2日続けて福岡出張。
一度会社に出て9時過ぎのリレーツバメに乗り込む。
打合せは11時からなので博多駅に着き10分ばかり歩いて取引先へ行った。
ところがである、いつのもの所に行くと、食品会社の事務所になっていた。
あわてて会社に電話を入れると
「場所変ったよ。地下鉄に乗って東比恵駅に行って3番出口を出るとわかるよ。」
と言う、あわてて10分ばかり歩いて地下鉄の駅に行った。
ひと駅でその東比恵駅に到着。
午前中から午後4時まで打合せ。
昼間飯を食いに外に出ると1月20日の大寒というのに生温かい春を思わせる風。
私の嫌いな春の匂いがプンプンで、気持ちも落ち込む。
仕事が終わって娘と飯でも食おうかと思ったが、そのままリレーツバメに乗り込んだ。
2日間の連ちゃんでこの熊本博多間の1時間20分が私にとって一番の問題なのだ。
しかし4×1時間20分を救ってくれたのが、吉村昭だった。
「大本営が震えた日」、第二次世界対戦の引き金となったハワイ・パールハーバーへの奇襲攻撃までの各方面の詳細な内容が淡々とつづられている。
結構分厚い本なのだが、jsバッハのような淡々としたリズムで夢中になってしまったのだった。