『靖国/上映中止をめぐる大議論』、1月に読了。森達也・鈴木邦男・宮台真司・他著。創出版。2008年6月刊。
綿井健陽・野中章弘・是枝裕和・李纓・筑紫哲也・原壽雄・広川隆一・若松孝二・原一男・佐野史郎・上野千鶴子さんらが参画。篠田博之さんも当然。
李纓監督の『靖国』上映中止事件。「自粛の連鎖」(pp.8-9) の発端は「週刊新潮」記事。篠田さんは、「同誌の動きが気になったのは前例があるからだ」。
是枝監督は、文科省の補助のあった同映画に対して「・・・税金の使われ方に対して政治家がチェックするのは当然だと書かれていましたが、そのチェックの権利があるとすれば、それは間違いなく私たちであって、権力ではない・・・」。