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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙を: 戦前を忘れて壊憲し、東電人災を忘れて核発電所再暴走

2016年03月27日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の佐藤直子記者のによるコラム【【私説・論説室から】 阿賀から那須への教訓】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016032302000142.html)。

 東京新聞の佐藤直子記者の視点が好きだ。

   『●どちらの国に生まれた子どもが幸せだろうか?
   『●「戦争も、原発も、本当の怖さを知る人の言葉をかみしめたい」:
                           あ~、アベ様らは聞く耳持たず
   『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
       「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び
   『●自公投票者が目指す社会?、「公園の人の命を支えるために
                 かけずり回る石崎さんを思うと、情けなくなる」
   『●壊憲法案・戦争法案に反対!: 多くの市民、幅広い世代が
                       その本質を理解し、大反対している
   『●東電核発電人災、「だれひとり刑事罰を問われなくていいのか」?
                            「市民の正義」無き国ニッポン
   『●吉沢正巳さん「被ばく牛は原発事故の生き証人。
       処分すれば証拠は消え、事故はなかったことにされる」


 《一九六五年に公式確認された新潟水俣病の発生地、阿賀野川。「阿賀に生きる」(佐藤真監督)はその流域に生きる人々を描いた記録映画だ。栃木県那須塩原市で植木卸業を営む伊藤芳保さん(53)は、四半世紀も前に公開された映画が古びていないと、原発事故の放射能で汚染された那須の今を重ねて思う…「国や企業のやり方は昔も今も同じ。その土地で暮らす人を見ていない」》。

   『●『ドキュメント・森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』読了
    「原一男佐藤真(「阿賀に生きる」、2007年自死)・安岡卓治
     綿井健陽さんら」

   『●『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』読了(1/2)
    「随所に佐藤真さんと土本典昭さんの名が。「その土本は、
     今はもういない。・・・肺がんのために逝去した。/そして
     ・・・ドキュメンタリー映画監督であり、僕とは数少ない同世代の
     作り手だった佐藤真が、様々な悩みや惑いを抱えながら、
     ・・・高層団地から地上へと飛び降りた」(p.316)」

   『●「差別を考える」: 『週刊金曜日』
      (2012年11月16日、920号)についてのつぶやき
    「「『金曜日』で逢いましょう 旗野秀人さん 自然と共生する
     日常生活から影絵のように浮かび上がる新潟水俣病の記録」、
     佐藤真監督『阿賀に生きる』が二〇年ぶりにニュープリントで再上映」

 「教訓を学ばないアベ様ら」を教訓に選挙に臨みましょう。戦前を忘れて壊憲し、わずか5年前の東電核発電人災を無きものにして核発電所を再暴走させ、さらに、『X年後』を学ばずに目を逸らし、犯罪的に子どもを傷つけ続ける…。自公お維大地を支持し、それら議員に投票するということは、子どもらに赤紙を渡し、傷つけ続ける子どもらを見殺しにすることに等しい。

   『●東電原発人災から『X年後』:「自分が壮大なできごとの 
          参加者だということがわかっているのだろうか」?
   『●黙殺される東電原発人災『X年後』: 
     「100万人に2~3人という日本の全国平均を大きく上回ったもの」
   『●「マンハッタン計画」の核開発拠点となった
      ハンフォードと東京電力核発電人災、それぞれの『X年後』…
   『●星北斗座長「甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくい」 
            …では、何が原因なのか?、を説明して下さい!
   『●2011年の『X年後』:星北斗座長「現時点で 
     放射線影響は考えにくい」…なんて気安く発言して大丈夫?
   『●『放射線を浴びた『X年後』』: ビキニの海に居た
      元船員「行動しないと永遠に知る機会を失ってしまう」
   『●「太平洋核被災支援センター」事務局長
       山下正寿さん「『ビキニ事件』は終わっていないんです」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016032302000142.html

【私説・論説室から】
阿賀から那須への教訓
2016年3月23日

 一九六五年に公式確認された新潟水俣病の発生地、阿賀野川。「阿賀に生きる」(佐藤真監督)はその流域に生きる人々を描いた記録映画だ。栃木県那須塩原市で植木卸業を営む伊藤芳保さん(53)は、四半世紀も前に公開された映画が古びていないと、原発事故の放射能で汚染された那須の今を重ねて思う

 農家、舟大工、餅つき職人。映画は阿賀野川の恵みとともに生きる三組の老夫婦の日常を活写しながら、メチル水銀を含んだ昭和電工の工場排水によって水俣病に罹患(りかん)した被害家族でもあることを伝える。祖父の代から那須の地で苗木を育ててきた伊藤さんはその姿に自身を重ね、失われたものの重さを知る

 原発事故の半年後、娘の部屋の放射線量を測ると毎時〇・五マイクロシーベルトと高い値を示し、慌てて娘を避難させた周りの親も子どもたちの健康を心配しているだが、国は被災者を原発からの距離などで選別し、甲状腺がんの検診も那須の子どもは対象になっていない

 新潟水俣病が半世紀たってもなお全面解決せず、認定をめぐる裁判が続いているのは、被害拡大を嫌がった国が当初、認定基準を高く設定したことが大きい。「国や企業のやり方は昔も今も同じ。その土地で暮らす人を見ていない」。被害者が孤立させられてはならないと伊藤さんは思う。原発事故から五年の十一日、地元で「阿賀に生きる」を上映した。思いを同じくする五十人が集まった。(佐藤直子
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