打越通信

日記ふういろいろ

ある程度

2017-01-11 19:38:43 | ゴルフ
クラブを握るのは2年ぶりくらいだろうか。
息子を誘って打ちっぱなしに出かけた。
ひどかった腱鞘炎もだいぶ回復して、はたしてクラブを振れるのかとちょっと不安もあった。
キャディバックは駐車場の奥の棚に埃をかぶっていた。
久しぶりに担いでみると結構重い。
ガタガタとクラブが絡み合う音が何とも懐かしい気分だった。
練習場もそれはそれは久しぶりでどのようなシステムになっているのだろう。
どうせまともな振りが出来ないのなら高いお金はもったいないと思い、200球一打席を選択した。
キャディバックを開けてみるとウェッジは赤錆がびっしりとついていた。
息子はクラブを握ることすら初めての事で、グリップの握り方とボールを置く位置を教えた。
あとはしばらく打つのを見ていた。
なんとか当たるがまっすぐに飛ばない。
「おとう、打ってみて」
というので久しぶりにアイアンを手にした。
なんとかグリップも握れるし素振りをしても手の痛みはなかった。
ボールを前に一球打ってみた。
割と真っ直ぐに飛んで行った。
思ったよりいい感じだったが、体が全然回らない。
良いところを見せたのですぐ代わった。
しばらくアイアンを打つのを見ていろいろとアドバイスをする。
最初からボールには当たっているので、今度は構えを教えた。



構えた所に構えた形でおろす、と言ったとたん真っ直ぐに飛びだした。
残りのボールがだんだんと無くなり終了した。
ゴルフを始めたのはちょうど息子の年くらいだったと思う。
それはそれは熱心に練習場に通ったものだった。
うまくはなれなかったが、ある程度一緒に回る人に迷惑をかけない程度にはできるようになった。
それで仕事や友人たち、そしてこの頃は団地のおやじたちとワイワイと騒いでやったものだ。
しかし今のふにゃふにゃな体をなんとかしなければ無理だと思う。
結局、私が打ったボールは10球足らず、あとは息子が頭をひねりながら打っていた。