打越通信

日記ふういろいろ

寒い一日

2015-01-13 19:30:28 | 日記ふう
朝6時半の院内のすべてに電灯が灯され起床の時間となる。
朝のすがすがしい空気を吸いに外に出る。
とても防寒服無しでは寒くてたまらないだろう。
たぶん氷点下の朝だろう、院内の芝生は真っ白な霜が降りていた。
西の空を見上げれば満月を過ぎた月と明けの明星が見える。



反対側をみるときれいな朝焼けだった。
今日は連休明けの火曜日、インフルエンザの影響で今日はどうなるのかさっぱり分らず、午後から妻と待ち合わせていろいろな打ち合わせをする予定だった。
一旦は中止になったので、外出届けを出して部屋に戻ると館内アナウンスで予定とおりとの事。
届けを出した時点で「昼止め」は出したが受入てもらって無くかえってよかったのだ。
昼飯を食って1時間ばかり近くの公園まで散歩に行く。



物産館、温泉は休館日だった、公園に向うとそこにも休園日の看板が掛かっていた。
広大な公園の周りを歩くが公園へのすべての入口には<休園日>の看板が掛かっていて入れなかった。
当然、だだっ広い公園の中には誰もいない。
せっかくの公園なのに、職員が休みなので公園まで締めてしまうのはどうかな?と思いながら歩く。



公園の東側には豊肥本線が通っていて、そのすぐ横には杉並木が延々と続く。
加藤清正の時代に大津街道(豊後街道)に約10kmに渡り植えられた杉の木だ。
台風の影響でかなりの木が倒れたが、2世、3世の木が植えられて今での当時の姿を残している。
公園の北側に向うと阿蘇の山々が見え、中岳からの噴煙が空高くに舞い上がり、北東の方に流れていた。



さてさて今日から院内生活に戻らなければならない。
一日中外出をして、自由に遊んでいた昨日とはおさらばして、療養生活に戻るのだ。