとはいえ、そろそろ出撃の準備をしなくては

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「楽しみな美術展」をひとつ書きもらしていました

2015-04-10 22:59:01 | MISIA/美術館・博物館・アート

3月24日の記事「この春は楽しみな美術展が密集」で、この春、ぜひとも観に行きたい展覧会5挙げました。
再掲しますと、

「若冲と蕪村」 @ サントリー美術館
「ベスト・オブ・ザ・ベスト」 @ ブリヂストン美術館
「インドの仏 仏教美術の源流」 @ 東京国立博物館
「燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」 @ 根津美術館
「片岡球子展」 @ 東京国立近代美術館

5です。

それから3週間が経とうとする段階で、順調3つの展覧会を観ることができました。

なのですが、ひとつ書き漏らしていました

それは、

華麗なるジャポニスム展

私、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」は、去年の7月に世田谷美術館で観ています(記事はこちら)。

でも、記事「なんてステキなジャポニスム (前編)」で、

と、きょうはホンイントロダクションということでご容赦を

なんて書きながら、そのまんま放置・・・

実は、この時点で会期末まで2ヶ月あったことから、もう一度を観に行って、そして「中編」「後編」を書くつもりだったのです。
ところが、月日の経つのは早いもので、気がつくと世田美での開催は終わっていました

う~む残念・・・ とあきらめていたのですが、明日開幕する「MISIA 星空のライヴVIII MOON JOUNEY」名古屋公演に参戦するにあたって、名古屋ボストン美術館ではどんな展覧会をやっているんだろ?と調べてみると、なんとこれが、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」開催中ではありませんか

何というタイミング、何という幸運でしょ

ということで、明日、名古屋に着いたら、まず「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」を観てくることにします

とはいえ、今回の名古屋遠征の目的はなんといっても「MISIA 星空のライヴVIII MOON JOUNEY」初日

MISIA星空のライヴVIII

どんなライヴなんでしょうか?
楽しみだなぁ~

オープニングの曲は何だろ?

う~む・・・ 「桜ひとひら」とみた

この予想が当たったか外れたかをこのブログに書くのはずいぶん先のことなんだろな・・・
律儀にネタバレは書かないつもりですから

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ゴジラのこと

2015-04-09 23:07:49 | ニュース

先月の末、夜に飲み会が予定されていた私は電車で出勤したのですが、乗った埼京線の電車新宿駅に滑り込むちょいと手前、車窓から歌舞伎町方面に意外なものが見えた気がしました。

立ち並ぶビルの合間に見えたのは、巨大ゴジラの頭だったような・・・

まさか と思ったのですが、その数日後のニュースで、コマ劇場跡地に建てられた複合施設に、「実物大」ゴジラの頭部が造られたことを知りました。

そして、きょうのNHKニュースで、

東京・新宿の歌舞伎町にあった新宿コマ劇場の跡地に、大型の映画館やホテルなどが入る複合ビルが今月オープンするのを前に、実物大と同じ高さのビルの8階に設置された「ゴジラ」がお披露目され、目が光って口から煙を吐く様子が公開されました。
新宿の歌舞伎町で、6年ほど前に閉館した新宿コマ劇場の跡地には、12のスクリーンを備えたシネマコンプレックスやホテル、それに飲食店などが入る30階建ての複合ビルが、今月17日にオープンします。
ビルには、人気映画シリーズ「ゴジラ」の頭の部分が、初期の映画で設定されていた実物大と同じ、地上からおよそ50メートルの高さになるよう、8階のテラスに設置されています。

だそうです。

これはじっくりと見物に行かねば ですなぁ。

実は私、「ゴジラ好きだったりします

このブログにもゴジラが何度も登場しています。
近いところでは先月末のこちらとか、

昨年末のこちらとか、

はたまた約4年前のこちらとか、

いろいろ見てきた(?) ゴジラの中でも極めつきは、日比谷シャンテ前のゴジラ像でトドメを刺します

ところが、手持ちの写真がない・・・

あの「ゴジラ像」のプロポーションは最高なんだけど・・・

そのうちに写真を撮ってきます

   

