打越通信

日記ふういろいろ

勝烈亭

2013-06-11 20:23:15 | 食事
梅雨場の暑い日は食欲も減退し
「何か美味いものでも食べに行こう」
となってしまう。
寿司も選択肢の一つだが、この時期は生ものは避けたい。
妻の言いなりになるとイタリアンになってしまう。
ジェリーパスタとの声が聞こえるが、とりあえず街中に行ってみよう。
郷土のデパートの駐車場への道は銀座通りを溢れて国道まで渋滞が続いていた。
「お中元なのかな?」
と妻に聞くと
「創業祭があってるみたい」
との返事。
そんな風景をよそ目に、いつものコインパークにクルマを入れてアーケードを歩いてみる。
「デパートは混んでるからだめだし・・・」
本来ならうなぎといきたいところだが、シラスウナギの減少でうなぎは高騰しているだろうし、新市街を歩いていると「勝烈亭」の看板が見えた。
あまり裕福でないふたりはうなずいた。
お店の前に行きメニューを見ると1400円から1800円くらいであったので思い切って入った。
12時もとうに過ぎていてお店の中は満席に近かった。



1階奥の掘りコタツ式の席に案内された。
メニューを見ると日曜日だったがお昼のメニューが用意されていた。
厚切りヒレカツがあったのでそれの小と中を頼んだ。
平日のランチメニューからするとずい分と高いけどまあしょうがない。
隣の席にはどこかの社長さんらしきグループ。
その反対側の席では若い男性4人組。
料理が運ばれてくると中腰になってデジカメで料理を撮っていた。
どうも日本人ではないようだ。
海外からの観光客だろう、ガイドブックか何かを見てきたのだろう。
この店も国際的になったものだと思いつつ、テーブルにあった高菜漬けをいただく。



皿とすり鉢を店員さんが持ってきたのでゴマをすり鉢に入れて擂る。
タレは2種類、洋風タレと和風タレ、どうせ二人なので2種類作って味をみた。
私には違いが分からなかったが妻には分かったようで彼女は和風のタレを選んだ。



料理が出てきた。
分厚いヒレカツだ。
先ずはタレでキャベツを頂く。
今度はドレッシングで頂く。
とんかつに入る前にキャベツが無くなったのでおかわりをお願いした。
メイン料理のとんかつ以外はおかわり自由なのだ



分厚いヒレカツだが、やわらかくてタレともあってとても美味しい。
キャベツ2盛ととんかつでお腹は一杯になった。
食い終わってよく考えてみると去年もこの時期、勝烈亭じゃななかったっけ。
まあ良い、我が家のこの時期の行事にしよう。