asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040714.html)。
都知事や副知事が〝水商売〟に〝個人的〟に勤しんでいないことを祈ります。
企業や行政がこれほど盛り上がる水ビジネス。でも、世間がほとんど興味を示さないのが哀しい、その本質に気づこうとしないのが虚しい。TPPといい、小泉政権が振りまいた害悪・新自由主義。コモンズであるべき水まで商売のタネにし、カネ儲けしようという訳。マネーでやり取りしようということ。水、そして、水へのアクセスは基本的人権。
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【http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040714.html】
2011年10月5日9時49分
東京都、ベトナムで水ビジネス 浄水場建設や管理担う
東京都の猪瀬直樹副知事は4日、ベトナムのハノイで、現地の水道公社と浄水場を建設するプロジェクトを進めていることを明らかにした。来年度、着工して約5年後に日量15万トンの給水をめざす。出資比率などは協議中。都によると、自治体の水道事業の技術を海外に売り込む「水ビジネス」で、本格的な浄水場建設は初めてという。
都出資の第三セクター「東京水道サービス」と、日本の民間水処理会社、ハノイ市水道公社が合弁会社を設立する。ハノイ市郊外のドン川の表流水を水源とする浄水場を建設し、維持管理も担うという。
ハノイ市は、経済成長に伴う工場進出や人口増にインフラ整備が追いつかない状況。都の水ビジネスを進めてきた猪瀬副知事は「将来は30万トン供給する予定で、本格的な海外進出になる」と話した。都はノウハウを生かして国際貢献するとともに、収入を都の水道事業に還元したい考えだ。
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