打越通信

日記ふういろいろ

ふたたび

2013-06-05 21:40:10 | 日記ふう
小倉にはたまに行ってはいるが、泊まりがけの出張は久しぶりだった。
年半程前は3.4ヶ月ホテルに泊まり込んでいた時期があった
寒い時期だった。
朝早くから夜の10時や11時近くまで缶詰状態での仕事だった。
この年になってこれは無いよな、といった仕事だった。
親父は肺炎をおこし危ない状態だった。
だから一緒に仕事をしている仲間にはその事を知らせていた。
でも仕事の納期は待ってくれない。
結構、辛い仕事だった。



そんな事を思い出しながら、その当時と変わらない小倉の街を歩く。
たった1年半前のことなのだが、何とも懐かしい。
あの頃よく行っていた飲み屋にも行った。



今思えば良くこんな所で飲んでいたのかとおもうとぞっとする。
駅、昔は「小倉食堂」といっていくつかの店があってそこで自分の好きな料理を取ってきて共同のテーブルで食べるといったスタイルの食堂がなくなっていた。
リンガーハット(長崎ちゃんぽん)や想夫恋といったものすごく高い焼きそば屋ができていた。
なんか変わったな、と思いながらも「小倉名物、焼きうどんとビールセット」などの看板に釣られて店に入った。
確かに小倉名物の焼きうどんは美味かった、しかしよく考えれば昼もうどんだったのだ。
俺って馬鹿だなと思いながら、店のテレビではワールドカップ最終予選があっていた。
店には隣がカップルで、その反対席にはいかにもむさくるしい男二人組、次から次に注文していた。



まだ試合は始まる前の雰囲気を映し出していた。
熱々の焼きうどんを食い終えて、ホテルに向かった。
あまり得意では無いホテル、そう夜中にうなされて起きてしまうと恐怖の時間が流れる。
ネットで予約し料金は4、200円
「パソコンのレンタルありますか」
と尋ねると500円というので借りた。
昔は連泊だったので自分のパソコンを持ってきていたが、今日だけの宿泊なのでレンタルだ。
テレビではすでにサッカーが始まっていた。
パソコンでネットをみて、ブログでも書こうと思ったが、今は何も書けない。
まあいろいろあって、精神状態がよろしくないのだ。
こんな時は書かない方が良いのかと思って、サッカーを見ていた。
最後、本田圭佑がやってくれた。
その日は熟睡。
朝はいつもの5時半に目が覚めた。
朝食のバイキングまで1時間あったので再び眠った。
一年半前の思い出、それをふたたび体験したのだ。