asahi.comの記事『中曽根元首相、強気発言明らかに 対米武器技術供与巡り』(http://www.asahi.com/articles/ASHDQ6FJDHDQUTFK01F.html?iref=comtop_pickup_03)。
《1982年12月、武器輸出三原則の初の緩和となる対米武器技術供与について「自分が決断すればいいことなので、いける。国会が止まることも覚悟」》。
「青年将校」氏が今日の壊憲の種をまいていた訳です。小泉氏がせっせと水をやり、アベ様がその「果実」を収穫。武器輸出三原則は消えてなくなり、今や、戦争できる国に変貌。自公投票者や支持者、そして、その子や孫たちは「それでOK」ということらしい。
『●『創(2011年1月号)』読了』
『●原発輸出のその上をいく、武器輸出への道』
『●原発再稼働ごり押しの陰で、
消費税増税のドサクサに紛れて姑息な「憲法」改正』
『●原発推進国同士が手を携えて原発輸出、
さらに「死の商人」へ: どうやら「恥」という概念は無いらしい』
『●田中正造さんと自公議員を比較しても仕方のないことだけれども・・・』
『●『自然と人間』(2013年8月号、Vol.206)についてのつぶやき』
『●「戦争できる国」の未来: 「兵士は言った。
「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」」』
『●「(積極)平和主義」「不戦の誓い」が聞いて呆れる、
「死の商人主義」「外交破壊主義」』
『●ブレーキは無く、二つの「アクセル」な自公政権』
『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」「これから4年間で
この国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」』
『●まだ「積極的平和主義」を言うか!? ダメだこりゃ
・・・・・・「薔薇の花束」を理解できないアベ様!』
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
『●戦争法案・壊憲法案では核兵器も「弾薬」と解釈、
つまり、何でもできる「積極的平和主義」』
『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!』
『●原発再稼働と「軍産複合体国家・米国の商売」と
「原発は『プルトニウムをつくる装置』」と「閉じない環」』
『●「戦争屋」「死の商人」の胸に
「老人のワッペン」はお似合い……「血税と赤紙」の時代』
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【http://www.asahi.com/articles/ASHDQ6FJDHDQUTFK01F.html?iref=comtop_pickup_03】
中曽根元首相、強気発言明らかに 対米武器技術供与巡り
2015年12月24日10時07分
(中曽根康弘首相とレーガン米大統領=1983年1月、AP)
中曽根康弘首相がレーガン米大統領との初めての首脳会談を翌月に控えた1982年12月、武器輸出三原則の初の緩和となる対米武器技術供与について「自分が決断すればいいことなので、いける。国会が止まることも覚悟」と駐米大使に語っていたことが、24日付で公開された外交文書でわかった。内閣法制局には「違憲」との反対意見があったが、中曽根氏が押し切ったことも、後のインタビューで明らかにしている。
文書は82年12月18日、中曽根首相が大河原良雄駐米大使に述べた内容。「武器技術供与については、自分が決断すればいいことなので、いけると考える。国会が止まることも覚悟して対処。三原則との関係については、メリット・デメリットを法制局等で検討の上、判断」などと述べている。
さらに中曽根氏は引退後のインタビューで、「法制局が憲法違反だと言っていた」のを「首相の判断で押し切る、それが首相の立場だ」と明かしている。
中曽根氏は83年1月の訪米時の首脳会談で、米国に日本の武器の技術を供与することを表明した。対米武器技術供与は日本国内では、首脳会談直前に後藤田正晴官房長官の談話として発表。佐藤栄作、三木武夫両首相が表明した武器輸出三原則の初の緩和となり、国会で野党から「違憲」などと追及を受けた。武器輸出三原則は、小泉内閣の日米ミサイル防衛共同開発などで一層緩和され、安倍内閣が昨年撤廃した。………。
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