これ、春の山菜の代表選手「たらの芽」です
先日「千と千尋の・・・」とブログに書いたトンネルの先を中ほどまで歩いていき、ひょうたん池の方へは行かず、上り斜面をあがっていくと、広々と視界が開けます。お日様がよく当たって、眺めは最高!遠くは富士山が見える(そこで会ったおばちゃんに教えてもらいました)らしいです。
そこになんと30本くらいの地面から枝が生えたたらの芽が!びっくりしました。自生のたらの芽です!
これは、これは、なんとわかり易い、競争率の高いところに
そのおばちゃんは、ここから見える、ここの一番近い山際の家の人なのですが、このたらの芽を一度も採ったことがないそうです。「もうちょっと大きくなってから」なんて思っている間に採られてしまうそうです。
その代わり、そこにはまた、ヨモギが一面生えているので、草もちにして食べるのを楽しみにいつも来ているのですって。
ただ、たらの芽たちですが、乱暴に、根元をばきっと、へし折られているものもあり枯れているのもあります。ちょっと痛々しいです
春の恵みは嬉しいものです。みんなでずっと長く楽しめるように温かく大事に見守りながら収穫していくことを願います。
私は春の山菜が大好きです。せり、ふきのとう、ぜんまい、わらび・・・。季節になると、よく家族で山菜とりにいきました。ほろ苦いけど体に春の草木が芽吹くようなパワーを感じられるようでした
学校帰り、ランドセルを土だらけにしてヨモギをつんで帰ったこともありました。
母は笑って、「あらぁ。よくとってきたね。草もちにして食べようね」といいました。
今度は、私が作って持って行きたい、なんてそんな気分になりました。