打越通信

日記ふういろいろ

震災から1ヶ月

2016-05-14 21:10:50 | 日記ふう
「ログを少しでも落としておかないと」と思ってはいるのだが、熊本地震からどうも時間の感覚が変になったようだ。
地震での直接の体験(体感)は受けてはいないが、あの混乱の中やっと繋がったケータイでのやりとりが心に刻み込まれている。
あれから一ヶ月が過ぎようとしている。
余震は相変わらず続いているようで、まだまだ油断は出来ない緊張した状況は変わらない。
そんななか息子夫婦から連絡が入り福岡に来るという。
夫婦そろって休みというのもあまり無く、今回は一日だけだが休日が取れたそうだ。
金曜の仕事が終わってからの移動ということもあり、我が家に到着したのは午前零時(正確には午前一時前)だった。
嫁は私たちの引っ越しの手伝いに来てくれ状況はわかっていたが、息子は初めての訪問だった。
しばらく話をして、狭いアパートに雑魚寝の格好で床に着いた。
息子達も3年近く、この美野島のすぐ隣の住吉に住んでいた事もあり福岡は彼らの方が詳しい。
朝目が覚めてどこに行こうかとなった。
前回の連休で娘が連れて行ってくれた糸島が気にいったのでそこに行こうと誘った。
海の見えるカフェレストランの朝食が人気になっているというので、前回行って気に入ったからだ。
いろいろと準備に時間がかかり美野島を出たのがちょっと遅かった。
都市高速に乗るにはこの美野島は不便なところである。
一般道を糸島に向けてクルマを走らせたが、ブレックファーストの時間には間に合わなかった。


今回食えなかった・・・

それでも福岡市内から一時間近くで、玄界灘を見渡せるすばらしい場所がある事を知らなかったようで感動していたようだ。
結局、帰り道に「天ぷらのひらお」という店で遅い朝食ともつかない昼食だった。
それから息子が行きたいという希望を聞いて、ボートレース場に行った。



初めての場所だったが天神からも近く、立体駐車場にクルマを入れ場内に入った。



初めて観るボートレースにそのボートの速さに感激だった。
私たち夫婦と若夫婦、4人で小銭で舟券を買いしばらくワイワイと騒いだ。
そのうち娘も合流し、レースで娘が14倍の舟券を当てたのだ。
それでボートレース場を後にして、「おおいし」にもつ鍋をみんなで食べに行った。



懐かしい味だったようで息子も嫁も満足そうな感想を言っていた。
夕方7時頃、息子夫婦は熊本に帰って行った。
地震での疲れや不安も少はいやされたのだろうか、再び続く余震の生活に帰っていったのだ。