神保哲生さんのvideonews.comの記事(http://www.videonews.com/interviews/001999/002706.php)。
「収束宣言」しておきながら、汚染水は漏れ続けて海や地下水を汚し、汚染水タンクは溜まり続けている。ネズミやタコで停電したかと思えば、針金でショートさせる。イタチ(ごっこ)まで出てくる始末。
『●オンカロと500%エネルギー自給率の島と自民党』
『●東京電力原発人災、汚染水問題は続く』
『●「原発事故は終わっていない」』
『●視察パフォーマンスと経団連詣で』
『●ネズミ騒動、それともタコの足か? 原発の想定不適当事故!?』
一体どこが収束した状態にあるのか。さらに、大飯原発再稼働に続き、トルコに原発を輸出するという。
「あれだけの事故を経験しながら、いまだに電力会社も原子力の専門家も事故を十分に反省できていないとして、日本は商業目的の原発は続けるべきではないとの見解を示した」。賛成。
『●東京電力原発人災が続くさ中に「会費」なるものを払うというその無神経さ』
『●原発再稼働・輸出・工事再開・・・やってる場合か!』
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【http://www.videonews.com/interviews/001999/002706.php】
インタビューズ (2013年03月16日)
福島第一原発の現状
核燃料を取り出すまでは予断は許されない
インタビュー:舘野淳中央大学元教授(核燃料化学)
福島第一原発が今どんな状態にあるのか、とりわけメルトダウン・メルトスルーによって原子炉から外部に漏れ出した核燃料の状態と今後の見通しについて、核燃料化学が専門の舘野淳中央大学元教授に聞いた。
舘野氏は1~3号機の核燃料が今どのような状態にあるかについて確実なことをいえる人は誰もいないことを指摘した上で、現状は圧力容器底部にたまっている核燃料をかろうじて冷やすことはできているようだが、この先10年以上も燃料を冷やし続けなければならないこと、地震等に対してまだまだ予断が許される状態ではないこと、核燃料の取り出しまでに何年を要するかわからないこと、その間増え続ける汚染水への対策が急務であることなど、厳しい見通しを示した。
また、今後の原子力発電の見通しについて舘野氏は、あれだけの事故を経験しながら、いまだに電力会社も原子力の専門家も事故を十分に反省できていないとして、日本は商業目的の原発は続けるべきではないとの見解を示した。
プロフィール
舘野 淳 たての じゅん
(中央大学元教授)
1936年奉天生まれ。59年東京大学工学部応用化学科卒業。日本原子力研究所研究員を経て97年より中央大学商学部教授。2007年退官。現在、核・エネルギー問題情報センター事務局長。専門は核燃料化学。著書に『シビアアクシデントの脅威ー科学的脱原発のすすめ』、『廃炉時代が始まった』、共著に『どうするプルトニウム』、『「原発ゼロ」プログラム』など。
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