文学の会の方から、「一月遅れちゃって意味なくなってしまったけど、お好きだと思ってとっておいたんです。良かったら・・・。」と大きなカレンダーをいただきました。
開いてみると、それはそれは、宮沢賢治の筆跡をもとに編集構成されたカレンダーでした
嬉しいです。賢治の空気が漂うようです。
表紙は、早速、襖に貼ってしまいました
『銀河鉄道の夜』のジョパンニのことばですね。
住宅メーカーの会社のカレンダーなのだそうです。
毎月、『雨ニモマケズ手帳』、『永訣の朝』、『春と修羅』などの原稿、その他、メモ書きされた英字やスケッチなど、賢治の筆が鮮明に飛び込んでくるものが載っています
「人が想いを持って書いた字」というものは不思議な力があります。
人が手で書き表す字はその人を感じるのに充分な力があると思うのです。
賢治は、私にとっては、青く透き通った光です。
その光は、いつも私の心を照らしてくれます。
短い時の中で、土にまみれ、子どもたちに童話を読み、音楽を愛し、宇宙に想いを馳せ、世界全体の幸福を願っていた賢治の姿がふっと浮かびあがります。
その他、ふくろうやねこや魚のスケッチはとてもかわいいのです。
みんなが前を向いて微笑んでいるようなのです。
賢治が森や林の中でこれらの動物たちと楽しくおしゃべりしているようでもあります。
見ているとほっとして和みます
思いもかけず嬉しい贈り物をいただきました。
ありがとうございます。
カレンダーを手渡された時、
「宮沢賢治の作品、たくさん語ってくださいね。」と手をポンポンとされました。
一日の終りには、嬉しいことがあっても、また悲しいことがあっても、すっと澄んだ気持ちになり明日に生きたいです。
そうすれば、賢治を語れます。
賢治の残してくれたものを、一息一息、大事に語っていきます。
明日は、晴れそうです
寒い2月にはあまり聴かないけれど、賢治のことをよく思ったからかな、
久しぶりにベートーベンが聴きたくなりました。
今の季節には合わないけれど、「田園」にします
ベートーベンの交響曲の中で賢治が一番好きだといっていた曲です。
とても聴きたくなりました。
私もずっと前にブログに書きましたが大好きな曲です。
明日の朝は、「田園」を大音量で聴くのと、モーグルの上村選手の応援をするのが、まずは楽しみです
皆さまも、よい日曜日をお過ごしくださいね