歌舞伎町のゴジラと関連があるのかないのか判りませんが、WOWOW「史上初 ゴジラ 全30作品一挙放送」だそうです

そして、それに先立ち、4/26(日)『ゴジラの日』 5月の一挙放送に先がけ、5作品を放送ですって

かなり惹き付けられるところがあるわけですが、、、、、

ナビゲーターに別所哲也ですと・・・・・・・・

こちらの記事で、

月~木は、B所T也氏の声・口調・Englishの発音すべてが不快 なので別の局を聴いています

と書いたくらいの私ですから、、、、、激しく萎えた

どうしてナビゲーターなんだ

う~む・・・ です。

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きょうは「花まつり」なので

2015-04-08 21:27:04 | MISIA/美術館・博物館・アート

きのう書くつもりだった「インドの仏」@東京国立博物館のことを書きたいと思いますが、その前に、

今夜は「MISIA 星空のラジオ」の放送があるんで、延期します

と書いた、「MISIA 星空のラジオ」大事件がありました
私のツィートMISIA読んでくれたのですよ

アップしたあとで、文章を推敲したくなったし、所在地がなぜか「埼玉県白岡町」妙なことになっているのではありますが、もう、、感激

お祝い「返信」をお寄せくださった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。m(_ _)m

   

さて、きょう、4月8日は、この記事のタイトルにもあるとおり、「花まつり(灌仏会)」、つまりお釈迦さまの誕生日です。
まさに「インドの仏」@東京国立博物館(トーハク)について書くにはうってつけではございませんか

ということで、ガンダーラ仏大好きの私としては期待大で繰り出した「インドの仏」

結論から書きますと、コルカタ・インド博物館所蔵の仏像仏典などを展示したこの展覧会を観て感じたのは、トーハクが所蔵している「インドの仏」レベルの高さ でした。

「インドの仏」展の出展作品のレベルが低いとは思わないのですが、トーハクで何度も拝見しているガンダーラ仏(こちらの記事をご参照方)よりもステキな仏さまはいらっしゃらなかったような・・・

例えば、こちらの「菩薩頭部」(ペシャワール周辺出土、クシャーン朝)なんか、

かなり良い線を行っているとは思うのですが、けっこういびつ・・・

トーハク所蔵のこちらの方が好きだなぁ・・・

「仏頭」アフガニスタン、ハッダ 3~5C

まったく、ほれぼれします

日本の仏像とはかなり見かけの異なる仏さまたちでも、弥勒菩薩とか、観音菩薩とか、文殊菩薩とか、おなじみのお名前を説明板に見ると、「おぉ~、同志と思ってしまうのですから不思議です。

かつては仏教エリアだった「西域」から「リアル仏教」が駆逐されて、「イスラム過激派」猛威に曝される昨今、仏像の皆様のご健勝を祈念申し上げております

  

この展覧会では、いくつかのお釈迦様ゆかりの地について詳しく説明されていました。
その中で、私が一番ビビビッ反応したのは、お釈迦様生誕の地ルンビニーです。

こちらで書きましたように、私が通っていた保育園「仏教系」でありまして、その名も「第二ルンビニ園」

園名がお釈迦様生誕の地から採られたことは、保育園児だった私も知っていましたし、「花まつり」誕生仏甘茶をかけた記憶もあります。
さらに、園の玄関に、狩野芳崖の「慈母観音」(もちろん複製)が架けられていたことも記憶に残っています
もう数十年前のことなのに、よく覚えているものですなぁ・・・

   

と、まぁ、はるばるコルカタから来られた仏さまたちにはちょいと申しわけない感想になってしまいましたが、もう一押し

「インドの仏」展一番のお楽しみは、久しぶりに表慶館1~2階を歩き回れることかもしれません

表慶館2に上ったのは何年振りなんだろ・・・
イイ空間ですよ、表慶館

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