長い一週間だった。
やっと連休に入り熊本へ向けてアパートを出た。
熊本地震から2週間
連休初日とあり福岡市内は渋滞があちこちで発生していて、都市高速、九州道も混雑している。
どうしようもない、筑紫野を抜けると久留米、八女、山鹿と割と空いていたが結局熊本にたどり着いたのは遅かった。
九州道も全線開通していて熊本市内は前回のような大渋滞では無かった。
坂道から熊本市内の夜景では大きな震災があった町には見えなかった。
我が家につき息子夫婦と水入らずで夕食をともにした。
その日やっとガスが復旧し我が家で風呂を浴びた。
水道は出るようになっていたがまだ飲める状態では無いという。
飲み水や料理に使う水は沖縄から送ってもらったミネラルウォーターを使っていた。
長い時間の運転で疲れたので風呂をいただいてすぐに眠りについた。
しかし夜中に何度も余震があり寝付くことは出来なかった。
朝5時前には目が覚め、久しぶりに坪井川遊水公園に散歩に出た。
1ヶ月前まで毎日のように散歩していた堤防だが、地割れが縦に長く続いていた。
遠目には熊本城も朝日を浴びてそびえていたがどこか変な感じだ。
ところどころ家の屋根にはブルーシートが見え、それ以外はいたって変わりは無かった。
近くの中学校(竜南中)の正門を通りかかると、炊き出しが行われているようで、すでに人影が見かけられた。
ちょっとした道沿いのゴミ捨て場には災害ゴミが道にはみ出すように積まれていた。
これも災害ゴミなのかというブラウン管のテレビまで捨ててある。
ゴミ収集もなかなか手がまわらないようで、こういう風景もあちらこちらに見られた。
午前中の早い時間帯にお見舞いをかねて、長男の嫁の実家に伺った。
途中、倒壊し一階が完全につぶれたマンションを目にする。
それも1棟だけでは無かった。
3棟のマンションの一階部分が完全に潰されていて、余震での倒壊危険のため周りは立ち入り禁止のテープで囲まれていた。
市内の交通量も普段に戻ったようで渋滞はほとんど無い。
マンションの渡り廊下や非常用の階段などが壊れていたが住居そのものには被害は無かったようで安心した。
ご両親の親を避難のため引き取り、今は一緒に生活されていた。
とりあえずご無事を確認し次は妹の家に向かった。
ここは三世代家族、ご両親も高齢のためいざ逃げる時に足手まといにならないようにと車中泊を続けられていると言う。
この家族もけが人も出ず全員の無事を確認したが、ご両親の精神状態を妹は気にしていた。
最後にもう一人の妹が眠るお墓に行ってみた。
墓地に着くと唖然となった。
ほとんどの墓石が倒れていて、倒れなかった墓石も向きが後ろ向きだったり、横を向いていたりしていた。
妹の家の墓石も倒れて地面に落ちていた。
抱えようとしたがとても重くて人の力ではどうしようも無かった。
墓の周りを掃除し、手を合わせるのが誠意いっぱいだった。
実家の方も被害が出ていて、家の周りの外壁はすべて倒れていた。
片付けは終わっていたがお母さんの姿も無かったので近くの避難所に避難されているのだろう。
被害はかなり広範囲に至っていて、被害の大きいところ、少なくて済んだところが入り交じっている。
被害の少なかったところでも家に亀裂が出来ていたり、瓦が落ちていたりとしている。
余震もまだまだ油断が出来ない。
報道では被害の大きかったところが中心に報道されているが、市内のあちこちで被害だ出ている事を確認した。
やっと連休に入り熊本へ向けてアパートを出た。
熊本地震から2週間
連休初日とあり福岡市内は渋滞があちこちで発生していて、都市高速、九州道も混雑している。
どうしようもない、筑紫野を抜けると久留米、八女、山鹿と割と空いていたが結局熊本にたどり着いたのは遅かった。
九州道も全線開通していて熊本市内は前回のような大渋滞では無かった。
坂道から熊本市内の夜景では大きな震災があった町には見えなかった。
我が家につき息子夫婦と水入らずで夕食をともにした。
その日やっとガスが復旧し我が家で風呂を浴びた。
水道は出るようになっていたがまだ飲める状態では無いという。
飲み水や料理に使う水は沖縄から送ってもらったミネラルウォーターを使っていた。
長い時間の運転で疲れたので風呂をいただいてすぐに眠りについた。
しかし夜中に何度も余震があり寝付くことは出来なかった。
朝5時前には目が覚め、久しぶりに坪井川遊水公園に散歩に出た。
1ヶ月前まで毎日のように散歩していた堤防だが、地割れが縦に長く続いていた。
遠目には熊本城も朝日を浴びてそびえていたがどこか変な感じだ。
ところどころ家の屋根にはブルーシートが見え、それ以外はいたって変わりは無かった。
近くの中学校(竜南中)の正門を通りかかると、炊き出しが行われているようで、すでに人影が見かけられた。
ちょっとした道沿いのゴミ捨て場には災害ゴミが道にはみ出すように積まれていた。
これも災害ゴミなのかというブラウン管のテレビまで捨ててある。
ゴミ収集もなかなか手がまわらないようで、こういう風景もあちらこちらに見られた。
午前中の早い時間帯にお見舞いをかねて、長男の嫁の実家に伺った。
途中、倒壊し一階が完全につぶれたマンションを目にする。
それも1棟だけでは無かった。
3棟のマンションの一階部分が完全に潰されていて、余震での倒壊危険のため周りは立ち入り禁止のテープで囲まれていた。
市内の交通量も普段に戻ったようで渋滞はほとんど無い。
マンションの渡り廊下や非常用の階段などが壊れていたが住居そのものには被害は無かったようで安心した。
ご両親の親を避難のため引き取り、今は一緒に生活されていた。
とりあえずご無事を確認し次は妹の家に向かった。
ここは三世代家族、ご両親も高齢のためいざ逃げる時に足手まといにならないようにと車中泊を続けられていると言う。
この家族もけが人も出ず全員の無事を確認したが、ご両親の精神状態を妹は気にしていた。
最後にもう一人の妹が眠るお墓に行ってみた。
墓地に着くと唖然となった。
ほとんどの墓石が倒れていて、倒れなかった墓石も向きが後ろ向きだったり、横を向いていたりしていた。
妹の家の墓石も倒れて地面に落ちていた。
抱えようとしたがとても重くて人の力ではどうしようも無かった。
墓の周りを掃除し、手を合わせるのが誠意いっぱいだった。
実家の方も被害が出ていて、家の周りの外壁はすべて倒れていた。
片付けは終わっていたがお母さんの姿も無かったので近くの避難所に避難されているのだろう。
被害はかなり広範囲に至っていて、被害の大きいところ、少なくて済んだところが入り交じっている。
被害の少なかったところでも家に亀裂が出来ていたり、瓦が落ちていたりとしている。
余震もまだまだ油断が出来ない。
報道では被害の大きかったところが中心に報道されているが、市内のあちこちで被害だ出ている事を確認した。