打越通信

日記ふういろいろ

海峡の街

2011-12-27 07:25:23 | 日記ふう
ここ小倉から門司港にかけては海岸線が面白い。
冷たい北風が吹く中てくてくと海岸線を歩く。
釣りをする人たちが結構いる。
ここは小倉タコの漁場にもなっているようで「密漁禁止」などの看板も建っている。
ベンチに腰掛けて海を見ていると目の前は下関、本州なのだ。
そしてここは関門海峡、何隻もの船が行きかう場所だ。



貨物船、コンテナ船、巨大なタンカーなど大きさもさまざまな船が行きかう場所。
船の場合は右側通行のようでここから見ていると手前を通る船は右方向に動いている。
外国船かどうかはわからないが見ていて飽きないのだ。
沖合いには何隻もの船がここを通過するため行列を作っている。



巨大な車を運ぶ船だったり、海上自衛隊の潜水艦もここを通るわけだ。
ここを通過するにはいろいろなルールというか法律があるのだろう。
何しろ狭い海峡なので船と船の距離、速度など細かく決められているのだろう。
この前は小倉港を出た船が速度があがり切れないのだろうタグボートに船尾を押されていた。
そして今日は2台のタグに両脇を曳航された船があった。
狭い海域なのでパイロット(水先案内人)の乗船を義務付けているという。
タグボートやパイロットを貸し出す会社まであるのだからすごい。



そして夜景が綺麗なのだ。
門司や門司港の夜景はなんと表現していいかわからない。



そんな中を音も無く光を灯した巨大な船が静かに進んでいく。
あいにくコンデジでは雰囲気すら伝えられないが、小倉方面を見るとコンビナートも光の競演をしている。